【読書記録】〝忍者に結婚は難しい〟横関大 著
みなさんこんにちは、こんばんは、そしておはようございます。
人生のB面に入ってから読書に目覚めたオヤジ、タルシル📖ヨムノスキーです。
みなさん、フジテレビ、木曜10時のドラマ「サイレント」はご覧になりました?
なんか近年稀に見る大ヒットだったようで、社会現象にもなりましたね。
…私は観てませんけど。
これだけヒットしてしまうと次が大変。スタッフもキャストもかなりのプレッシャーなのではないかと想像します。
…で、2023年1月からの木10ドラマは!?
ドラマ公式サイトはこちら
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物語の構成として対立する二つの勢力の争いというのは、最も単純でわかりやすいですよね。例えば、
善と悪
光と闇
太陽と月
海族と山族
猫とネズミ
大人と子供
そして、男と女
etc.
挙げればキリがありませんが。
まぁ実際のところは「勝てば官軍負ければ賊軍」という言葉があるくらいですから、例えば「絶対的正義」とか「絶対悪」なんてものは存在しないんだろうとは思います。
何はともあれ、ひとしきり対立した二つの勢力が、更に強大な敵の出現をきっかけに共闘して立ち向かう!
なんてのは、いわゆる「ジャンプ漫画」の王道ストーリーみたいな感じで、安心して楽しめるのは間違い無いと思います。
だいぶ脇道にそれましたが、この物語は、ある日キャンプ場で出会った男女が瞬く間に恋に落ち結婚。そこから2年の月日が流れ二人の関係はギクシャクし離婚の危機に。それもそのはず、夫の悟郎は伊賀の、妻の蛍は甲賀の忍者の末裔で、お互いにそのことを隠しながら生活し、秘密の任務にも当たっていたから。
この設定だけでなんだかワクワクします。
物語は夫婦のすれ違い問題から、ある政治家の殺人事件、果ては日本を揺るがすような大問題へと発展していきます。
お互いがお互いの正体を知らずに一つの事件の敵味方に分かれて行動するあたりがとにかくハラハラドキドキで、何だか北条司さんの漫画〝キャッツ・アイ〟を思い出してしまいました。
さーて、大河も気になるし、来年は、久しぶりにドラマも観ようかな。
最後に、
読書っていいよね。
【この記事でご紹介した本】
タイトル 忍者に結婚は難しい
著者 横関大
出版社 講談社
ページ数 368
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