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自我復元 非公開文章 HG-002

◆はじめに

本記事では無明庵が提唱する分割自我復元法等に関して、故鈴木崩残(EO)氏とやりとりしたメールの一部を記載しています。



内容は2013年1月から3月の間、下記の桜の間や梅の間掲示板に掲載されたアンケート等の返答として送付したメール他、諸事情から非公開とされたメールを中心にピックアップし、個人情報などを消去した上で掲載しています。

[158]■ ★分割自我復元★その157 ■  【「書」に関するアンケートのお願い】 ■  by:鈴木崩残  2013/01/04(Fri)07:00:22

http://www.mumyouan.com/k/?S158


[1781]■ 無明庵日記●猫の足跡-その531● 『どうしても嫌いな生物がいる人の話』  by:鈴木崩残  2013/01/04(Fri)20:11:44

http://www.mumyouan.com/k/?U1781


嫌いな生物(生物ではなくなってしまいましたが‥)の報告は上記の投稿中に、書のアンケートの回答は下記の投稿にありますので、内容を復元作業に活用したい方などは投稿を参照していただいても十分かと思います。

[159]■ ★分割自我復元★その158 ■  【「書」に関するアンケートへのおたより】 ■  by:鈴木崩残  2013/01/05(Sat)02:32:23

http://www.mumyouan.com/k/?S159


◆有料部分の内容について

有料記事は私が送付したメール原文と、鈴木氏とのやりとりになります。

メイントピックの一つは、子供の頃のガイコツを嫌悪する原因を探す為、無明庵ならではの方法をアドバイスしていただき、実践した点です。

今回あらためて10年以上前の文章を読み直し、今の考えも合わせた結論から先に書くと、ガイコツを私が嫌悪していた原因は、「表情が読めず、自身の脅威となるか否か判断できない為」だと思います。

当時はたかが表情と思っていましたが、少なく見積もっても私は私が考えているより10倍は他人の表情、特に両親の表情に対してただならぬ関心を持ち常に観察し、結果を自身の行動にフィードバックしていたようです。

特に、眼球にかぶさる瞼の形や眉毛の位置や動き、目の周囲の形状は相当詳細に観察をしていました。両親が視界にいる時などは、それこそ秒毎に頻繁に観察するということを繰り返した結果、成長するにつれて思考する前にダイレクトに体に反応が起きるようになっていったと思います。

子供の頃は表情が読めない人間の頭部の骨の形状、大人になってからも映画「コンスタンティン」に登場する、地獄の亡者の顎から上が欠損した人体骨格のデザインに対しての違和感のエラー信号は私の場合、恐怖の感情とリンクしていたのだと読んでいます。

原因を探し出した方法については他の方で機能するかは未検証、どのようなリスクがあるか全く不明の為、自己責任の上でお進みください。

この他には下記の投稿の返信メールも有料部分に掲載しています。

[186]■ ★分割自我復元★その186■ 「メールのお願い・その他のお知らせ」 ■  by:鈴木崩残  2013/03/19(Tue)18:55:37

http://www.mumyouan.com/k/?S186


以降、記事本文となります。



◆記事本文

2013/01/04 (金) 22:59
訂正追加です。 書に関するアンケートについて 

崩残さま

失礼しました。先ほど送信したメール、誤字がありましたので訂正します。
また、文字を伏せる必要のあるときは、お手数ですが、訂正の方お願いできますでしょうか。

以下本文です。

書に関するアンケートについての回答です。

私の場合、基本的にはファイルに収納しています。

あえて、飾らない理由の一つは、復元の最終段階で減速が起きるとの事を聞いていましたので、
順調に復元が進んでいる時期は、なるべく書の力を借りずに、自身の力で復元を進めていこうと考えたからです。行き詰まり感があった時にだけ、ファイルを開き書を眺めていました。

そして、いよいよ復元に減速が起きた最終段階では、それまで頂いた書を部屋中に貼り、書に囲まれた中で過去の自分の性質を見直しながら、復元減速の原因を探ろうと考えていたのですが、実施はしていません。

というのは、減速が始まった時期に調度、復元ブログを始めたのが理由です。
投稿文作成の中で、毎日ファイルを開き過去の書や、報告文を見直すという作業を始めたせいもあり、結果的には同質の環境と体験ができていると思ったからです。

別の行為で同質の体験ができていると思った上、もったいなさからか、あえて書にテープや画鋲の跡をつけてまで貼る必要はないとも考えていました。

今思えば、最終段階でまとめて使おうとしても、すでに有効期限切れの書もあるので、この方法は、はたして効果があったか疑問です。
その上、普段は目に付かない所にしまってあるという行為は、書を自分が意識を向けた時にだけ機能してくれる「都合のいい書」として使っていた面もあり、十分に活用できていない可能性もあると思います。

>★禅書・滲み書・無無心の書 これらを、どう活用しましたか?

桜の間より

基本的には、禅書、滲み書共に手元に来た順番にB4サイズのファイルに復元の報告メモと共に収納しています。その上で、必要な時にはファイルを開き、報告メモと共に書を眺めていました。

普段も常に身の回りに置いておきたいと思った書に関しては、携帯電話の待ち受け画像として設定し、常に持ち歩き、誰かに電話やメールをする前や、スケジュールやカレンダー機能を使う時に目に入るようにしています。

ただ、今回の投稿で、書にはそれぞれ有効期限があるということで、
この方法は、その他の保管している方の書に関しては、普段目につきやすい場所に飾るという使い方に比べ、必要なタイミングや期間に、必要な書の効果を得難くなるという一面もあるとも思えます。

>★禅書・滲み書・無無心の書 これらが、助けになった事例はありましたか?

桜の間より

新しい禅書、滲み書が手元に届く度に、背中を「どん」と押され、なにかと助けられてばかりなのですが、中でも印象的だった出来事は二つあります。

一つ目、携帯電話の待ち受画面に設定し、常に意識していた文字は、気に入った文字ではなく、あえて違和感のある文字にしていました。

これは、把握できていない違和感の原因を知りたい為に、生活の中で一番目にするであろう場所に置いてみました。この時、使った文字は禅書の注文時に私に足りない性質だということで、急遽注文以外に書いていただいた「直」の文字です。

以前よりは自分の行動の隅々まで意識を行き渡らせることのできる回数が増え、これまで目を逸らせてきたことや、足を引っ張っている習慣、自覚不足な要素を数多く見つける事ができ、自己分析をするときに助けられました。

二つ目、最も印象的だったのは、これまでちゃんと向き合ったこともないのに、不必要だと決めてかかっていた文字が、実はとても大切なものだと分かり、以降の関係が180度変わった文字の存在です。

掲示板で「欲」画像を目にした時は、正直、「この文字は欲しくないなぁ。」と思っていました。しかし、現実は違い、その文字は手元にあります。
最初は、嫌いな性質の権化としてだけ見ていましたが、筆運びから受ける力強さ、文字の存在感、雰囲気からは、当時私が持っていた「欲」の文字の性質だけではないものが、そこにあるように思え、それをきっかけに、文字の印象を文書化してみました。

すると、私の視点が偏りすぎていること、また、その視点は自分で得たものではなく、本や他人の受け売だったことが判明し、その影響で、私はあまりにもこの文字と性質を蔑ろにしてきたことを知りました。

過去、「この文字は悪い文字だ、お前は使ってはいけない」と、私に刷り込むことにより、利益を得たであろう他人の影響から、抜け出す助けとなった上、私自身の勘違いや認識不足から、以降の人生でも欠損し続けていたであろう性質を、この時から補充でき始めたように思えます。

>★禅書・滲み書・無無心の書 その利用の仕方について、他の方への助言はありますか?

桜の間より

飾る書を選定する際、あえて、

気に入った書ではない書や、
なぜ、この文字が手元にあるか分からない書、

を飾ってみるのはどうでしょうか。

>★どう「楽しめたか」というシンプルな感想もアンケートに含みます。

桜の間より

滲み書の滲み模様のバリエーションを見ていると、宇宙旅行をしている気分になるときがあります。文字の輪郭が宇宙船の窓で、見えている滲み模様が、宇宙や銀河です。
多くの宇宙のバリエーションや、文字が示す性質を持った異空間を、部屋にいながらにして見れるので、理想の降下先を探す際のネタ元としても使え、楽しめました。

書にあたる光を、いつもの部屋の照明だけでなく、日光や白熱電球、LED電球に換えても楽しめました。
また、電球に書をかざすようにすると、滲み模様の雰囲気が変わる他、通常では見にくい細かい滲み模様を観察することができ、さらに楽しめました。
この方法で、通常の黒い墨で書かれた書の中にも滲み模様が発見できたりして面白かったです。
ただ、電球はかなり熱くなりますので、やけどや書を焦がさないように注意は必要です。

そのほか、これは楽しめた部類に入るのか疑問なのですが、私のイメージしていた闇より、更に深い闇を知ることもでき、死人禅の時に活用しています。

以上となります。

黒九


2013/01/05 (土) 18:18
梅の間 生物嫌悪体験談について

崩残さま。

梅の間の生物嫌悪体験談について、思い当たる事があります。
だだ、題名と逸れていると面もあると思いますので、
もしも内容がそぐわないようでしたらお手数ですが、削除お願いします。

私の場合、

レベル3・・・
映像として見るのも駄目だ。

桜の間より

に該当するのは、骨と化した人間の姿です。

今でも、身の廻りから、これを極力排除する性質があります。

記憶では、4~5才頃に生物図鑑ので生まれて初めて人体骨格を見た時は、大丈夫でした。

しかし、それから数年して小学生になった時には強い嫌悪の対象となっていて、
以前は見ることのできた、生物図鑑内のイラストが見れなくなっていました。
それどころか、その生物図鑑そのものも、まるで封印するかのように、押入れの奥にしまったりしていました。

理由は、興味のある他のページを見ているときに、何かの拍子に骨格のページが開き、イラストが目に入ってしまうことを、恐れたからです。

人体骨格のイラストの内で最も嫌悪したのは首から上、頭蓋骨の部分です。
当時は数秒も直視できなかった記憶があります。

イラストでさえこんな感じなので、実物の写真を見たり、NHKのドキュメンタリー番組などでテレビに
頭蓋骨が登場するとひとたまりもありませんでした。そんな時は、すぐさまこたつの中にもぐっていた記憶があります。

そして、テレビを見ている人に「ガイコツ消えた?ガイコツ消えた?」と聞いて、確認してからこたつから出ていました。

小学校高学年になり、骨格標本のある理科室の掃除をすることになったのをきっかけに、どうにかしてこの状態を克服しようと、行動したこともあります。
あえて図工の時間に、全身骨格の絵を描いてみたり、骸骨モチーフとした小物を買ってみたり、科学雑誌の教材でついて来たミニチュアサイズの骨格標本を机に飾ったりしましたが、どれもいまいちでした。

あるとき、今よりももっと嫌悪する体験すれば、ショックで改善するかもしれないと考え、ミニチュアサイズの骨格標本に夜光性塗料を塗ることにしました。

嫌悪の対象に、手を加えることができているので、この時は対象を征服できたようにも少しだけ思えました。いや、思うようにしました。
実際は全面的に克服できていないので、「もう大丈夫、もう大丈夫」と自分に言い聞かせながら、塗料を塗り終え、部屋に飾りました。

しかし、暗闇の中で、黄緑色の光を放ちながら立っている嫌悪の対象は、とてつもなく怖く見えてしまい逆効果で、直視さえできませんでした。次の朝には落胆と共に押入れの最深部に封印しました。

その他、頭蓋骨の形状を間接的に見ることになるミイラや、ホラー映画に登場する肉付きの少ないタイプのゾンビ、バタリアンなどは最悪です。ただし、頭蓋骨の形状が分からなければどんなに顔の筋肉が崩れていても大丈夫です。
ターミネーターに登場する骸骨型のサイボーグも嫌悪の対象でした。
街を歩いている時に骸骨のイラストが入った、服を着ている人を見ると、目を逸らす前にまずは凝視してしまいます。

今では、動揺の程度は最盛期の10分の一くらいにまで少なくなりましたが、ミイラ博物館や、壁面が骸骨で埋め尽くされた教会などは行く気にはなれません。

嫌悪感が最も発生するのは、骸骨と向き合い、目が合っている時です。横や後ろを向いているときは嫌悪感は少ないです。死を想起させるという性質よりも、骸骨の両目と口のあたりの形状や、無表情さに反応しているのはわかるのですが、何故、ここまで過剰反応するのかが疑問です。

黒九



2013/01/05 (土) 18:57
Re: 梅の間 生物嫌悪体験談について 黒九

黒九さんへ


私にも、黒九さんのその嫌悪対象の理由は分かりませんが、
興味深い内容だったので、梅の間に掲載させて戴きます。

もしもご興味があればですが、

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