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はじめまして。
以前から気になっていたnoteについに手を出してしまいました。
コロナで休校宣言が出されたときに、今まで自分が学んできたことがオンライン学習の指導に役立ちそうなことだったので、意を決して発信しようと思いブログを立ち上げました。
が、なんとなくNOTEの方が読まれやすいんじゃないかとか、トピックに縛られずに書けそうとか、いろいろ考えた結果、とりあえずnoteもはじめてみることに。
基本は本家ブログと書いてること同じで、そのままコピってるのでいくつかの記事は時系列狂ってますが、読んでもらえると嬉しいです。
下記、2020年4月19日の記事です。
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私は現在フィンランドのオウルという町に住んでいます。オウル大学の大学院で教育学を学んでいて、現在は修士論文の執筆真っ最中。コロナがあろうとなかろうと、日々おうちに籠って書きまくる日々を過ごしています。
大学院では、Learning & Educational Technologyというプログラムで、テクノロジーをどう教育に取り入れ、学びを促進できるかということを学んでいます。
AIやVRの導入といった高度なテクノロジーというよりは、すでにあるデジタルプラットフォームの活用法や、生徒の自立学習(自己調整学習:self-regulated learning)や巷で流行りのアクティブラーニング(協同学習:collaborative learning)をテクノロジーを使ってどう教師がサポートできるか、などがテーマになっています。
なので、私自身もプログラムを通して様々なデジタルプラットフォームを使って学習をしてきました。コースごとにメインで活動するプラットフォームが違うので(例えばあるコースはMoodle、あるコースはGoogle site、別のコースはMicrosoft teamsのように超ばらばら…)統一してくれよと思いつつ、いろいろな媒体に触れることができたのでいい勉強になりました。
その中には90%オンラインのコースもあって、ドイツ、オランダ、フィンランドの大学院の生徒が、WhatsApp(LINEみたいなツール)やGoogle Docs、ZOOMを使って遠隔でグループワークをするといった授業もありました(この話は別の記事で書こうと思います)。
そして話は現在にうつりますが、世界中がコロナの影響で生活の変化を強いられ、教育もオンライン指導へとどんどん移行していますね。
日本もつい最近非常事態宣言が出て、教育現場も対応に追われて大変な状況が予想されます。そもそもオンライン教育(デジタルツールを使って生徒の学習をファシリテートしたり進捗を管理したり)はまだまだ日本ではあまり浸透していないし、急に変更してって言われてもどうしたらいいかわからない…と困っている先生たちは多いんじゃないかなと思います。
特にこの非常事態で、文科省が早急に新たな教育ガイドラインを配信するのは難しそうですし、公立の学校の先生がどのように対応されるかが気になっています。
(ちなみにフィンランドでは、日本の公立学校のように学習指導要領に厳密に従わなければならないということがなく、各自治体の学校や先生個人に指導法の採択が委ねられています。日頃からそんなルールなので、学校が休校になった直後でも先生たちが自分で教材やプラットフォームを選択して、スムーズにオンライン指導へと移行できているようです。このこともまた別記事で書こうと思います。)
そんな中で日本のために私ができることは何だろうと考えたときに、せっかくフィンランドで今まさに必要とされていることを学び、しかも現地の学校がどんな風に対応しているかを知れる状態なのに、それを発信しないのは宝の持ち腐れだと思いました。
自分からパブリックに発信するのは苦手ですが、こんなときこそやらないでいつやるんだ、ということで私の知っていることや経験したことを書いていこうと思います。
このサイトが誰かのためになればいいなと思っているので、少しでも役に立ったなーと思ったら、身近で困っている方々にシェアしてもらえると嬉しいです。
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