『 #女性のみ大麻解禁 』は誰に対しての差別であるか?
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そこそこ反響を頂いた『 #女性のみ大麻解禁 』について提案者として考えているレベルの話は纏めていこうと思う。(テーマ分けして別記事にする予定です)
『女性の権利を侵害しているのではないか?』
私の提案はあくまで国連の方針転換をベースにした物に過ぎず、大麻の取り扱いが人権侵害であるとした時代ならともかく、各国が定めるべき人々の権利として解禁をどの様に行うべきか?と言う事に対する物でしかない。
勿論、リベラリストやフェミニストなら大麻を使わなければならなかったり、解禁に積極的に成らなければいけない…とまで言う縛りではないが、主義的には望む人(フェミニズムなら女性)が未だ手に入れていないだけの権利主張を阻害してはならないと言う話になって来る。
選択式夫婦別姓推進派の主張と同じで、新しい『選択肢を増やすだけ』なら今まで通りその選択をしない人の権利を侵害する物では無い…と言う理屈だ。
もっとも選択式夫婦別姓については、個々人の権利で物事を考えるリベラル観点なら反していないと言うだけの話でこちらのnoteで語られている様に、保守的な観点を入れるのであれば決して許されない行為であったりもするし、私もどちらかと言うとこうした考えを支持している。
何にしても立場や各思想で違う物事の捉え方は異なり、物事に対する批判と言うのはどの観点からしているのかを取り違えてしまうと、その効力に差が出る。
勿論、批判の効力自体『された側がどう受け止めるか』を除くと『属したり支持を集めたい組織や層に対してどう影響するか』でしかないので『無敵の人』は止めようが無いのであるが。
では話を私の提案に戻そう。
一般的な大麻解禁がリベラル観点に違反していない事は既に述べたが、私の提案である『 #女性のみ大麻解禁 』がどの様な観点に即し、またどの様な観点や立場から見ると問題とされるのかを考察してみよう。
フェミニズムも広義のリベラル思想の範疇には含まれるし、『フェミニストは一人一派説』とは行かずともリバタリアニズム的な物からコミュニタリズム的な物まで存在するが、あくまで女性の不遇改善と権利獲得を目指す価値観として今回は扱う。
現在の日本では女性専用列車やレディースデーなどは禁止されず、助産婦になる事は出来ず、遺族年金などに対して明確な男女差別をし続けているがそれに対する是正の動きは高まらない。
逆の例は挙げる必要は無いだろう…良くも悪くもフェミニズムに即した内容であるかが昨今の法改正におけるポイントであると見てよいだろう。勿論フェミニストが一大勢力として受け入れられている訳ではないと思うが、保守的な価値観を持つ人も多くは女子供老人に対しての保護意識を持ち、男性不遇に対しての関心は低く是正され辛いと言った程度であると言えるが。
私の提案は確かに『男女の役割強化』を目的としている。
単純に言うと大麻と言うダウナー系麻薬の効能である『不安感や精神安定だけでなく、労働意欲や抵抗感の減退』などまで活用し『労働から降りて少子化改善に専念して貰う生き方』と言う選択肢を女性本人に与えますよ。
ただ出産機能を持たず、労働以外での社会貢献が困難な男性に『労働意欲が減退』して貰っては困るので禁止しますね。
と言う解りやすく差別的な理屈である。
だが国連の方針転換を踏まえ行う内容としては『現状、日本では未だ手に入れていない大麻解禁を望む女性の権利を認める』だけであるため、この提案はフェミニズムには反していないのだ。
リベラリズム側から出来る批難としては、同じく『男性にも大麻を使用する権利を認めるべき』と言った主張である。
また、トランスを筆頭とするセクシャルマイノリティの方々にとっては元々『男女の役割強化論』である事からして、制約が増えるような提案である事は否めない。
主旨的には『不妊女性にも大麻使用を認め無い』となっても筋は通る所を性別を基準とし単純化しただけである。
そうした観点を重く見る方は不賛同するべきだろう。
管理方法や危険性などについても記事を書いていきたいと思うが、あとは大麻に対してどれだけ世論がついて来るかでしかなく十分に実現可能な提案であると考えている。
ご購入有難う御座います。
今回も何か黒い事🐈⬛を書いて置きたい気はしますが、無料部分だけ読んでもリベラリズムやフェミニズムがその主張故に身動きが取れなくなる様を思い浮かべるだけで、暗黒の微笑みを浮かべてしまう方が多い様な気がします。
私としては嫌がらせがしたい訳ではなく、先の無いそれらに傾倒し一蓮托生になるのを避けたいので『提案』をしているだけなのですが…。
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