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Battle Spirits Sagaの世界観って?【公式サイト和訳】

 こんにちは、くノ一ジョロウです。あったかくなってきましたね。

 来月から、海外向けの新たなバトスピ「Battle Spirits Saga」(長いので以下Sagaとします)がいよいよ展開されます。

↓↓こちらがトレーラー↓↓

 CGが美麗でめちゃめちゃかっこいい!ペンタンの羽毛感が見られるのはここだけだ!!

 ……という話ではなく、なぜか雷皇龍ジークヴルムと冥府三巨頭クイン・メドゥークが、赤い石が降りしきった後で戦っています。なんで???

 どうやら登場スピリットや人物は日本版のものと同じようなのですが、ストーリーは異なるようです。

 とりあえず動画内の英文を和訳してみます。

トレーラー和訳

 その世界は、6つの大陸から成る。
 炎の国、暗黒の国、森の国、氷霜の国、光輝の国、そして水の国だ。
 一時は6国全てが争いにより荒廃した。
 だが今は、均衡が保たれている。平和そのものだ。

 6国全てにコアが存在する。
 全てはコアにより生まれ、コアにより育まれ、コアにより姿を変えるのだ。
 コアはスピリットたちに生命をも与えている。

 コアは我々の運命を決める…

 一部意訳ですが、こんな感じです。冒頭らへんの語りにてペンタンドラグノ祈祷師が結んでるのは平和条約(peace treaty)です。

かわいい。
キレイな画像がないやつはRvで失礼。

 一時は争いましたが、平和になったようですね。しかしその後、赤い石が降ってきてドラグノ偵察兵たちが次々と倒れてゆきます。

か ま せ

 そして彼らのうちの一匹をかばったのが、我らが雷皇龍ジークヴルム

かっけえ。

 ジークヴルムに刺さった石は光り輝いて力を集め、ジークヴルムは超神星龍ジークヴルム・ノヴァへと変貌します。

さらにかっけえ。

 そしてどこからともなく現れた冥府三巨頭クイン・メドゥークとバトル。

なぜ彼女なのか。

 この2体、日本版では刷られた時期も背景世界での出番も全然違います彼らが邂逅するストーリーは、Sagaならではです。


 なぜジークヴルムはジークヴルム・ノヴァへと変貌したのか?なぜクイン・メドゥークは現れたのか?疑問は尽きません。

 今度はSaga公式サイトのWORLDタブを見ていきましょう。


公式サイトのWORLD和訳

 その世界は、6つの国から成る。

 炎の国:ドラゴン
 暗黒の国:不死者や悪魔
 光輝の国:マスコット
 氷霜の国:機械生物
 森の国:虫、鳥、獣
 水の国:巨人

 遠い昔、国々は絶え間ない紛争によって分裂状態であった。
 そして250年前、ケイと呼ばれる英雄が現れ、争いに終止符を打つと国々を彼の統治下の平和な帝国にまとめた。
 しかし、多くの歴史が証明しているように、平和は長くは続かない。
 2世紀半後、法と秩序は緩み、政府の腐敗が広がり、帝国の権威が衰え始めると共に、時代の終わりが迫っていた。

 なんと統治していたのはケイでした。

性別ミスリードは本当に面白かった。

 ケイは日本版の背景世界「覇王編」の主人公です。そちらでも六楯帝国という6つの国の統一帝国を作りました。

 文中で「彼」と言われていますが、日本版の背景世界でも男性であるようにミスリードされているのでそのためでしょう。

↓↓日本版での活躍はこちらにまとめられているのでよろしければどうぞ↓↓

 ちなみにトレーラー内各国紹介パートの氷霜の国で歌っている女の子は、月光姫マーニ。
 
「この頃ケイが氷楯に遊学していたのは有名な話だが、 当時仲良くしていた女性がいたという話はあまり知られていない。」というフレーバーテキストが書かれています。ケイと仲が良かったんですかね。

美人すぎん???

 関係者らしき人物が出ていることや皇帝という立場となったことを考えると、Saga公式サイトWORLD内に出てくる「ケイ」はやはりこのケイで間違いなさそうです。

一応ケイの名がつく者は他にもいる。でもこいつは関係なさそう。

 しかし時が経つにつれ、そのケイが作った体制も崩れ行き、帝国が揺らぎ始めます。そんな中一大事変が起きてしまうのでした……。


Starhavoc時代

 “怒るのではなく喜ぼう、タイムラインは書き換えられ続けている。
 我々は過ちを正してはいないが、新たな発見を共有している。”
– J.J. Jenkins

 帝国暦252年、世界は前代未聞の危機に直面していた。
 建物を粉砕し、世界を炎に包むような、こぶし大の輝く赤き宝石が雨のごとく空から降ってきた。
 だが、問題は破壊のスパンではなく、石の性質にあった。
 数年の研究の後、これらの石はエネルギーの濃密体と認識され、 “ソウルコア”と名付けられた。
 ソウルコアがスピリットに接触する際、エネルギーがそのスピリットに注がれる。
 スピリットがこのエネルギーに耐えれば、今までにない力を発揮するだろう。
 しかし、当時のほとんどのスピリットはエネルギーに圧倒され、崩壊した。
 赤き宝石の豪雨はStarhavoc Rainとして知られるようになり、恐怖と絶望の両方の自然災害として記録された。

 最初のJ.J. Jenkinsさんが誰なのかがまずわかりませんでしたが、なんか良さそうなこと言ってます。
 帝国暦はおそらく、帝国が作られてからの年数で数えられているものでしょう。

 そして一大事変とは、なんとソウルコアの豪雨
 「Starhavoc Rain」と呼ばれ、「star」は「havoc」は大混乱大惨事という意味です。突如降ってきたソウルコアの豪雨により、建造物は壊され、世界は炎に包まれました。

 ですがこのソウルコア、エネルギーの結晶であり、スピリットの能力を向上させられる代物です(力の流入にスピリットが耐えられればですが)。
 トレーラーで、かわいそうなドラグノ偵察兵くんたちはソウルコアのエネルギーに耐えられず、次々とたおれていってしまいました。


 そんな大混乱の最中、クイン・メドゥークが来襲します。

 その時代の注目すべき歴史的な出来事は、Starhavoc Rainだけではなかった。
 災害によって引き起こされた混乱を利用し、暗黒の国は炎の国に侵攻することで帝国に宣戦布告した。
 侵攻の主導者はクイン・メドゥーク。
 炎の国軍を率いるは、当時世界で最も尊敬されていた雷皇龍ジークヴルムであった。
 メドゥークが奇襲を仕掛けたものの、ジークヴルムはソウルコアを使ってノヴァ形態へ進化し、堅実に戦った。
 この戦いの結果は、世界が後に繰り広げる計り知れない影響をもたらした。

 なんとクイン・メドゥーク率いる暗黒の国が、帝国への宣戦布告のために炎の国へ侵攻してきました。
 炎の国なのは、世界で最も尊敬されていたというジークヴルムがいるからでしょうか。

 しかしジークヴルムは臆することなく、ソウルコアでジークヴルム・ノヴァに進化。クイン・メドゥークと戦います。

 ちょっと話がそれますが、ソウルコアを使うということはSagaにも煌臨があるのかなと思い、公式サイトのPRODUCTSタブからブースターのLEARN MOREをクリックしてカードを確認してみました。

日本版よりイラストがアップ気味

 スピリット
 8(3)/赤/星竜・勇傑
 <1>Lv1 5000 <3>Lv2 9000 <5>Lv3 12000
 【Ascend:コスト6以上】 (追加の召喚コストとして、コスト6以上の自分のスピリット1体のコア全てをリザーブに置かなければならない)

 転召じゃねーか。

 コアがボイド行きではなくリザーブ行きなのでちょっと召喚が優しくなってますね。ちなみに「Ascend」は「上昇する」という意味です。

 話がそれました。
 カード効果の全訳は、需要ありそうだったらやろうと思います。


 最後にまとめ。

 さらに幾度かのStarhavoc Rainが、帝国の混乱の元凶となった。
 一連の暗黒の国の反乱と共に、帝国の250年間の平和は完全に崩壊した。
 歴史家は、英雄の再臨に至るまでの年月を、それを引き起こした自然災害以後、Starhavoc時代と呼んだ。
 この戦争の時代に戦った数多くの偉人たちの歴史から得たエピソードで、この興味深い時代を深く紐解いていこう。

 Starhavoc時代を舞台に、これからどのような背景世界が広がっていくのでしょうか。楽しみですね。
 カードが出そろってきたら、フレーバーテキストの和訳と共に背景世界を考察するのも面白そうです。


まとめ

 今回は、Battle Spirits Saga公式サイトやトレーラーの和訳がなかったので書いてみました。やはり日本語での展開は今後無いようなので、公式サイトの英文を読まないと内容はどこにもなくてわかりません……。
 でも日本版とは違ったストーリーが、パラレルワールドのようで面白かったのでご紹介いたしました。あとクイン・メドゥーク好きなので。

 長い記事になりましたが、お付き合いいただきありがとうございました!

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