おじさんに多いけどさ

4/24ロッテvsオリックス戦で起きた、佐々木朗希ピッチャーとキャッチャー後ろの球審とのやり取り?が話題になっている。

投げ終わっての判定でボールになり、ストライクを投げたと思った佐々木投手が、「え?今のボール?」の仕草をした。

その態度に対してか、球審が佐々木投手のところへ向かって行き、キャッチャーの松川くんが仲裁をした。

完全試合を達成し、なおも活躍を続け注目されている若手ホープへの態度。

そんな相手に今にも文句を言いそうな態度をとれば、周りからかなりの顰蹙を買い、様々に取り沙汰されてしまうにちがいない、と彼は考えなかったのだろうか。

それとも、考えての行動か。
それならば、自分の行動に対しての考えを言えば良いだけのこと。

活躍している若者に対して堂々と述べれば良い。

しかし、球審は何のコメントも出していない。

私は、審判とは年齢に関係なく、常に冷静でいることが求められる職業ではないかと思っている。

逆に言えば、冷静でいることが仕事と言っても過言ではないのでは、と思うほどである。

結論の所、多くの意見はどう見ても感情的になったおじさんが、若い子相手についつい文句を言いに行ったという状況、といった意見が多い。

ついつい、が許されたら、
「銀行員がついつい銀行のお金に手をつけた」
「大丈夫だろうと、ついつい船を出航させた」
そして気がついたら、何千万円も横領していた、何十人もの命が落とされてしまった、に繋がっている。

これは、審判が感情的になり感情のままの行動をしてしまうことと、何ら変わらないのではないか。

野球に限らず、仕事のオフィス、電車の中、スーパー、公園など様々な場所で、50~60代のおじさん部類に当たる男性の感情的行動が、ほぼ同じパターンで多々発生している。

例えば
「駅のホームで肩がぶつかり怒って線路へ突き落とした」
やはり最近あった事件だが、犯人は50歳だ。

社会的にも原因があるかもしれないと、私は球審を擁護している訳ではない。

その中で生きている者だからこそ、自分の仕事に誇りを持って、責任を全うする行動とはどういうことかと自問自答をして、日々精進していただけたらと思う。

注目されている今だからこそ、逆転ホームランを狙える、いや、スクイズ成功の方が、喜びは大きいかも知れない。

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