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強運を掴むために、「A10神経」を刺激せよ!
*この文章は、ボイスメディア「Voicy」にて放送した内容を書き起こしたものです。noteでは通常配信の内容をメインにお届けしております。恋愛でもビジネスでもモテるをテーマに。音声でお聴きいただける方は以下からどうぞ!
岸正龍です。モテるためには運を掴む、波に乗っていくことが絶対必要なので、今回はここについてお伝えいたします。
運が良い人、悪い人の違いは?
まず、あなたに質問があります。
運が良い人と悪い人がいるとしましょう。まずはそういった人がいると思いますか?というのと、あなたは自分が運が良い人間だと思いますか?それとも運には恵まれていないなと思いますか?
さていかがでしょうか。
頭の中で僕はこっちだな、私はこっちだなと考えていただいたと思いますが、実は私たちのところにやってくる『運の数』は変わらないんですね。(これを詳しく話すと、宗教の世界の大きな話しになっていくので詳しくは割愛します)。
では、どうして「僕は運がいい」、「私は運がいい」という話になるかと言いますと、運を掴めるかどうかはけっこう変わってくるということです。
たとえば、目の前の交差点に立っていて、赤い車が通っていく確率はそんなに変わらないですよね。同じ都市の同じような時間、同じ場所に立ったとします。目の前で赤い車が通っていく台数は変わらないですね。
でも、赤い車に気づく人と気づけない人がいます。これが、運を掴むか掴まないかと同じだと思ってください。人生に置き換えると、目の前を通り過ぎる運の数は変わらない。けれど、「これを掴めばいいんだ!」がわかる人とわからない人といるということなんです。
「ラッキーの神様は前髪しかない」とよく聞きませんか。幸運の神様は前髪しかない。だから、通り過ぎたあとに掴もうとしても、後ろ髪がないので掴めないという話。僕はこれを聞くたびに一体どういう髪型なんだろうと、いつも頭を悩ませますね。
だから「運を掴みたい」、「強運になりたい」、「もっとラッキーな人生を送りたい」と思ったら、自分の目の前にラッキーがやってきたときに、掴めるかどうかということなんですよね。
運と言っても大波小波あります。小さいラッキーや大きいラッキーまでたくさんあります。それを見逃さずに掴んでいる人が結果的に『強運な人』と言われています。
僕は父をガンで亡くしていますが、闘病生活で最期緩和病棟(ホスピス)に入っているときに、父が僕に言いました。
「人生にはすごく大きい3つのラッキーがある。それは気付けるか気付けないかはわからない。とにかくラッキーがあるというのは、全人類平等にある。けれど、気付けない人は1個もそのラッキーを掴めずに終わってしまう」
自分の感覚では、僕はすごくラッキーな人間だと思っています。強運を掴んでいるかはどうかわかりませんが、ラッキーだと思っています。
ラッキーが続いているおかげで、今の自分がいる気がしていますし、積み重ねでここにきているなと思います。では、どうしたらラッキー、運を見逃さずに過ごせるのかというお話に入ります。
脳の快楽で運が変わる
ここで出てくるのが『A10神経』です。A10神経と聞くと、「お!」と思う人もいるかもしれません。エヴァンゲリオンですね。エヴァとパイロットは、A10神経というドーパミン系の神経系を解して接続され、シンクロ率が一定以上になるとエヴァが起動します。
そう、この『A10神経』は、本当に存在しているんです。A10神経を刺激されるとドーパミンが分泌されることも、実験で立証されています。
カリフォルニア工科大学のジェームス・オールズという教授が行った実験です。
ネズミの脳に電極埋め込み、A10神経を刺激しました。そうすると、ドーパミンがドバドバ出たということなんです。ドーパミンは神経物質ですが、これは『快楽物質』です。人間や動物は、ドーパミンが出るとすごく心地良く感じます。
なので、脳はドーパミンが大好き。脳みそは快楽が大好きです。
大事な商談をしたり、大好きな人に告白をする、いい時間を過ごそうと思ったときに、ごはんを食べながらやるといいですよという話を聞いたことはありませんか。『ランチョンテクニック』と言われるようなものですね。
あれも、おいしいごはんを食べていると、ドーパミン出ます。そうすると脳は、気持ちいい状態になって、そこで「こんなビジネス一緒にやりませんか?」と提案されると、思わずOKしてしまう。脳にドーパミンを分泌させている状態だと成功率が高まるわけです。
というわけで、A10神経を刺激し、ドーパミンを脳に出させた状態で、「僕がラッキーに気づけますように」とずっと言い続けると、脳はラッキーに気づかなきゃいけない、ラッキーに気づくと気持ちいいことがあると思って、強運を見逃さないようにします。
強運を探すとドーパミンが出て気持ちよくなるので、良い循環がどんどん起きていきます。強運を掴みたかったらA10神経を刺激しよう、ということです。
最後にですね、A10神経を刺激する方法ですが、これは簡単です。まず、鏡見ましょう。鏡に自分の姿を写して、眉間に人差し指をおいてください。その人差し指は、右でも左でもいいです。
眉間に人差し指をおいて、鏡に写った人差し指を見ながら、額においた人差し指に意識を集中しながら「今日、僕は、私はラッキーに気づけますように」とつぶやく。
眉間にはA10神経が走っています。なので、眉間を刺激することで、A10神経が刺激されて、脳にドーパミンがいきます。そうすると脳がめっちゃ気持ちいいと言います。気づくとさらに気持ちよくなると思って、脳がラッキーを見逃さないようにしてくれるんですね。
同じ交差点に立って、赤い車が見つかるか見つからないかの話しでも、見つかる人は、赤い車を見つけようとしているから見つかる。見つからない人は気にしていないから見つからない。
脳が、あるいは僕らの無意識がラッキーを見逃さないようにしようと、アンテナを立てておいてくれることによって、僕たちは目の前を通り過ぎていくラッキーを見逃さないですむわけです。ぜひやってみてくださいね。