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12/31 今年もお疲れ様でした
あまなちゃーん!!!!!!!!!!良いお年を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
よい…お年を.…
あこれてんかちゃんだった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!笑
年末のオタクくん!!!!(捏造)
「2023年もお疲れ様でした.来年もみなさまよろしくお願いします!!」
今日も心にもない言葉を並べては送信する.穏健でやさしい,みんなと仲良しのオタクは年末年始も休まず営業だ.
今年はどんな一年だっただろうか.
予定とはだいぶ異なる一年になってしまったらしい.算段ではいまごろほにょ~と2人でこたつに入ってるはずだったのだ.
次のPカップあまな一位取ったらほにょ~に告白するんだ…そして…
そう思ってたのはいつの話だろうか.僕はこんなに意気込んで挑んだのにロック差で敗北してしまった.そしてほにょ~に告白もできないまま年末を迎えてしまった.
ほにょ~と過ごすはずだったこの年末も家で1人でかっぱえびせんをむさぼり食っている.もう6袋目だ.
6袋目をゴミ箱に投げる.逸れる.僕のほにょ~への思いの様だった.
7袋目に手を伸ばそうとしたその時,
ピンポーン
ボックスイベ回したいから宅配ボックスに入れて欲しいのに.メンヘラ業者うるせーーーーwwwww
渋々玄関のドアを開ける.はんこの代わりにかっぱえびせんでいいか.
ガチャはーい
「オタクくん!!!!」
ほにょ!?
確かにほにょ~だ.毎日iPad Pro 6にほにょ~の顔面を映してツーショットを撮っている僕が言うのだから間違いない.
「オタクくん!!!!の家広すぎ!広すぎだとは思わない!?」
僕の家に上がるほにょ~.僕の鼓動は上がるどころではなかった.
「お部屋調査いくよ🥰オタクくん!!!!のコタツに着陸~💕」
先に着陸されてはこっちもしゅぽれない.渋々声をちょっと出した.
ほにょ,どうして…
「それはね」
「オタクくん!!!!のせいなんだよ」
そう言って押し倒すほにょ~から身を守るのにかっぱえびせんでは力不足だった.
「手錠調査隊いくよ…」
おもむろに手錠をかけられる僕.
ほ,ほにょ…やめ…
「両腕縛りのオタクくん!!!!ここ黄ばんでるよ…」
僕はもう何も抵抗できなくなっていた.
「オタクくん!!!!Pカップ1位取って私に告白してくれるはずだったよね…なのに」
「ロック差で負けるなんて……しかも」
ほにょ~がカバンを広げる.取り出したのはiPad Pro 6.そこに映った名刺には,何度も見た名前,それは僕の一つ上にいた名前,それと僕が取れなかった称号.
「私に負けるなんて……」
「だからこうやって腕を縛るんだよ……」
頭がおかしくなりそうだ.何も考えようとしてももう"にょ"以外の文字が出てこない.
「11:50 11:15 11:45 11:40……」
ほにょ~はゆっくり僕のを手で上下にしゅぽりながら耳元で囁く.
「11:30 11:40 10:50 11:20……」
一周のタイムを囁かれ続ける.あの時のことがフラッシュバックの様に蘇ってきた.あの時僕はほにょ~と戦っていたのか.そして負けたのか……
「10:50 10:40 11:00 10:35……」
ほにょ~の手の動きが激しくなってきた.僕は手に力が入らない.落ちたかっぱえびせんが散乱した.
「10:35 10:25 10:40 10:40……」
「11:05 10:35 10:30 10:35……」
………
「10:20 10:35 10:20 10:25……」
ッッッ!!
ああ……
「ちょっと出るまでの時間で2周は入ったね……💕」
今回もまたロックされて……またほにょ~に負けたのか……
こうしているうちにもう年は明けて2024年になっていた.
初もう出💕をほにょ~に奪われた僕は,意識の遠ざかるまますやすや~☀️してしまった.
年末の挨拶
今年もありがとうございました🥰来年も皆さんよろしくお願いします✨✨✨✨(このnoteで伝えたかったのここだけ)
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