
noteを始めて2年、ようやく自己紹介します
自己紹介が苦手だ。何が自己紹介になるのかよくわからないから。学校でよく行う自己紹介で他人を知ることができたと思ったことは、ほとんどなかったような気がする。結局関わっていくなかで相手のことを知っていくしかないのではと思ったりしている。
そんな私でも自己紹介の記事を書くことにした。私はnoteを書くにあたってテーマを定めていないしプロフィールに何も書いていない。自己紹介記事のあった方が、読んでくださる方にとって少しでもわかりやすく、訪れてもらいやすい場所になるかなと思ったのだ。それにあるあるな自己紹介に抗って、一風変わった自己紹介をしてみたいと思っていた。そんなことを思っている時点で凡庸な気がするけれど。
弟とリラックマを愛しています
私は弟が好きだ。「弟が好き」というだけで私の8割を表すことができると言っても過言ではない。いや、もう10割かもしれない。
そんなブラコンな私に対して、残念ながら(?)弟は決してシスコンではない。しかし仲はとても良いほうだ。趣味の話、今日あったこと、突然のボケとツッコミ、内容のない会話、恋愛話など割と何でも話している。会話が盛り上がりすぎて気がついたら2~3時間経っていたということも頻繁にある。
それを友人に話したところ「それもう友達やん」と言われた。たしかに、私たち姉弟の距離感はとても仲の良い友達のそれに似ているかもしれない。弟とは2歳差なのだけれど、あまり年が離れていないのにそんなに仲が良いなんて珍しいねともよく言われる。
小さい頃こそ喧嘩もたくさんしたが、年齢を重ねるにつれ減っていき、今では仲良し姉弟である。いや、仲良しなのは昔から。もう弟のことは弟が生まれた瞬間、いや弟が生まれる何億光年も前から好きだったんじゃないかと思うくらいに愛している。
ちなみに私のiPhoneのホーム画面は弟の幼稚園の卒業アルバムの写真だ。今はシュっとしているけれど小さい頃はほっぺたがぽわんとしていてほんっとうに可愛くて……見ているだけで癒される。弟の持つパワーは偉大です。ありがとう。姉弟万歳。
そして私はリラックマも好きだ。これだけで私の5割くらいは表すことができると思う。数値計算がめちゃくちゃなのはご愛嬌。
リラックマは、弟に続いて好き歴が長い。幼稚園生の頃から好きなのだ。リラックマとの出会いは、友達(幼稚園生なので実質は友達の親)にリラックマのレターセットをもらったときだった。だららんとしている姿の可愛さや、表情にあまり変化がないことでどんな感情のときにも寄り添ってくれるように感じるところを特に好きだと思っている(最近のリラックマは表情豊かになっていて、それもまた可愛い)。
小学校で使っていたお弁当入れや文房具の一部もリラックマだった。親戚にプレゼントしてもらったものだ。中学や高校では、友人達がリラックマグッズをたくさんプレゼントしてくれた。ぬいぐるみやキーホルダー、マグカップなど、私の持っているリラックマグッズは人からもらったものがほとんどだ。本当にありがとうございます。恩返しします。IDに入っている"rila"もリラックマが由来である。
(リラックマが好きと言いつつ、特に好きなのはコリラックマである。しかしリラックマ、コリラックマ、キイロイトリ、チャイロイコグマなどのリラックマファミリー全員が好きなので、リラックマが好きという言い方をしている。)
この自己紹介はあるあるなのか変わっているのか?何とも微妙なラインになってしまった。しかし私という人間を語る上で弟とリラックマの存在は必須事項である。もし友人がこのnoteを見たら目次の一つ目で私が書いていると確信するだろう。
さて、好きなものはまだまだあるのだけれど、次は異なる角度から自分について書いてみようと思う。
憧れの人物セアラ・クルー
他者からよく言われること。それは「優しいね」という言葉。「優しいね」と小さい頃から言われすぎたことにより"優しさとは何か"、"私は本当に優しくあれているのだろうか"などとよく考えるようになった。優しさに関しての考えは後々別の記事にまとめたい。優しいと言われ続けてきたことで、できる限り長くいろんな人に優しくありたいと思うようになったので、周りの人たちにとても感謝している。
しかし最初は私が大人しくて自己主張のできない人間だから、それをマイルドにして優しいと言われているのだと思っていた。特に褒めるところがないからそう言われているのだと。今思えば卑屈だ。卑屈でありたくないというのは私の人生のなかでも特に大切にしたいと思っていることの一つなのに。
卑屈になりたくないと思うのは、海外の児童文学である『小公女』の主人公セアラ・クルー(Sara Crewe)の生き様を尊敬しているからだ。この本は世界名作劇場シリーズで『小公女セーラ』というタイトルでアニメ化もされていたので、ご存知の方も多いと思う。
小公女は、インドのお金持ちのお嬢さまであるセアラが主人公。イギリスの寄宿学校に預けられている間に唯一の親族である父を亡くし孤児となり、さらに父が全財産を失っていたので寄宿学校での他者からの扱われ方が一変するという苦境のなかでのセアラの生き様を描いたお話である。
最終的には父の友人が迎えにきてくれ、セアラはまたお金持ちの少女に戻るのだが、貧しくなり寄宿学校で召使いとしてこき使われている間も卑屈にならず、高貴な心を失わず、心はいつでもプリンセスだと自分を奮い立たせる姿は、幼き日の私の心にとても美しく映った。また、自分も大変な状況にあるなかで自分よりもっと辛い人のために行動する姿に心を揺さぶられた。その美しく強い心を私も持ちたいと思った。今でもずっと憧れで目標の人だ。沙良という名前とIDもセアラの名前が由来である。
やってみたいことをやってみている
次は、今何をしているのかを書こうと思う。
主にnoteで文章を書いたり、小説を書いてみたり、DTMで作詞作曲に挑戦してみたり、絵を描く練習をしたり、短歌を作ってみたり、写真を撮ったりしている。そして先日、小学生の頃に『けいおん!』というアニメを見てから憧れ続けていたエレキギターをついに購入した。これからギターの練習もたくさんしていきたい。長年自分に対して買う買う詐欺をしているカメラも、近々本当に買おうと思っている。
実は当初、曲か小説のどちらかが完成してから自己紹介noteを書こうと思っていた。しかし作品作りは想像より難しく、完成を待ってから書くよりも、こういうことに挑戦中ですと宣言した方がいいのではと思い、このタイミングで書くに至った。
第二の人生と夢
親のせいにするのもどうかと思うが、長年の被虐待経験により、最近まで自分の人生を自分で生きていくという感覚がほとんどなかった。なかったということをようやく自覚したと言った方が正しいかもしれない。そして自分の人生を自分で生きるという感覚を今やっと掴みかけている。小指一本でなんとかしがみついているくらいかもしれない。それは想像よりハードな道だったけれど、楽になった部分も大いにある。私の10代は悲しかった、寂しかった、痛かった、辛かった、という記憶が多くて(もちろん幸せなこともたくさんあった)、今は頑張って自分で自分を癒しなんとか生きていこうとしているところだ。そのうえで、やってみたいことを少しずつ行動に移しているところ。人生何歳から何を始めたって自由だもんね。
(しかし自分で自分の人生を生きるにあたって、想像以上に経済的自立が大きな課題だと実感している。働くのもしんどいが実家にも帰りたくないという状況は心理的にも辛いものがある。今は学生なのでこれまでしていたバイト代の貯金と奨学金で生活させてもらっているようなものなのだ。あっ、学生って言っちゃった。諸々が落ち着いたらまた対面のバイトも始めたいと思っている。)
将来わたしが立ち上がることができたなら、経済的にも精神的にも自立できたなら、家庭や学校で苦しい境遇にある人や被虐待児がこれ以上増えないように、何かできることをしたい。悲しみの連鎖を止めて、これ以上理不尽な苦しみや悲惨な目に遭う人がいなくなるような社会にしたい。もちろん今からしてもいいし、したいとも思っているのだけれど。まずはこれまで辛かった分自分を癒しつつ、少しずつできることを増やしていきたい。(一方で、働かずに5000兆円くらい欲しいなとも思っている。感情は複雑だ。)
好きなものたち書き出しました
長々と書いてきたけれど、ちゃんと自己紹介になっているだろうか。なっていなかったときのために、最後のパートとして好きなものを列挙しようと思う(なんか書きたくなっちゃった)。
果物はみかんが一番好き。夏になるとスイカが一番好きだと言います。
たまご料理が好き。特にオムライス。たまごはトロトロ派かふんわり派かで言うと、ギリギリふんわり派。ラーメンの煮卵は半熟派。ゆで卵は固茹で派。おでんやお鍋に入っているたまごも固茹で派。黄身の周りが少し灰色っぽくなっているくらいがいい。
たまごを感じる素朴な味のプリンも大好き。プリンは一番好きなスイーツだ。苦味のあるカラメルも大好き。スーパーに売っているものだとOHAYOのプリンが好き(OHAYOの杏仁豆腐も最高に美味しい)。
好きな色って日によって変わるよねと思いつつ、持ち物は薄いピンク色が多め。対して服はモノトーンや原色に近い色が好き。冬はお気に入りの黒のロングコートを着られることだけが外出する理由になる。
水の流れているところや光のキラキラ反射しているところを見ることが好き。木漏れ日も好き。
香りは柑橘系が好き。無印良品で売っているスウィートオレンジという精油の香りが今のお気に入り。
アニメ、漫画、音楽、小説なども大好き!これは語りだすと止まらないので割愛。
これから何を書くのか
今後も特にテーマを決めずに、そのとき書きたいと思ったことや関心のあることについて書いていこうと思う。とりあえずは、家庭環境やカウンセリングの内容、吹奏楽部での経験を通して感じたことを書こうと思っている。特に家庭環境の話は自分の気持ちを整理するためにも書いておきたい。少し暗い話もあるかもしれないが、年中無休で鬱屈としているわけではなく、心が凪いでいるときも明るく笑っているときもあるので安心してください。
それでは、読んでくださりありがとうございました。少しでも私のことを感じてもらえたら幸いです。改めてこれからもよろしくお願いします。