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ブランド考察 AOURE

この文章は僕が勝手に好きなブランドAOURE(アウール)をUX的レイヤーで事業展開を考察した内容になります。


AOUREとは

AOUREは「MASH Style Lab Co.,Ltd」株式会社マッシュスタイルラボのブランドになります。ブランド一覧を見ていると、ジェラピケから始まりスマートなブランドが入っています。知名度の高くユーザーが幅広いのが伺えます。

AOUREのコンセプト

Affordable Chic
上質を着こなす日常

完成された美しいフォルム、
優れた機能とパターンメイキングによる快適性の追求。
ワードローブに溶け込むミニマルなデザインを軸に
大人の男性に向けた新たなライフスタイルを
提案していきます。

AOURE 公式HPより引用

ワードローブに溶け込むミニマルなデザインを軸に〜というところが、ブランドとしてコンセプトを確立されているような気がします。

ワードローブとは「洋服だんす」「衣装だんす」「衣装部屋」という意味。 ファッション界では、手持ちの洋服や着まわし、コーディネートを完成させるためのファッションアイテム、洋服の着用計画などの意味で使われているようです。

デザイナー

クリエイティブディレクターに戸賀敬城氏
デザイン監修にjunhashimotoデザイナー橋本淳氏が参画。
様々なブランドを着こなしてきた両名が、
“メゾンやインポートブランドに精通した大人が心底着たいと思う洋服を提案したい”という想いからブランドを構想。

AOURE 公式HPより引用

いけているおじさん達という感じです。僕も40歳目前ですが、こんな大人になりたい。

①ブランドサイトの大目的を決める

UX的な観点でみるとブランドサイトの大目的を推測します。
まずは下の図にようにこのサイトが目指す所はこちら。

UX的な観点

社会的な意味の部分を追求すると、ボランティア的な方向性の谷底に落ちてしまい。会社としての継続・利益側を追求するとブラックなイメージがついてしまい。ブランドとして紳士かつ真っ白で明白な立ち位置でいけないというのが垣間見れます。

②ブランドのコアコンセプトの確認

コアコンセプトとは、「誰が・何を・いつ・どう」が定められているもの

ブランドのコンセプトにも記載されている

“メゾンやインポートブランドに精通した大人が心底着たいと思う洋服を提案”

AOUREオフィシャルサイトより

こちらがコアコンセプトと考えます。

推測ですが、クリエイティブディレクターの戸賀氏と、デザイナー橋本氏がこれまでキャリアを組んできた中で作りたいものを作る。それだけでは「会社としての継続利益」側の谷底に落ちてしまうため、他社のブランドとの差別化として次に出てくるブランドのターゲット層に合わせて提示しているのではと思います。

僕はあまりファッションに詳しくない方ですが、少なからず今回のUX的なレイヤーで考案すると、ブランドコンセプトなどが素晴らしいなと思います。


③「商品=ブランド」社会やユーザーにどんなベネフィットを提供できるのか?

  • 「メリット」はサービスのウリや特徴

  • 「ベネフィット」は、この商品を買ったらこんな良いことが起きる

メリットはサービスの特徴として表現されますが、メリットだけでサービスや商品の購買欲の決め手にはなりにくいと言われています。そのため「ベネフィット」を使用し、このブランドの商品を買ったらこんな良いことが起きるというものが必要になります。


AOUREのベネフィット

データ的に、現在の日本の家族の年収の割合では、社会的に高級ブランドの商品を購入できる人より購入できない人がいます。その中でもデザイン性が高く、良品の生地を手に入れることができるのサービスや商品を提供しているブランドがAOUREのベネフィットとして確立されているように感じます。


ブランドのターゲット層

20代後半〜50代のメンズ
セットアップなどのカジュアルビジネスは一般的な旦那レイヤーだとなかなか手の出せないものが多い。だからといって安価なものを購入するのではなく、上質かつ大人らしいエレガントな服を探している人。

低身長なメンズを味方するブランドのデザイン作りとしてタイトなラインでデザインし新しいファッションとしての形を提案。

④「ゴールのレイヤーを知る」

  • 訪問者数

  • 購入割合(CVR)

  • 客単価

上記はECサイトの大まかなKPI項目になります。
AOUREのブランドサイトはECサイト機能も備わっているので、ブランドサイトではあるもののECサイトとしても機能し、サイトの目標を決めることができます。

AOUREのECサイト

それと同時にブランドサイトの意味合いとして、AOUREとしてのブランドコンセプトの提示・認知度の強化・商品を購買したユーザーが社会的にも生活的にも豊かにできる思想を体験できるのも目標ではないでしょうか。

詳しい内容は経営陣やブランドに携わっている方でないと分からないので、あくまでも僕の想定です。


⑤僕の実体験から見るAOUREのエコシステム(理想の循環)

ユーザーの僕がブランドを知った経緯
(ファーストコネクション)


僕がこのブランドを知ったのは、大阪梅田のメンズ館に入っているのがきっかけでした。僕は身長が低く、足が短いので自分に似合うセットアップを探すのが大変です。「低身長 メンズ セットアップ」のキーワードでgoogle検索してもなかなか良い物に出会うことができませんでした。
奥さんから「大阪梅田にAOUREってブランドがかっこいいよ」とインスタを教えてもらいお店に行ったのがきっかけです。

上記流れを客観的にみると、エコサイクル理想の循環を行っていることがわかります。

想定のエコシステム

と、自分のUX勉強も含め好きなブランドの構想をしてみました。
これまでnotionなどで勉強していた内容をまとめていたりしたのですが、noteでこのように発表するのは色んな気づきがあるので勉強になります。まだまだより深い、手触りのゴリッとした部分を突き詰めれるように日々勉強します。


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