私の身体という過酷な場――フーコー・バトラー・イグナイト
変身ヒロインのアナキズムのための読書メモ
ミシェル・フーコー「ユートピア的身体」を読んだりしながら今日もイグナイト重点
論考めいてまとまってはおりません
フーコー「私の身体という過酷な場」。1966年12月7日、ミシェル・フーコーはラジオ講演においてそれを語り始める。「私の身体、それは私がどうしようもなく余儀なくされた場所なのである」。出発点、生まれてきたこと生きていること自体がすでに枷であり鉄格子の牢獄なのだと感じてしまった者にとって、身体はまさに過酷な場というほかない。