動いたから入るんじゃなくて入れてから動くんです
おはようございます。トレーナー早姫です。
昨日は自分自身が勉強する側として、ジャイロトニック®セッションを受けに行ってきました。
先輩トレーナーの中津のスタジオへ行ってきたんですが、うめきたエリアがだいぶ変わってますね。絶賛工事中、スカイビルのイベントと両方の影響で、駐車場が混みまくってて停めるのに大変でした。
それはさておき、セッションです。
昨日は、復習も兼ねて、やりたい一連をリクエストしたのですが、それをやるにはウォームアップが必要(全身の筋肉を繋げて身体を起動させるため)。
ということで、まずはベーシックなハンドルワークと、ハムストリングシリーズ(ケーブルを足に引っ掛けてシャッシャするやつ)をやって頂きました。
動画投稿の規定が、ちょいと厳しいジャイロトニック®メソッドですが、最近ではインスタでもたくさんの方が投稿してますよね。
ハンドルワークは、ジャイロトニック®のとても代表的なワークで、見かけたことがある方も多いはず。ハンドルをくるくる回しているアレです。
分からない方はインスタで検索したら沢山出てきますよ^^
さて、そのハンドルワーク、腕〜上半身を使っているので、上半身のワークかと思いきや、下半身もめちゃくちゃ使っております。
くるくるとスムーズに回してるから、簡単に見えるそうですが、んなわけない(笑)
簡単なことが、メソッドとして成り立つわけがない(笑)
いつもゆーてます【全身を繋げて使う】。これがまず土台としてありますから、座っていても、上半身メインでも、下半身は使いますで!
とゆーわけで、まずは座ったところで『大転子』の使い方、在り方を確認(細かいことは割愛)。そして、地面に着いている足から骨盤帯までのコネクトを作り、背骨に繋げる。
もうね、動く前から始まってるんですね。
ピラティスでもそうですが、スタートポジションを取ることが、既に筋肉を【起動させる】ことになるんです。
テロリンとお休みした身体から、いきなり動くわけではありません。
ここを理解しておかないと、動くことにフォーカスしすぎて、使いたい筋肉にアプローチできないまま、また、関節のスペースが縮まったまま動くことになりますので、成果が出るまで遠廻りになっちゃいます。
なにより、座る、立つの、正しい姿勢が取れていないということは、結局はいつもの自分の癖のがついた身体のまま動くことになるので、意味ないやん!ってことです。
ここに、ジャイロトニック®が『セッション』と、言われている理由があります。
決められた動きを、トレーナーから言われたままにやるのではなく、トレーナーのガイドの下、ご自身の身体をあーだこーだと模索して、話し合って、動かして、感覚に落とし込んでいく。
だからセッション。なんですね。
回数やノルマをこなしている訳ではないのだ。
で、身体を起動して、動く準備ができたら、やっとワーク。動いている間も、使いたい筋肉に入っているのか、とか、関節の方向や曲げ方の修正をしながら、丁寧に動いていきますよ✨
身体を丁寧に使うことで、自分の身体に対する理解が深まり、使い方がどんどん変化していきます。
そうやって、身体とマインドを作ってから、スポーツやパフォーマンスなど、ダイナミックな動きをすれば、スムーズな動作が表に出て、いいパフォーマンスができるようになりますよね。
動く前に作っておく。これ、忘れないで下さいね。
では、今日はここまで。