見出し画像

これから起こってくる美容業界(経営)の流れ

リアルなこと書いていきますよ〜

5分程度で読めるnoteです☆

「美容師さんがどうなっていくか」
「今後の業界の流れや傾向」

なんてのは過去のnoteでも書いているかと思いますが、

もっと絞ったところで、

「サロンがどうなっていくか」
「会社がどうなっていくか」

というところにフォーカスして書いています。

経営的な話ですね。
これからサロンに起こってくる流れです。

上手くいっているサロンはいいです。
時代に合わせて上手くやり続ければ良いです。そのまま波に乗って頑張ってください笑

上手くいかなくなった時が問題です。

「上手くいかなくなったサロン」がどうなっていくか。
今後この流れが加速するかと思います(個人的見解)

リアルです。

さて、ご覧ください☆

1、M & A
2、居抜き
3、スタッフへの譲渡(販売)
3、シェアサロン化

大体こうなっていくのかな。
廃業する前の策として。

・M & A

ま、要するに買取ですよね。買収ってやつです。

自分のところにもM & Aの話などがチラホラ来ます。

買ってくださいと言うよりも
「売りに出ていますけど、どう思いますか?」

のようなが多いかな。

美容師さんではない他業種の方からの相談?が結構ありますね。最近。

売りたい側はこのまま経営やっていてもしょうもないんでしょうしね。

美容師さんではない方で聞いてくる方には、基本的に「買わない方がいいですよ」と伝えてしまいます。
うまくいっていないから売りに出しているんでしょうしね。
美容業界は人が商品のような業態ですが、人員確保が難しいので買い取っても大体そこでコケるかと。
個人的にはお勧めしません。
M & A的なものの「供給」は増えていくと思います。
まあ、要するに条件が良ければ他業種にも美容業界は買い取られていく可能性がちょっと見えていますね。

・居抜きについて

居抜きもおんなじようなものですね。
ただ、小さい規模の店舗は今後売れると思いますよ。そこそこな値段で。
固定費(家賃)が低いお店。安いですが、なんだかんだで売れると思います。
小さい店舗で独立したいって人が今後もっと増えるでしょうから。
もちろん古くて立地の悪い物件だとかなり価値は低いです。

居抜きにおいての注意点は、サイズ規模に関わらず
内装費に「〇〇万円かけました」とか、ほとんど意味ないです。
センスの問題なんで。いくらお金かけたってセンス悪かったらダメです。
時代も変わってますから。もしその当時はデザイン良くても、今ダサかったら価値ないです。
あとは経年劣化に伴う減価償却と、機能性かな。
いくら元をかけてもダメなものはダメ。
〇千万かけた=高く売りたいとか、現実には難しい。内装にお金かけたのその経営者の勝手だから笑
価値なんて無いっすよ〜。そこは要注意ですね。

・スタッフへの譲渡

これもどんどん増えますねー今後。
運営はしているが、今後うまくいかないのが見えている。
なのでスタッフに譲渡する。スタッフ個人が借り入れを起こすことになり、新規開業ではなく売上目処が明確に出ているので、申請すれば融資は受けやすいんじゃないかな。そもそもそんなに価値はないであろうに、まあまあな額で買うことになる。
かわいそうですよねスタッフ。

今現状で潤っているお店だったらいいと思いますよ☆
単純なイメージで毎月の売上が平均的に家賃の12〜15倍以上は確実に上げれているんなら買い取る価値は有りかな。
10倍程度でも自分の売り上げ次第ではプラスに持っていけます。オーナーであり美容師としての能力があれば。ただ、人材教育だったり管理ができないなら難しいでしょう。売上が10倍以下のサロンには価値はないから、買い取らない方が身のためです。
雇われている状態でもお店の売上ってわかるかと思いますので、そこを基準にすると良いかと。

ロイヤリティとか運営費取られるような形式になるんなら買う意味ないかな

ずっと搾取されることになるからね。

まぁ、そもそも普通に潤ってたら、わざわざ売らないよね笑
スタッフが辞めるっていうのを引き止めるために売るっていうのはケースバイケースでは有るかもね。


・シェアサロン化

用途変更が起こってきます。

セット面で言うと5、6面以上とかかなー。
家賃もそこそこなところ。30以上とか。

経営がうまくいっていない、もしくは、これからうまくいかなくなるのが目に見えているので経営者はそういった舵を切る人が増えるんじゃないかと思います。
ただ、そういうことをやる経営者が増えることによって同じ形式のサロン、同じ仕組みのサロンが増えることによりレッドオーシャン化が進み、シェアサロン側も使う美容師の取り合いになり、条件などをどんどん落としていくことになるでしょう。それにより余計キツくなってく。
シェアサロンを本業としてやっている本家大元のシェアサロンがエリアに増えてくると、条件なんかは絶対勝てないだろうから、確実に負けるかな。

先日表参道歩いていたら有名店とかもスペース貸しをやり出したり、どこも必死なんですよね。有名店でも完全シェアサロンにしたところもありますね。
ブランドを守るためには本当はそういったのやらん方がいいのはわかっているはずですが、お金ってのは正直だから。
時代に合わせてフォルムを変えざるを得ない。
お勤めのサロンがこういうことやりだしたらちょっと注意なんじゃない?

とりま今後こういうシェアサロン化は進むと思います。

美容室の経営って大変です。
甘くはないですよね。

超絶レッドオーシャンの中で試行錯誤を繰り返しながらうまく前に進んでいかないといけません。

苦しみながら、とりあえずなんとかやり続ける。
やり続けていくと成り立たなくなるので、M & Aが奇跡的に成功するか、低価格での居抜きか、スタッフに譲渡するか、シェアサロン化してうまくいかずに廃業に至るか。

サロンが飽和状態になってしまっているの世の中ではこれらが加速していきます。

出してしまったものを、どうやって終わる(抜ける)か。

やり続けると地獄が見えているから。

そんな中でも、そんな時代でも乗り越えていける

「ビジネスアイディア」が、経営者には必要ですよね♪♪

グッドアイディア〜!!  がね♪♪

さて、そんなこんなで今から今後の流れを書いてみました☆

うまく波に乗れればM & Aや居抜きの利用などで他店舗化の加速を促せる時代かもしれません。クレバーな方であれば他業種からでも参入できるかもしれません。

居抜きもうまく使えれば、自分のお店の出店がスムーズにいくこともあるかもしれません。

スタッフが買い取るパターンも、売上が見えている状態なので条件の良し悪しの判断がつきやすいです。

何事もメリット、デメリット、表裏一体という言葉があるように、表と裏があるんです。

どちらもしっかりと見た上で自分にとってプラスになるように物事のジャッジをしていけたらいいのでは?と思いますよ☆

割と厳しいことをnoteにいつも書いています。
でもリアルだと思うんです。
そのリアルな問題点に対して予防線をはりながら、リスクヘッジをしながら、経営をしたり、美容師として生活を充実させ、仕事をしてくことが今後の業界においては絶対的に必要だと思うんですよね。

のんびりしていたら置いていかれる業界ですよ。
置いていかれてから取り戻そうとすると倍で努力しないといけません。

ということで、今後のサロンであり会社の経営的に起こりえる流れを高橋的目線で書いてみました☆

なにか意見あったらDMください(^^)

面白かったら「いいね♡」よろしくお願いします☆

Qoolon 高橋


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?