【失敗談】オンライン講義でメモ不要!? 音声入力+AIの実力を検証!
「無料で、持っているシステムでオンライン講義の書き起こし+AI要約をしようと思ったら、失敗した話」
議事録書き起こしAIは最近よく見かけますね。
Youtubeは、Chrome拡張などでほぼAI要約余裕ですが、オンライン講義は結構別プラットフォームで、AI要約を内蔵していません。
最後に試験もあるし、ある程度メモ取りたいけど、聞きながら書くのって大変なんですよね。
議事録起こしAIをオンライン講義のまとめにも使えるかなーって思ってましたが、有料で新しいシステムを入れるほどではない。
今回、専門医維持するのに、非常にたくさんの講義を聞かなきゃならない事態に!
どうせ聞くなら、講義内容のメモも自動化できないかな?
ということで!
Mac+iPhoneに標準装備されている、ツールでどこまでオンライン勉強会を要約できるか試してみた!
結論:ダメでした><
Google documentによる音声入力
Google documentに音声入力があるの知ってました!?
ツールから、音声入力をon
音声入力でしゃべりかけましょう。
PCのマイクを拾って、テキストに起こしてくれます。
別ブラウザで、オンライ講義を流しっぱなしにすることで、
講義内容をそのまま書き取ってくれる!!
書き取っとた記録をChatGPTにお願いしたら、そのまま要約され、sのテキストをベースに設問の内容を解釈してくれることも・・・・
「これはいけるんじゃね!?」
ダメだった問題点
1. ちょっとした会話の間で音声入力が止まってしまう。だいたい数秒で止まる。
2. 「えーっと」「あのー」などまで聞き取ってしまい、情報が乱雑になってしまう。
PCアプリのChatGPTによる音声入力
ChatGPTアプリでも音声入力は可能です。
ここを押すと、音声入力モードになります。
先ほどと同じように、別タブで講義を流していくと、音声入力してくれます。
✅チェックを押すと音声入力停止し。そのままテキストにしてくれます。
しかし!うまくいかなかった><
「どうしてダァあああ」
問題点
1. 音声入力の限界は30分( ChatGPTによると)とのことだが、実際に運用すると、10分程度からエラーが出る。15分だと3−5回リロードしてやっと読み取る。
2. 10分ごとに一旦止めて、要約するのは無駄が多い
3. Google documentのような、全文入力ではないので、要素を掴んではいるが、専門用語をスキップしがち。
iPhoneで音声入力→Notionに入れ込む
iPhoneの音声入力は優秀。
余計な言葉を省いてくれる。
iPhoneをテキスト入力にして、テキストについているマイクを選択。
画面の横に置いて、PCから音声を出した状態で
記録開始!
僕は最近、タスク管理の入力も、LINEも8割音声入力です。
ということで、音声入力を、オンにしてスマホ上のNotionでテキスト記録
iphoneの音声入力を利用して、Notionのページにぶち込んでみた。
ふむふむ。できなくもないな。。。
「そうじゃねぇええ!」
問題点
1. テキストボックスの全体像が見えないので、適切な記録になってるか気になる
2. スリープモードになった時に、音声入力が止まることがある
3. 専門すぎる用語はスキップされる傾向にある
AIに指示するプロンプトも重要
オンラインの講義って、だいたい1時間くらいなので全部文字入力でテキスト抽出は難しいことがわかりました。
さらに、その講義内容をある程度把握していないと、ちょうどいいプロンプトがかけません。
結局
「自分でこんな感じでまとめたい!」
というイメージが必要で、そのためのプロンプト開発もそれなりに必要だなと実感しました。
現状はパッと簡単にはできませんでした。
有料議事録アプリや、議事録マイクなどを導入すれば、もっと簡便にできるかもしれません。
ZOOM立ち上げて、ZOOM議事録アプリと画面共有でやる方法もありますが、ZOOMの無料分は45分なので、1時間の講義には不向きですね。
AIはまだまだ進化します。
数ヶ月後には
「できるようになった!」
となっているかもしれませんが、
現在手の届く範囲の音声入力を駆使した結果
ボタンひとつで音声入力→ボタンひとつで内容を要約
は実現不能でした。
誰か、いい方法があった方は教えてください!
(試した中で最も有効だったのはMakuakeで買った音声入力マウスのマイク入力だったのですが、汎用性がないので省略します!)