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私はロボトミのデータを消すことができない

※この記事にはリンバス6章(おまけで時間殺人時間)、Project Moon過去作および関連作品のネタバレがあります
※6章はリアタイでクリア済み
※原典は未読


Lobotomy Corporation』、楽しかったなあ……
Lobotomy Corporation』を知らない人は、今すぐこの記事を閉じてsteamで購入して遊ぶか、自分のリンバスのプレイにお戻りください。

『Lobotomy Corporation』、通称ロボトミは、私がこの世で最も好きなゲームです。
大好きなキャラクターと出会えた時、感動するシナリオを読んだ時、何度でも聴きたくなるBGMを知った時、難しいゲームを頑張ってクリアした瞬間…
ゲーム好きといっても、有名所を網羅しているわけでもなく、数をこなしているわけでもない私に、初めて「ゲームという媒体でしか得られない体験」を教えてくれたゲームと言っても過言ではありません。

緻密に作り込まれたシナリオ、感情移入してしまうキャラクターたち、状況を的確に表現するBGM、それらを演出として上手く組み込んだシステム、そして思わず製作側の掌の上で踊らされてしまうプレイヤー心理。
「ゲームでしか味わえない演出や体験」を表現したゲームは数多くありますが、私にとってロボトミは、まさに「全てに意味のあるゲーム」と言えるほど完璧に作り込まれたゲームでした。

好きなゲームは、何度もプレイしたくなるのがゲーム好きというものです。
過去、好きなゲームをもう一度やるために二本目のソフトを買ったり、「二本目のソフトを買う」という選択肢がないほど幼かった頃には、泣く泣く消して最初からやり直した作品がたくさんあります。

しかし、ロボトミだけは、絶対にセーブデータを消すことができませんでした。

正確には、ロボトミには
・最初から
・データの完全リセット
があります。

ロボトミはいわゆる死にゲーで、「最初から」を選ぶと、ストーリーや職員の育成は最初から、しかし装備は持ち越したまま「強くてニューゲーム」することができます。
ロボトミをクリアするために、5回の「最初から」をクリックしたのを覚えています。
そして私はストーリーをクリアし、真エンドを見た時、真っ先に、強く思いました。

「このゲームだけは絶対にセーブデータを消してはいけない」

次回作『Library Of Ruina』を遊び終えてロボトミキャラへの愛着がより強まった時も、『Limbus Company』を楽しく遊んでいる今も、時々ロボトミを起動して「最初から」を選ぶことはあっても、「データの完全リセット」を押せていません。

ロボトミでは、繰り返される悲劇、キャラクターの抱える絶望、それらを包み込む複雑な世界観、真実を知っていき、困難が立ち塞がりながらも歩むことを止めない主人公やキャラクター達の姿が、シナリオ、キャラクター造形、システムを通して幾度となく強調されてきました。

更に、「データを完全リセット」しようとすると、(名前や立ち絵は出てきませんがおそらく)アンジェラが念を押すようにプレイヤーである管理人に伝えてきます。

「管理者がこれまで継承したエンサイクロペディアの情報に、職員が流した汗や苦労から、私との思い出まで全部なかったことになります。本当にゲームをリセットしますか?」

タイトル画面「ロボトミー社ロゴマーク」をクリックすることで完全リセットに進むことができる皮肉すぎる演出

ロボトミは「体験の積み重ね」に重きを置いたゲームです。
私がロボトミを楽しみたさにデータを完全に消去してしまえば、何度も繰り返されながらも少しずつ進んでいったセフィラたちとの衝突と和解、職員たちに湧いた愛着や存在そのもの、何よりループのたびに一人で全ての記憶を抱えたままずっと管理人(プレイヤー)を見ていたアンジェラと「プレイヤー」との記憶さえも、失われてしまいます。
再び苦痛に塗れたロボトミー社の一日目が始まります。

ロボトミは高難易度ゲームで、クリアするのに二ヶ月も掛かりました。
もう二度とやりたくないと思った戦闘も確かにあります。
それでも私にとっては、何度でも噛みしめたい、大好きなゲームです。
あの魂が揺さぶられるようなシナリオやカタルシスは、あの高難易度の戦闘と、それに織り込まれた演出を体験することでしか、再び味わうことはできないでしょう。
でも、上記のことを考えると、完全リセットはどうしてもできませんでした。

ストーリーを読み返したり、新規のプレイヤーや実況者の新鮮な反応を見ることで、ロボトミをプレイした時のことを追体験しています。

そして続編や派生作品を楽しみ、今はソシャゲ形式で更新されている『Limbus Company』を遊んでいます。
『Limbus Company』、通称リンバスもプロムン作品の良さを受け継ぎながら、新しい試みやシナリオでプレイヤーを圧倒させてきます。
私もリンバスを



く、く、く……Clear All Cathy!?!?!?!?
「全てのキャシーを消去」!?!?!?!?!?!?!?
何!?!?!?!?





ヤバすぎるシーズンタイトル

『Library Of Ruina』のオタクみんな大好きキムサッガッ先生が活躍し、ついでに『ねじれ探偵』のオタクが流れ弾で死んだ5.5章「肉斬骨断」も大いに盛り上がり、イベントが終わりかけた時、突如投稿された次回シーズンの予告トレーラー。

「BGMいいけど情報少ないよお!もっとちょうだい!もっと!」と思っていたオタクの前に飛び込んできた、ヒースクリフの新規E.G.Oと思われる荘厳なスチル。
そこに添えられた、衝撃的なタイトル。

SEASON 4 LIMBUS PASS 
Clear All Cathy

ヒースクリフは、様々な場面で「キャサリン(キャシー)」という名前を口にしてきました。
その感情がどんな形をしているかはともかく、人を寄せ付けない荒くれ者のヒースクリフが大切にしている存在であるということは、言葉の端々から理解できます。

そのキャシーを、全て、削除する。

どういうこと……!?!?!?


「心の擦れ違う」、その先

私は以前5章をプレイしてその勢いで記事を書いた時に「プロムンは全てに意味のあるゲームを作ることに定評があるため、私は完全にプロムンの掌の上で転がされていたことに気付きました」と言いました。
それはイシュメールのキャラデザ(髪が長すぎること)に対する言及だったのですが、イシュメール対エイハブのラストシーンの演出に対しても強くそう思いました。
「流石にハードルを上げすぎてないか? これ以上のシナリオや演出でプレイヤーを驚かせるのは……」

!?

今まで「危なそうだけど便利で強いからずっと使ってきた、無くてはならない、リンバス社が独自に所有するシステム」が、敵勢力として登場しました。
(4章の敵がE.G.Oを着てきたのもビビったけど、それ以上の驚きがあった)

それも「ダンテやプレイアブルキャラクターに因縁のあるキャラ」ではなく「プレイアブルキャラクターそのもの」として出してくるところがプロムンらしいというか、ならではというか。
改めて特異点(ひいては技術)というもの、その世界観を作り上げシナリオに練り込んでくるプロムンの恐ろしさを感じます。

「人格」は人間に被せられた皮なので、当然それを被せられて犠牲になってる人間がいて、「人格」を止めるためには被せられた人間ごと殺すしかなく、しかも条件さえ揃えば何度でも蘇ってくるという、地獄のような展開。
それを主人公側はいつもやってるんだと、いつの間にか当たり前になっていたことに疑問を持たせてくる。

そしてここで『Leviathan』のオタクも爆上げになりフロアは熱狂。
私は彼の中に残っているのは悲しみだと思っていたので、この悲惨な実験に怒りを覚えて自分の立場を捨ててカロンをバスに残してまで怒りを携えてあの場に来てくれたことが本当に嬉しかったです。

情報量の多さとファンサービスのヤバさに混乱++になりながらも、物語は終盤へ。

突然のダンテの能力覚醒。
恥ずかしがり屋の今日の顔より見たマークと、とある樹を模した図形。
その裏でサラッと流される新規Mili歌唱曲。

今まで聴いたことのない声色で気になるけど戦闘が忙しいのでそれどころではない。

そして遂に別世界のキャサリンが召喚。
それを望んでいたはずなのに、突如拒もうとするこの世界のキャサリン。
キャサリンの僅かな痕跡を感じ取って慟哭する魔王ヒースクリフ。
キャサリンの言葉の裏に秘められた愛を知り、魔王に立ち向かうヒースクリフ。

ラストバトルでようやくMili新曲が本領発揮。まさかのデュエット。
フェーズが進行し、歌詞が重なり合ったかと思えば擦れ違う曲調は、社交ダンスの駆け引きを想起させられます。

別世界のヒースクリフとキャサリンは、互いに自分が存在することで相手を不幸にするのだと思い込み、全ての世界にいる自分を殺そうと主人公たちの前に立ち塞がります。
「自分が居ることで誰かを不幸にしてしまう」ことの恐怖、その遠回りな愛がゆえに巻き込まれて疲弊する周囲の人物、終わることのない負の連鎖。
しかし「君の側に自分がいなくても、君が幸せに生きられるように」と願う二人の気持ちは眩暈がするほどに純粋な愛です。

二つの悲恋に翻弄されながら、限界を迎えていく仲間たち。
すると突然、ダンテの所持する電子端末を介して、意識だけの存在となりワザリングハイツを漂っていたこの世界のキャサリンからのメッセージが届きます。

主人公のダンテは記憶喪失で、(今はまだ)プレイヤーが自分を投影して、ダンテを通して都市という世界を見ることができます。


だから私は…。
 
私は、ただの記録用機器でしかないとばかり思っていた
自分の端末の画面を見た。


そして「心の擦れ違う」の果てに、私の目の前に出されたのが、これです。

「DON'T TOUCH TO START」と書かれたタイトル画面。
キャシーの悲しい叫び声が響くワザリングハイツ。
黄金の枝が共鳴している。
そして「全てのキャッシュを削除」があるべき場所に佇む「全てのキャシーを削除」の文字

プレイヤーにClear All Cathyさせるの!?!?!?!?!?!?
お前お前お前!!!!!!!!!!!!!!!!

時間にして、わずか5分。
しかし私にとってはもっとずっと長いと思えるくらいの時間、悩みました。

ヒースクリフは、愛するキャサリンのためにワザリングハイツを飛び出し、リンバス社に入社し、奮闘し、「君の隣に並び立つに相応しい、立派な人間になった」と再会を夢見て不器用に身なりを整え、だというのに突然死の知らせを受け、何かの間違いだと焦燥し、一度は疑心からねじれて獣にまで堕ちてしまいましたが、それでもダンテたちの尽力で元に戻り、キャサリンを取り戻したい、その一心で数々の困難を乗り越えここまでやって来ました。

「キャサリンに…会わねぇと。それを邪魔するもんは全部…」

6章中に変化したヒースクリフのE.G.O「死体袋」の台詞


その希望を、ダンテ(プレイヤー)の手で消し去れというのです。

私がここでゲームを落として、二度と起動しなければ、「人一人の、しかも仲間が大切に想っている存在を完全に消し去ってしまう」なんて残酷な選択肢は、その行動から生じたあまりにも大きすぎる責任は取らなくて済むでしょう。

しかしロボトミの「データの完全リセット」の時とは違い、こうしなければストーリーを進めることはできません。
全ての世界のヒースクリフとキャサリンは、永遠に心が擦れ違ったまま、お互いを求めて他の世界を彷徨い続けるでしょう。
何より、なけなしの勇気を出してくれた私たちの世界のヒースクリフと、キャサリンの覚悟を踏みにじるも同然の行為と言えるでしょう。


そして私は、「全てのキャシーを削除」しました。

結果として、黄金の枝の影響を強く受けたダンテとヒースクリフ以外の人々からは、「キャサリン」という存在そのものが失われ、バトラーとしてずっと仕えてきた(そしてある種の強い憎悪を向けていた)ネリーでさえ、「キャサリン」を認識できなくなってしまいました。
あれほど強くキャサリンを求めていた他の世界のヒースクリフでさえも、キャサリンのいない人生に疑問を抱くことすらなく、それぞれが様々な形でキャサリンのいない人生を歩んでいくことになります。
鏡の世界の中で唯一の希望となった、「ヒースクリフとキャサリンに似た子供たちが静かに寄り添い合う世界」もまた、改変されて別のものに成り果てたでしょう。

これで正しかったのか?
6章をクリアした今でも、私は考え続けます。

しかし、あのままでは苦痛の連鎖は終わることはなく、これによって一連の騒動は収まりました。
何より、あの短気で乱暴者のヒースクリフが、ダンテが「全てのキャシーを削除」している瞬間、言葉も手も出さず、ただじっと見守っていたことが、不謹慎かもしれませんが、とても嬉しく感じました。

特異点や黄金の枝によって死を迎えたキャサリンを、同じく特異点や黄金の枝の可能性、そして仲間たちへの信頼を以て、ヒースクリフは「キャサリンを取り戻す」という新しい希望を抱いて、再び前に進むことを決意します。
嵐の吹きつける庭に咲く、紫色の花の名前とその意味を語りながら。

エンディングで流れたサラジネは他の誰のものよりも荒々しく、けれど確かに失意や絶望だけではない、ヒースクリフの強い意志を感じさせてくれるものでした。
正しくはなかったけれど、あの場で取れる最善の選択だった。
そう信じて、ヒースクリフを乗せたバスの向かう先を見届けたいと思います。

「人格というプレイヤー側のシステムが敵として牙を剥く」
「キャッシュを削除とかけてキャシーを削除する演出」
の一連の流れは、まさに私がProject Moonに望む「システムを作品の設定と接続して演出として昇華する」手法に相応しい展開でした。
6章、情報量が多く整理しきれていない箇所、理解しきれていない部分も多くありますが、クリアできて本当によかったと思いました。

ただ、トレーラー配信時点で「今はClear All Cathyって何だよって思ってるけど、クリアしたらシーズン終わるまでず~っとClear All Cathyだったな…って思う羽目になるんだろうな~」と薄々思っていたことが現実になり、今でも「Clear All Cathyだったな…」と虚無っている瞬間が数多あり。


FACE THE SIN, SAVE THE E.G.O
(罪悪に直面し、自我を救え。)

公式サイトより





じゃあついでに6.5章の話もしとくか!

お前だよ!お前お前!!

冗談みたいな名前のくせして、6章アフターと呼ぶにふさわしい意味で6.5章してた「時間殺人時間」。
「メインストーリーで主人公が開花させた能力によって、時間を操り窮地を脱することができたものの、その能力が滞在地であるT社の規則に抵触する」という形でイベントで負債となって降りかかってきます。そんなんアリ?

個人によって一日の所有時間が違うという難解なルールのT社の巣の中で、時間を抜き取られ人が死んでしまう事件を解決するため、リンバス社から選ばれた3人の囚人が活躍するイベント。
その傍らで、モブみたいな顔して同行してきたヤベーヤツ。

彼は時間を取り扱うT社職員であるのに、たびたび「時間というものの恐ろしさ」を口にします。
5級(……)という階級なのですから、一日が10時間くらいしかないそこらの低賃金労働者よりは、それなりに良い待遇があるでしょう。
所属課は違うものの、3級職員であるT社ドンキホーテは「福利厚生として、業務の合間に睡眠時間を6時間支給される」というふうなセリフを発しています。

「一日24時間」という制限を超えて時間を持つことは、余裕を持つことと同義であるように思えます。
超過分の時間すら無駄にしたくない人もいるでしょうが、「一日24時間、あるいはそれ以下」だった頃より、時間が過ぎ去ることへの焦りを知らずに済むのではないか?
私は何となくこの「助手」に対して疑問を持ちながらも、シナリオを進めていきます。

そして明かされる時間殺人鬼の正体。
慈善団体「ユロージヴィ」から脱退して独立して行動する、「時間義賊」を大義とした人々、それらの思想が悪化して融合したねじれ。

時間殺人鬼は、ダンテたちの奇策によって必殺技も破られ、満身創痍になるまで追い込まれます。
そしてT社職員である「助手」に対して、「お前は現状を変えるために、何をしたのか?」と問いかけます。
「助手」は「私はT社の全てを変えたが、結局は他と同じ、苦痛に満ちた場所になってしまった」という旨のやり取りの後、静かに、子供を諭すかのように語り掛けます。

「だから…聞いてくれ、よく聞いてくれ。
 結局のところ苦痛をなくせる最も完璧な方法は…」
「時間を止めることだ」

ここの台詞回しが印象的で本当に好き

6章で散々「擦れ違っても、真心と時間をかければ再び繋がれる」「嵐の中でもしぶとく生き残って時間を待つ」という話をしておいて、T社所属の一介のモブ(……)から出てくる台詞が、これ。


お前お前お前!!!!!!!!

ついでみたいに明かされる、T社の代表だったという事実。

時間を操る技術を所有する企業のトップの口から出てくる「時間というものの恐ろしさ」や、そのモブじみた言動の正体であった、一般人らしい価値観を有していることから垣間見える人となりについて考えると、複雑なものがあります。
同時に、他人の夢にトドメを刺しておきながら、ダンテやねじれの持つ未知なる能力や、リンバス社が所有するモノリスの存在を知ってしまったことによって、止まってしまった自分の夢が再び流れ始めたという皮肉な展開が起こってしまいます。

ヴェルギリウスが6章で規約を破ったツケを払わされているのでしょう。
商談を通じてリンバス社のモノリスをありったけ買収したとのことですが、これが悪い方向に向かわないことを祈ります。
多分無理だと思いますが。


夢の終わる

が控えている。
6.5章二つ目も控えている。
おそらく7章導入みたいな感じでワープ特急殺人事件が挟まり、7章に向かうのだと思います。

えっ!?
無事故を誇るあのワープ列車で殺人事件が!?

リンバス配信前に「囚人、ワープ列車に乗らねーかなー」などと鬼畜なことを思いましたが、「人格を通じてW社の特異点やワープ列車の真実を知っているため、誰も乗りたくない」という方向に話を持って行った時は「賢すぎる!!」と舌を巻きましたが、(乗るかどうかはともかく)結局巻き込まれるんかい!

しかも7章メインキャラであるドンキホーテにはW社人格がある。
怖い。

更にドンキホーテの意味する「夢」というのは「正義のために動くフィクサー」の存在であり、6章で特色であるヴェルギリウスさんがまさにそれをやってのけたのを見せつけた後に、「夢の終わる」。
そして、このタイミングでワープ列車に触れることが意味するもの。
おそらく、ヴェルギリウスさんと敵対関係にあり、ドンキホーテの「夢」とは正反対の「目的の為なら周囲に被害をもたらすことを厭わない」性質を持つ特色フィクサーと、その特色フィクサーとワープ列車の両方に縁のあるキャラクターの存在の登場が控えている。

鬼畜か?

屈折鉄道4号線のミニシナリオも衝撃的で、もう何が来るのかわかりません。
ただ恐怖に震えながら、それでも7章を楽しみに待つことしかできません。

その前に……6章ボス人格実装も、あるんだよな……



~完~