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レンタカーバイト①

働いてすぐ👛がもらえる、『日雇いタイミーバイト』。
ちょっとした小遣い稼ぎにうってつけ!と、2回目タイミーに直ぐ手を出した。

今回は、最寄り駅から電車で30分。

駅チカのレンタカー屋。
「業務は、洗車や車移動」とある。

普段、運転の仕事やないけど、休みの日は必ず運転してるから大丈夫やろ。
数少ない所持資格なんやから、こう言う時に運転免許使わねば!

それにしても、こんな暑い日に洗車なんてやったら汗だくやなー。

空調の効いた下り電車の座席に座って、仕事先へ向かう。
途中、乗り換え駅で遅延連絡があり焦ったが、予定時間には間に合った。
セーフセーフ。

***

事務所には社員風のお姉さんがデスク前に座っていた。

「こっちの机仕事でも良いんやけどな」
事務が本業の本音が頭に浮かぶ。

「でも、プレハブみたいな建物で、埃も多そうやな。やっぱムリ。」
と、自分を納得させた(何だかよう分からんな笑)。

今日のバイトは、ワタシともう1人、若いお兄さん。

年代はワタシとそう変わらん店長から、仕事の説明があった。

話の中で、レンタカー屋の仕事経験ありますか?と店長がふたりに聞いてきた。

と、お兄さんが、
「タイミーで1度だけあります。」
「ほーどこの?」
「トヨタレンタカーです。」
「普段の仕事は?」
「配送です。」

店長さんの期待が一気にお兄さんに向くのが分かった。

事務所裏に洗車場があり、その奥に貸し出し用の車が、間隔をあまり空けることなく並んでいる。

『返却された車、入れ替えたりするんやろな』(ワタシ)

駐車場はそう広くない。
2台がすれ違えられるほどのスペースはないから、奥の車をいったん前に出してから、来た車をバックで停めるイメージかな。

なるほど、運転技術が求められるわ。

何をしても、必ず失敗してしまうワタシ。
だが、車ぶつける事は、『やっちゃった』では済まない。

まー、その時はその時か!

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