1人の美容師を育てるまでに今後徹底的にやるべきこと
技術!!!
とか書き出しそうですが、、、笑
今回はそこじゃないんです。
技術はもちろん大切で、下げてはいけないんです。
より上げていくんです。
が!
徹底的にやるべきことは、、、
「コストカット」
やるべきこととして、一番はここなんじゃないかな。
美容師って、一人前になるまで、
お金と時間がかかりますよね。
本当にこれどうにかならんかね!!
すげー無駄と矛盾あるじゃんって思っている派です。
ちょっと真剣に考えてみました。
つまり、アシスタント→スタイリストになるまでの教育ですね。
そこにフォーカスして考えています。
まずできることとして、やるべきこととして
お金と時間のコストカット
パッと思い浮かぶもので、、
個人としてできること
お店としてできること
書き出してみました。
・シザーの代金
10万とか無駄です。
セニングと合わせて3万以内を目指す
ローン組んじゃダメです。
スタイリストになって稼いで「必要になったり欲しくなったら買えばいい」
先輩たちも訳わからんこと言って買うの煽っちゃダメ。
車と一緒。
就職したてで、ベンツ乗ります?
1〜2万でもふつーによく切れるのありますよ。
・練習使用ウィッグを変える
格安のウィッグを選ぶ。1台2000円〜3000円を目指す。
ウィッグの質が良く無いとダメだとか言うのもわかるんだけど、その質ってその時に本当に必要なのか。
デザインや学ぶことによって時には変えたりすれば良い。
人間と一緒でウィッグもいろんなのあるから、いろいろ使ってみるのも良いんじゃない?でも、極力低コストで。
ウィッグの回収と再利用を地域で促すのはどうか。
中古で500円から1000円程度での流通は可能か?
地域のサロンで協力してプロジェクト化していけば、これはできるかもしれない。
・クランプ
無ければビューティガレージで安いので十分
とりあえず専門のあったらそれで十分
スタンドタイプがみんな持ってないのかな。
作れないかな。簡易的なの。まあ、そんな高くもなく最近買えるからいいのかな。
・労働時間内に教える
当たり前。
これに関してはサロンがそのような取り組みを徹底しないと難しい
実際にやってないといけないところ。
営業時間内で教えたことのみでデビューできるようにシステムを組み直す。
ホテルマンが業務を覚えるのに労働時間外でも無賃金で教える教わるのかな?毎日。
40代50代で暇になってしまっているスタイリストって世の中多くいるだろうから、そういった人達は教育の教える側で予約枠を埋めていくのはどうか。教えられるレベルかどうかも問題か。
・教育をアウトソーシングしていくことにも力を入れていく
各部門強みにしたい部分はプロの中のプロに教育を依頼する方が費用対効果が高いと思う。
オンラインでいいところはオンライン
オフラインでやるべきところはオフライン
スタッフに教えさせれば経営側としてはタダかもしれないが、どの業界でも基本的に「教える人よりうまくはならない。なれない」
年々組織内でそれを繰り返していくうちにクオリティが落ちていく。
なので必ずアウトソーシングは入れる。全てをアウトソーシングにしなくてもいいが、入れた方が良い。絶対。
・雇用における賃金設定を明確にする
給料ってとっても大事で、実際にここから各個人の教育における投資資金が出ているので「サロンでどれだけ教育があって、給与額がいくらなのか」
しっかりとした教育システムが整っていたり、外部からも社内に取り入れているのなら良いが、そういった教育システムが無いのに賃金設定が低いというのはおかしいと思う。現実的じゃない。社内に教育システムが無いのなら手当等をつけたりするべき。
・カット自体の教え方を変えていく
1つのスタイルを覚えるのではなく、1つの場所の切り方を覚えていくのはどうか?
例えば、
立体的なショートのバックの作り方
ぷっくりとしたショートボブのバックの作り方
ボブのバックの作り方
軽い顔まわりの切り方
今までは1つのヘアスタイルを覚えて、そこから切り取った技術などを当てはめていくのが一般的な教え方ではあるが、切り取った技術を集めてデザインを作っていく。その上でバランスを覚えていけば良いのでは。セクションワークからデザインワークにしてフォルムワークをしていくっていうか。
時代を交えたトレンド考えればその方程式成り立っちゃうと思うけどな。
今後はこんなプロセスだって有りだと思う。
ベーシックの型を極力少なくして(クオリティ高く)数点に抑えて覚えて、あとはこの考えを混ぜ込むという形式の方が、カットまだ覚えていない子にも見えるところがあるし、現実的にはスムーズかな?
これからの時代に求められるのは、
無駄なコストを限界まで削って質の高い教育を短期間で受けれる仕組み。教育内容に関しては無駄がなく現場に即座に活きるもの。
個人としてもサロンとしても協力して取り組む形を作れたら良いよね。
「高いシザーを買うと責任が生まれ気合が入る」
「終電で帰るまで練習するのがすごい」
「美容師は低賃金重労働だからしょうがない」
「自分達はこうしてきたから」
訳わからんこだわりを先輩たちが言っていても仕方がない話です。
こういうの未だに言う人って、形態を変えようとする気がないから、もう論外だと思うんですよね。
時代は変わって常に進んでいるに、過去やり方や形に拘っても仕方がないこと。
今の時代の新しいスタンダードを考えれないといけない。物価も高くなっている。
教育する側も全てを理解していかないといけないんじゃないかな。
世の大半のサロンが1年半、どんなに遅くても2年以内で本格的なデビューまでを目指すのがいいのかと思う。
1年で出来ちゃえばそれでも全然OK。
「教育に時間をかければかけるほど費用もかかる」ので。時間かかればそれだけ投資額も増えるわけで。
スピーディーに、クオリティを高く。
そこの理解も大事。
ウィッグは安い方がいい
練習は労働時間内に
既にやっているところももちろんあるし、当たり前のようなことを今回書いていますがもっと突き詰めて無駄になっている、特に意味のないことなんかをしっかりと省いていくことが業界には必要なんじゃないかな。
美容業界はとってもいろんな意味で無駄が多いから生産性も低くて利益還元率も低い。
それによって給与の構造も低い。
一般的な会社であれば、コストカットっていうのには常に取り組むわけであって。
美容室だと
材料の使い過ぎに気をつける〜
電気代無駄にならないように気をつける〜
確かにそういったことも大事なんですよ。
ただ、美容業界は「教育産業」です。上記もしていますが、投資って表現も間違いではないよね。
例えば不動産投資で
時間をかけて、材料もいいのを使って、デザイン性にこだわって、6000万で物件を建てて
4000万でそれを売って「やった〜!」
って言う人いないでしょ?
時間とコストをどう抑えて教育をしていくか。
今後ここに関しては徹底的にやっていくべきところなんじゃないかな。
変えれるよね。
変えようとすれば。
じゃないと変わらないよね。
難しくないけどな?
他にもいいアイディアあったらDMください☆