子育てにはいつだって壁がある
こんにちは、クロモジです。
私には小学生の子どもが1人います。
毎日ワンオペで育児をしているので、
たまには1人でどこか旅に出たいなと思うこともあります。
今回は「子育てには壁がある」というテーマで(私の)子育ての大変さを書いてみます。
産後すぐにやってくる寝不足育児
私が最初に「子育てって辛い・・・」と思ったのは、最後1ヶ月までのときです。
この頃の赤ちゃんって首が座ってないので、抱っこがとにかく不安なんですよね。
授乳にしても、お風呂にしても、毎回3kgくらいのふにゃふにゃの生き物を抱っこするって大変です。
1ヶ月検診までの間はほとんど家から出られなくて、社会から隔離されるのも、精神的にきます。
そして何より辛かったのが寝不足。
3時間ごとに授乳とありますが、その前後にはおむつを変えたり、ゲップをさせたり、寝かしつけたり、意外とやることがたくさん。
赤ちゃんが寝ているときに一緒に寝ればいいって言われますが、1時間未満の睡眠を何度繰り返したって疲れは取れないし、寝不足でイライラするんですよね。
できることなら退院せずにみんなに助けてもらいながら育児したいとも思いました。
今振り返ると、一番絶望を感じたのがこの時期だったかもしれませんね。
保活〜保育園入園の精神削られる育児
私の住んでいる地域は保活激戦区。
0歳で預けて復帰するプランでも保育園に入れないということもありました。
まだ体力も回復しきっていないのに、仕事に復帰することを考えなければいけない。
慣らし保育では、大泣きする子どもを見て「なんてひどいことをしてしまったんだろう」と思うこともありました。
保育園に慣れてからも続く感染症。
熱が出たり、鼻水や咳が出たりして早退・仕事を休まなければならなかったときは、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
小学校入学で変わるライフスタイル
小学校に入ると、これまで毎日たくさんのできごとを伝えてくれた保育園と違い、基本子どもが自分で報告するのみになります。
慣れない環境、新しくはじまった学習。
子どもも思っている以上に疲れており、特に小1の間は宿題もご飯もなしで寝てしまうこともありました。
また、GWごろまでは午前授業のみだったりして、仕事との両立にも悩みました。
幸い、学童を気に入っていたので預け先には困りませんでしたが、慣れない環境でのメンタルケアや、宿題のことを考えるとあまり遅くまで預けるのも難しかったです。
しかも、なぜか会社からは「小学校入ったから仕事に集中できるね」とか言われるんですよね。
正直、仕事との両立を考えたら、私は保育園時代のほうが全然楽でした。
このギャップは仕事をする上でも結構辛かったです。
小学校中学年で迎える反抗期
小学3年生ごろからはじまる反抗期のことをギャングエイジというそうです。
これまでの可愛く素直になんでも聞いてくれていた頃とは違い、何を言っても反抗的な態度をとってくるので、本当にイライラします。
かと思えば急に甘えてきたり、素直になったり。
本人も不安定な時期なんでしょうね。
個人的に、精神的に一番辛いのがこの時期です。
仕事でもストレスが溜まっているのに、子育てでもイライラしてしまって、この怒りをどこにぶつければいいのって思うほどです。
こういうことを書いたり言ったりすると、いろいろとうるさくいってくる時代でもあるので、発散するにも気を使いますしね・・・
子育てして良かったと思う日が来るかは分からない
正直、私にとっては育児とはそびえ立つ壁。
辛いし、大変だし、嫌になることもたくさんあります。
でも、たまに壁を乗り越えたときに見える景色に「すてきだな」と思うことがあって、その景色を見てみたくてイライラしながらも向かい合っているのかもしれません。
よく子育てが落ち着いたかたから「子育てはあっという間だから、今の時間を大切にね」とうかがいます。
私はまだ「子育て後の一人時間」のほうが楽しみで仕方ないのが正直なところ。
でも、せっかくなら子どもが大人になったときに「あの頃は大変だったね」「でも楽しかったよね」と振り返ることができたらいいなと思います。