自分の呪縛から解放されるということ。
桜の咲く頃、50万年前の大学入学式前日の夜。私はひどい吐き気と下痢に見舞われた。それはもう酷い物で、食道と口の中はただれて、肛門はカッターでリストカットしたような細かい痛みに襲われ、ひりひりとした。
それが前途多難の学生生活の始まりだった。パパパッと書くと、入学→いじめ→入学2ヵ月で休学→その後二度目の1年生をやり、2年間は真面目に学校へ行く→3年生は前期は一度も学校へ行けず引きこもる→後期は少し行く→色々あって中途退学→13年引きこもる→やっと外に出れるようになった←NE