【導入編】デザインを活用した提案書・企画書作りのこと
こんばんわ。投稿を連続して3日お休みしたのですが、待ってくれていた方本当にすみません。本業の方がなかなかに炎上していたので、少しこちらの更新が滞っておりました。今日からまた再開いたしますので、よろしくお願いいたします。
さて今回は、「【導入編】デザインを活用した提案書・企画書作りのこと」というタイトルでお送りいたします。
提案書・企画書にデザインを活用する意味
皆さんは会社もしくは仲間内で、新しいことや提案したいことを発表するときどのような方法をとっているでしょうか。
僕の場合は、もっぱら資料を作って共有しながら、内容を説明することにしています。資料に落とし込むことのメリットは、
この辺りが大きいのではと思っていますが、資料を作成するとき僕はデザイナーとしてのスキルはできるだけ活かすように心がけています。
理由としては、「デザイン性」が加わることにより、ただの資料に次のような付加価値が付くからです。
上の2つは分かりやすいと思いますが、3つ目の「ドレス効果」について少し補足しておきます。
資料にもドレス効果がある
多くの方は学生時代から数えて何度もプレゼンテーションをする機会があったのではないでしょうか。それは授業の中であったかもしれないし、プライベートの活動中だったかもしれませんが、時に他人のプレゼンテーションに妙に釘付けになった経験は、誰しも持っていると思います。
もちろん僕もありましたが、そのどれもが発表の仕方や内容が素晴らしかったからかというとそうではない場合もあったと感じます。
言っている事はそんなに真新しいことではないし、プレゼンの仕方も人並みなのに、どうしてあんなにしっかりと話を聞いていたんだろう。その答えの一つは、資料のデザイン性だと思います。
表紙の作り方や見出しの入れ方、図や写真をうまく活用している資料を見せられると、「この人はしっかり考えて今話しているんだな」という印象が無意識に刷り込まれます。また、いつものパワーポイントの見飽きた資料と比べると見た目が新鮮で、そこに興味を惹かれてしまうということもあるでしょう。
つまりなにが言いたいかというと、資料にデザインをうまく活用してドレスアップしてあげることで、得をする場面が多いということなんです。
とりあえず形から入るだけでも得をする
先ほども述べたように、いつものパワーポイントで作ったような資料に見飽きている人は多いです。なので、見た目がなんだかいつもと違う、というだけで興味を持ってくれる人は増えますし、その資料を受け取った相手は、デザインを施すためにかけた時間や苦労を少なからず感じ取ってくれるはずです。
上手なプレゼンテーションの資料作りのような本は、余るほど世に出回っているので、わざわざここで事細かに触れる事はしませんが、もし少しでも誰かを納得させたい物があるならば、資料を作ってまずは表紙だけでも少しいつもと違う感じにしてみてください。
ページをめくってくれる方はきっと増えると思います。
フォーマットのストックをしておく
とはいえ毎回資料のデザインをゼロから作るのは大変です。図や表に限らず、表紙、見出しの見せ方や目次なども、使いまわせるものを用意してフォーマット化しておくと便利です。
例えば僕は以下のような表紙と目次ページをよくフォーマットとして使ったりしています。
シンプルですが、色を変えるだけで印象が変えられます。また、知人に聞いてみたところでは、ページ番号を真ん中のセンターに置いている形式はあまりテンプレートでは見かけないので、新鮮なイメージを与えられるそうです。
さりげないデザイン性で目を引く
あくまで本質は内容を簡潔に分かりやすく伝える事です。過度な装飾などをデザイン性と言っているのではなく、ちょっとした目止まりの工夫や、見出しと文のジャンプ率、一貫したテーマを感じさせるあしらいや帯など、さりげない部分にデザインの知識とアイデアを活用すれば、提案が通る可能性は格段に変わるはずです。
ぜひ資料作りの際は、デザイン性を盛り込むことを心がけてみてください。
【運営会社】 合同会社meno
:https://www.meno-inc.com/