ほぼ自動水耕水槽:アクアポニックス(11日目)
昨日は水槽にまみれて楽しい1日だった。
今日のバジルはこんな感じ。
順調に葉も成長し、バジルの形をなしてきた。
ういやつめ。
生体もお迎えした事だし、ここで施肥について考えて行こうと思う。
植物の成長に必要な元素と影響
植物の成長には窒素、リン、カリウムの三大栄養素と、その他微量元素が必要らしい。
こと水草において、窒素≠硝酸塩とリンに関しては生体の餌やアンモニアを分解して得られるとの事。
ともすれば、アクアポニックスにおいても同様の事が言えるのではないかと仮定して動くべきだろう。
問題はカリウムの確保なんじゃないかな。
ソイルを使っていれば、ある程度はほっといても勝手に調整してくれるのだが、今回の水耕水槽にはそもそも底床を入れていない現実がある。
その為施肥する必要があるわけだが、「ほぼ自動」なんて謳っているからには日々のルーチンを増やすのはあまり好ましくない。
この事から即効性のある液肥よりも、長持ちする固形肥料を導入したいと考えている。
他にもこの水槽においては、固形肥料の方がメリットが多い事がある。
それは急激な水質の変化を引き起こさないため、生体にダメージが少ない事。
水草をそんなに入れていない水槽であるため、急に栄養成分が必要になるシチュエーションが少ない以上、急激な水質の変化のリスクをとる必要も無い。
そんなこんなで固形肥料を導入する案を考えた。
固形肥料導入案
・培養用のスポンジに突っ込む
固形肥料はスポットで根に効くと聞いたので、シンプルに根付いているスポンジに施肥しちゃえばいいんじゃないかなと思う。
1番分かりやすい形だが、今後の事を考えると種の段階で施肥しちゃっても大丈夫なのかなあ。
要リサーチ。
・ソイルをネットに入れて沈め、その中に肥料
これはどちらかと言うと水に対してのアプローチになる。
固形肥料がじわじわ効く利点を考えた案、というのもあるがソイルによって水質が安定してくれる狙いもある。
吸着系ソイルを使えば瞬発力はなくとも持続力は増すのでは?
・ハイブリッド型
スポンジにソイルを埋め、その中に固形肥料を埋め込む案。
どっちの良いところも活かせるが、そもそもソイルで発芽させればいいんじゃね?とも思ったため限りなくボツに近い案。
上部フィルタのメンテナンス性維持と、移動しやすい点から今の形式であるスポンジで続けたいところ。
いままで液肥しか使ったことなかったから、メイン水槽の事を考えてもいい勉強になったよ。
カリウム特化の固形肥料があるかどうかも調べなきゃ。
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