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欠片(かけら)

歩いていて、枝と葉の欠片を見つけた

枝と葉の欠片は

時を3ヶ月くらい さかのぼる事ができれば

幾重(いくえ)にも砕(くだ)かれた

欠片ではなく、

悠然(ゆうぜん)とそびえ立つ木の

1部を任されていたのだろう!

そして、木の元へやってくる

鳥や昆虫たちと話を交えながら談笑

したりしていたのだろう!

しかし、今 僕の目の前に見える物は

かつての枝と葉ではなく、

風や雨、もしくは寿命により

地面に落ち、幾重にも砕かれた

姿である。

そんな、欠片は僕に、

今!この時というものは

もう来ないんだから!

自分が納得できるように

楽しんでいきなさい!

と、言葉ではなく姿で教えてくれるき気がした。

そんな、枝と葉の欠片が教えてくれた

事に感謝をしようと思った。

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