#5 メモ1

人からこうだと決め付けられるのは嫌だ。

人間は様々な面があってこそ豊かであり、

そして自分自身も豊かでいられる。

なのに何故、その人の可能性を閉ざすかのように

あなたはこういう人でしょ？だから、、

と、その人の丸ごと分かっているかのように言って

平気な顔でいられるのだろうか。

一人一人感じとる器の容量が異なることは知っているが、

歩み寄ろうとする気持ちが

表情で、言葉で、仕草で、空気で

全く伝ってこない人にはどうしても呆気に取られる。

こちらの器が限界に達し、やがてこぼれ落ちる。

だけど、他者になぜかなぜかと問いかけても

そういう人だから、で片付いてしまう

どうすれば良いのか。

そういう時には自分を見つめ返す。

他者の行動に驚かされたり悲しんだり

なにかマイナスの感情を抱いたときには

そこから学びを得る。

どうにもできない気持ちになったとき

経験を意味のあるものにすることで

死んだ心も立ち直って

やがて前に進んでいける。