ありがとう!サザンオールスターズ
「亀有の映画館なんです。
私の経験上、有楽町や日本橋は希望者が多いと思うので、少なそうな所を選んだら、ここが当たりました!」
『ROCK フェス2024 サザンライブビューイング』の当選連絡が来たのは、上演の1週間ほど前だった。
サザンオールスターズの大ファンのユミちゃんとお友達になってから、ライブやイベントのお誘いがあれば、必ず行かせてもらっている。
昨年の茅ヶ崎ライブには、前日から茅ヶ崎市役所に隣接したホテルに2人で宿泊して参戦した。
今回の、全国330か所の映画館で開催されたライブビューイングも、チケットが全て売れたそうだから、サザンの人気を改めて感じる。
ひたちなかROCKフェスの最終日、最後のアーチストがサザンオールスターズだ。
今年の春に公表された時は、ネットも情報番組もざわついていた。
ROCKフェスだから複数のアーチストが参加していて、丸いちにちライブなのだが、ビューイングは最終日のサザンの時間帯だけだ。
そして、それがとうとう昨日の2024年9月23日、三連休の最終日に行われた!
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ワタシとユミちゃんの座席は、前から5列目の右より。
普通の映画を観るには少し前過ぎな場所であったが、ライブ観戦には出演者の表情がしっかりとわかるほどの好位置で、彼らから直接見えていないと分かっていても、十分に満足だった。
昔懐かしの曲から、今年リリースした新曲まで、およそ2時間半の中になんと、19曲が披露された。
思い過ごしも恋のうち、真夏の果実、いとしのエリーなどなど‥
生きて来た中で何度も耳にしてきたナンバーと、ちょっと聴き慣れない曲。
桑田さん、もう68だと言うのに、ドンドン新曲を発表しているのだから恐れ入る。
サザンではお決まりの、ライブ中のお水放射もあった。
あーこれも最期の見納めなんだなと淋しくなった。
そう、サザンの"夏"ライブは今回で卒業、というのも今回の見どころでもあった。
メンバーもファンも、それなりの年齢だから仕方ないのだろう。
きっとそれもあってなのか、映画館は60〜70代位の方々が多かったようにワタシには思えた。
御夫婦?姉妹?兄弟?のような雰囲気で、お茶の間でサザン観戦したかのような感覚もあった。
アンコールの後、いよいよ終わりの時にはまるで紅白が幕を閉じる時のように、フェス参加グループ全てが舞台に上がり、桑田さんが彼らをワタシ達に紹介した。
サザンの夏フェスは終わるけれど、次の代のキミ達に引き継ぐからよろしくな!がんばってください!と。
何とも、粋な計らい。
自分のライブ中にも、何度となく参加グループ名(イエロー・モンキー、クリーピーナッツ、緑黄色社会、WANIMAほか)を口にした桑田さん。
また、地震の復興中に水害に見舞われている石川県に対するねぎらいの言葉もあった。
彼の人柄が、サザンをここまで支えて来たのだと、思わずにいられなかった。
サザンの皆さん!
本当に幸せな時間をありがとう!
メンバーの皆様、サザンに関わるスタッフの皆様。
健康には気をつけて、音楽活動はまだまだ続けて欲しいと、切に希望します!
また、再びお会い出来ますように。