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焼肉屋バイト①
タイミーバイト三本目は、とうとう飲食店!
車通勤オッケー、まかない付(?)焼肉屋!
サイコーやないかい!
行くのに、40分ほどかかりそうやけど、普段からそんな時間の運転しょっちゅうやから、全然気にならんならん。
16時〜22時の6時間。
飲食関係は20代の頃やったきり。
あとは、子どもの学校ボランティアで配給のお手伝いをやった程度。
サービス業は全く問題ないけど、オーダー取ったり、卓番を間違えんで運べるか心配やなー。
遅れたらペナルティ付くんで、早めの15時過ぎには出発した。
愛車くん、よろしくなー🚗
バイパスを30分程度北上してから、左折後、地元道に入る。
たまに通るバイパスやけど、途中から渋滞に。
おいおい、遅れたらヤバイでー。
しばらくノロノロ行った所で、左車線に凹んだ事故車が!
コイツが原因やったんかー?
安全運転せなあかんでなーと横目で睨み、通り過ぎた。
早めに出て来たのが功を奏し、始業の15分前には着いた。
砂利の広い駐車場だ。
何も停まってないが、いちばん奥のハジに停めさせていただいた。
一応な、邪魔にならんようにせんとな。
こんな遠く来て、焼肉屋でバイトやなんて、タイミー様々やで(´ε` )。
***
「失礼しまーす、タイミーから来ました!」
店先で挨拶した、と、店長らしいお兄さんが、
「はい、こっち来てください」
あ、あの駐車場に車停めたんですけど、場所は…
「あ、はい、大丈夫です。」
へ?そんなもんかいな?
今日は忙しならないちゅうことか?
???のワタシの思いもよそに、足早にバックヤードへ通された。
店長は1番奥まで行き、間仕切りのカーテンを開けた。
真っ暗でしかも暑くて、散らかっているように見えた。
「はい、ここで用意をお願いします、棚の箱にエプロンが入ってます、後はここにあるサンダルに履き替えて、貴重品は身につけてください」
途切れる事なく言い放ち、とっとと行ってしまった。
目が暗闇に慣れて見えてきた床は、掃除した形跡が全くなく、埃まみれ。
そこに脱ぎっぱなしの服が散乱している。
ホンマ、脱衣所?休憩所?何だか分からんスペースやった。
コンビニ勤務が何店舗もあるワタシには、店の裏がどんなものかは嫌と言うほど分かっておるが、清潔感を求められる飲食店の裏とは…とても考えられんかった。
腑に落ちないが、しゃーない。
あー消毒スプレーを、ぷしゅぷしゅしたいわー!(。>﹏<。)!
汚スペースに自分の荷物を置いておく事に抵抗感を抱きながら、足早に仕事スペースに向かった。