2019年10月3日
今の、今日の、この気持ち、感覚に名前をつけたい。言葉にならない感覚なのだけど、初めてではないし、これからも度々襲ってくる。
色を付けるならブルーホワイトとかブルーグレーとかいうんだろう。綺麗な色だけど私はそれほど好きではない。どこまでも続く二次元の世界のようで、寂しい。
心が傷付き易い。敏感で疲れる。単語や音、色、状況、全てが過去のトラウマをフラッシュバックさせ、消えていく。写真が、一瞬を記憶した写真が、どんどんめくられていく。一枚一枚に感情が溢れそうになるが、溢れることはない。溢れる前に次の写真が目に入る。
そして、立ち止まる。時間も止まってしまえばいいのに、時間は進み、私の心だけが取り残される感じ。
一枚一枚を整理したいのに、全然できない。整理する暇もなく、次から次へと写真が溢れていく。
何も見ない、何も聞かない、匂いも味も、痛みも痒みも、暑さも寒さも、五感をすべて遮って欲しい。
まるでノルウェイの森の直子のようだ。このままだと辛くなる一方で最後は死んでしまうような気がする。