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DreamBreaker 〝夢から脱出する方法”
◆DreamBreakerとは?
寝ている時に観ている夢のストーリーがあまりに退屈な時や、後に予定がありそろそろ起きなければならないが、夢が一向に終わってくれない‥
そんな時、意図的に夢から脱出し覚醒する為に使う方法をDreamBreakerと呼んでいます
◆シンプルかつ普遍的な構成
特別な道具や複雑な術式などは必要なく、イメージやマントラも用いない極限までシンプルな内容です
意思と意図そして身体感覚などを適切に組み合わせることでそれは機能します
年齢、性別、文化、人種、信仰するものの違いを問わず機能するようデザインされています
◆DreamBreakerの種類
夢から脱出する方法 DreamBreakerは、大きく分けて2種類あります
①「Physical Break」身体感覚を呼び覚まし、そこを足がかりとして夢から脱出する方法
②「Mental Break」瞑想を利用して、夢を終わらせる方法
どちらが効果的かは、その人の適正によりますが両方扱えれば、より多くの状況で対応できます
◆Physical Break
①Physical Breakは一定量の意識を身体の特定部位にフォーカスし続ける集中力と持久力が必要ですが、成功率は高めです
しかし、肉体に負担があり覚醒後に頭に霧がかかったような感覚がしばらく続く場合があります
肉体へ生じた負担への対応例は後述しています
◆Mental Break
②Mental Breakの方は目が覚めた後に残る影響は少ない反面、的確に意識状態をスライドできないと成功せず、①に比べ難易度が上がります
思考を減らしてゆくタイプの何かしらの瞑想技法を練習していると、そこで培ったものが応用できる場合があり、成功率が上がります
夢の中での試行回数限度は二〜三回程で、回数を重ねる毎に逆に夢から覚めにくくなる為、初回のアプローチが非常に重要です
◆共通事項
どちらの方法を使うにしろ、今の場所が夢の中だという自覚が必要で、これ無しには始まりません
夢を観ていることに気がつくきっかけは様々ですが、共通するのは「違和感」です
例えば、亡くなったはずの人がいたり、社会人になっているのに夏休みの宿題をしているなどの状況から生じる違和感です
恐怖や焦り、不安など感情が大きく揺れる状況では、より違和感に気が付きにくくなります
また、ある時は夢の中にいる自覚がもてても、次の瞬間には再び無自覚になってしまうなど、夢の中で自覚と無自覚を交互に繰り返す場合もあります
まずは夢の中にいることを自覚することが最初のステップです
以降は、夢の中にいることを自覚している状態、一般的には明晰夢と言われる状態を前提として進めます
◆Physical Breakの方法
Physical Breakは身体感覚を活用します
具体的には手の平の感覚や、敷布団に触れている背中の感覚などです
夢の中での行動を一旦止めて、身体の部位の感覚を探ります
この時、夢の中で目を閉じても構いません
しばらくすると、現実世界の方の身体の感覚が徐々に回復してきます
次のステップでは、現実世界の身体の目を開けることを試みます
意識が途切れて夢に戻らないよう気をつけながら、徐々にでも構いませんので肉体の目を開いていきます
薄目でも視覚が情報を得ることができれば意識は覚醒に向かいやすくなります
最終ステップでは、回復してきた身体感覚を総動員し大きな動きを試みます
上手く寝返りをうつことができれば、ほぼ覚醒できます
◆Mental Breakの方法
Mental Breakは意識の力を活用します
具体的には、瞑想をしている状態の再現を夢の中で試みます
普段、何かしらの瞑想や坐禅に慣れ親しんでいる方は、その方法や技法を夢の中で行います
私の場合は、思考を減少させた上で前後上下左右に無限に拡がる闇の中で意識だけが、ぽかんと浮かんでいる状態を目指します
そして、寝ている訳でもなく、起きている訳でもない「中間の状態」に留まります
瞑想の時はこの状態に、現実世界の覚醒した意識側から入っていきますが、Mental Breakでは夢を観ている意識、つまり、夢の世界側から入っていきます
何かに気を取られずに、しばらく瞑想状態を保っていると次第に覚醒してしきますので、ここで目を開けます
◆覚醒した後
覚醒後は安心感や眠気もありそのまま横になっていたい所ですが、なるべく早く起き上がると再び夢の世界に入ってしまうことを防止できます
体調や状況によっては、眠気が残ったり、起き上がっても頭に霧がかかったような感覚になる場合があります
特に覚醒にもたついた時はなりやすいです
そんな時は軽く運動をしたり、コーヒーを飲んだりすると回復しやすくなります
身体に悪そうなのであまりおすすめはしませんが、私の場合はモンスターエナジー(グリーンのやつ)や、ZONEなどのエナジードリンクも使っていました
◆実践厳禁
DreamBreakerは、本来の睡眠リズムに強制的に介入する方法で、その結果心と身体にどのような後遺症が出るか全く不明です
決して興味本意で実践せぬようお願い致します
もしも、実践の結果不都合が生じても一切の責任は取れません
ご注意ください