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ここまで話してきた「モテる会話術」をまとめてみた
*この文章は、今日を彩るボイスメディア「Voicy」にて放送した内容を書き起こしたものです。音声でお聴きいただける方は以下からどうぞ!また、禁断のプレミアム放送回は、Voicyでご購入いただけます。
岸正龍です。今日はVoicyの#100から、さらにモテを深めるお話していきます。よかったらお付き合いください。
モテにかかせないのは「面倒くさくない自分」
ということで、「モテるための会話」とは何なのかですが、一言でいうと、というところを、今日は後半でまとめていきたいと思います。まずはベースとして、人としてちゃんとしていることは最低条件ですので、そこからお伝えします。
まずは、うそつきくん、ワガママくん、こまったちゃん、かまってちゃん。こういう人たちは、何をしてもモテません。だって、めんどくさいですし、関わるの嫌だなと思うのが正直なところです。少し思い出してみてください。「あの人めんどくさいな」、「嫌だな」と思う人たち、大体このへんに属していませんか。
うそつきくんは、約束を守らなかったり、どんどん言うことが変わっていっちゃう人です。裏切られますよね。ワガママくんは、「自己主張くん」と言ってもいいんですけど、何か話していても、すぐ自分の話をします。自分をガンガン出してきて、めんどうな人だな、と嫌がられますよね。こういう人たちが何を言ったってモテません。
かまってちゃんもいますね。何か言うと「私はどうかなぁ」とか「ねぇ!聞いて!聞いて!」みたいな人たちです。こまったちゃんも、ワンダウンをとり続けるような人たちですね。ワガママくんはワンアップをとってくる。マウントですよね。こまったちゃんは下からきます。「困ったなぁ、どうしようかな。私もう本当……」と言って、グチグチ言ってくるような人たち。
こいう状態にいると、何をやっても残念ながらモテません。相手は「嫌だ」が先にきますので、こういう状態じゃない自分をつくるということを、まず1番最初にやっていただきたいです。
誰でも面倒くさい人になる。だから対応しよう
どうやってつくるかというと、僕がよく「レベルが下がる」と言っている状態がありまして、ストレスがかかって心がクサクサしてくると、人は自分を自分で認められなくなるので、人に自分を認めて欲しいという無意識下の自動反応的に出てきます。
その反動として、ワンアップをとってくる、「ワガママくん」になったり、ワンダウンをとってくる、「かまってちゃん」や「こまったちゃん」みたいになってくるわけです。
この対処法としては、「そういう自分がいるな」と気づいたときに、そこで止まれることです。自動反動なので、誰にでもやってくる現象です。これを避けることは、僕はできないと思っています。
もちろん僕にもやってきます。「あぁ、もう俺ダメだ」と言って、自分で自分を肯定できなくなり、誰かにグチグチと、こまったちゃん、めんどくさいくんになるような時があります。それを自覚するということですね。
もしそういうことをしても、許される人たちがいるのであれば、吐き出すのも全然いいですね。それはパートナーかもしれないし、あるいは兄弟、家族かもしれない。カウンセラーやセラピストの先生、メンターかもしれません。言っても許される関係にある人たちがいるのであれば、良いと思います。
もしいないのであれば、自分のそういう状態をあげていくすべを自分で見つけることが大切です。お風呂に入るのもいいでしょう。1人カラオケに行って、ものすごい大きな声で歌い続けるのだって悪くないと思います。
僕はストレス発散で、キックボクシングをやっていたりします。サンドバッグを無心で殴り続ける、蹴り続けると、身体がスカッとするし、心もスカッとする。心と身体は連動していますからね。おいしいものを食べるなどもいいですね。
お酒はやめたほうがいいですね。頭の動きを鈍くしているだけなので、また覚醒したときに「俺、またお酒飲んじゃった」とバッドスパイラルに入る可能性があります。
モテるために、大切なことを一言でいうとコレ
自分が整いました、ということになったら、やっと相手です。はい、ここからがトーク術、会話になりますが、もう単純です。「KJS」⇒共感、受容、承認。さっきまでの話しの人物像とはまるっきり反対側ですね。
相手も自分のことを認めて欲しい。人は「自分が好きな人のことを好きになる」というような動物です。自分を認めてくれる人のことを認める動物です。ということは、相手が言うことを、自分の主義主張と違っていても、共感して認めていくことが大事ですよね。最初はですよ。
具体的にいきましょうか。たとえば、世の中には犬派、猫派みたいな人がいるとしましょう。犬も猫も嫌いです、私、ペット嫌いですという方もいらっしゃると思いますが、一旦、犬派、猫派とします。僕が犬派だとします。目の前に猫派の人がいるとして、「世の中には犬派、猫派っていると思うんだけど、あなたはどっち?」と聞いたとします。すると目の前の人が「うーん、私は猫派」と言う。
さて、あなたはどうしますか?「そうなんだ!猫派?俺、犬派!だって犬は」と、もし僕が犬のこと語り始めたらどうでしょうか。「お前何のためにその話振ったんだよ。自慢かよ、嫌なやつだな」と思いますよね。
まず話を振って、相手が猫派と言ったとしたら、別にこれ「猫派」でも「犬派」でもどっちでもいい話なんですよね。それは人の好みですから。そこをわざわざ否定する必要はないし、自分でマウントとっていく必要はないんです。
であれば、まず相手が「猫派」ということをちゃんと『共感して受容して』、その上で会話を弾ませていくことをするほうが、関係性を作るのに良いです。
具体的にいうといろんなやり方があると思いますけど、「へーそうなんだね!」、「どういうところが好き?」といった感じで会話を膨らませていきましょう。仮にここで「へーそなんだ!俺は犬派」と発言すると、いっきに相手の心に心理的リアクタンスがかかります。
心理的リアクタンスとは、心の抵抗です。「なんか嫌だなこのひと」という感じで無意識に好かれない。僕は常にここの部分をお伝えしていますが、僕の『モテる会話術』や『モテるブラック心理学』の真髄は、相手の心理的リアクタンスを超えていくことに尽きると思います。
何度も言います。人は自分を好きな人のことを好きで、自分を認めてくれる人のことを認めます。大きな支障のない、どうでもいい話だったら認めましょう。どうでもよくない話でも一旦は認める。あるいは、一旦その気持ちに共感することがとても大切ですね。
さて、今日のまとめです。
1, 自分の状態を悪くない状態に持っていく
2, 会話で1番最初に気をつける『KJS』
相手の意見に共感し受容し承認すること。ここからまず始まり、相手が「この人なんかいい人だな」、「なんとなく話しやすいな」と感じてから、自分の意見を言ったり、あるいは議論に入ったりする。営業も恋でも一緒です。放送のなかで、今までにたくさん話してきていますので、気になったら過去の放送も聴いてみてくださいね。