人を信用するポイント&やる気が起きないときの対処法
さて、今回も「匿名でできる質問箱」にいただいたご質問にお答えして参ります。ご質問を2つご紹介します。
失恋しました。彼のSNSを見てみました。
という事で、お便りありがとうございました。なんとコメントをしていいかわからず、今まで時間が経ってしまい、ご紹介が遅れたこと申し訳ありませんでした。おつらいですね。どのようなご事情があったかは、この文章からだけでは察することができませんが、本当にこの彼氏さんとさまざまな思い出があったことでしょうし、別れるときも、ショッキングなInstagramを見た瞬間も、ものすごく大きなショックであることは、もう察するにあまりあると感じます。
僕も少し似た感じではありますが、大学時代にめちゃくちゃ好きだった子がいまして、電話をしました。そこから5年ぐらい音信不通。そこで別れたためお互いに連絡をしなくなりました。今みたいにネットがあるわけではなく、携帯もないし留守番電話がやっとできてきた時代ですから、その後の彼女の動向を知ることができなかったんです。友達や後輩から伝わってくる話でしか知れなかったんですけど、年賀状はだしていました。
毎年彼女の実家に年賀状だけだしていたら、ある正月があけたときに電話かかってきて、僕はたまたま家に居らず、留守番電話に「もしもし、岸くん?元気?私」と聴いたことのある彼女の声が入っていたんですね。すぐに電話をかけ直そうと思いましたが、電話番号がわからない。
またいつかかかってくるだろう、とドキドキしながら待っていたら、次の週末かな?電話がかかってきて、「あー!」と思いまして、「これは彼女だ!」と感じて、勢い勇んでうれしくて「もしもし!?」と出たんです。そしたら「もしもし、岸くん?あのね、私ね、結婚するの」ということでね。
ひょっとしたらまたやり直せるんじゃないか、と淡い期待もありましたので、天国から地獄とはこうことだな、と思いました。
ご質問の方と僕のこのショック具合は天と地ほどの差があるかもしれません。この階段を外されてしまった感じ、ガタガタと倒れていく感じというのは、すごくわかります。ただ、1つだけ、最後の「私も1人で幸せに生きていきます」と書いてありますが、別にこの「1人」がいけないというわけではありませんが、望めばちゃんと相手はでてくるものです。
これだけ広い世の中で、コロナや戦争などきびしい状態にはなっていますけれど、自分から拒絶しなければ、人は人と出会うことができると僕は思っています。僕も好きだったその彼女がいて、でも年月が経つうちに自分に必要な人たちに出会って、今の僕がいます。1人が悪いと言っているんじゃないですよ。
けれど、必ずまたいい出会いは巡ってくるということも、心のどこかにおいていただけると、僕はとてもうれしいです。ということで、僕が何かできるわけではないですけれども、こういう「苦しい」、「つらい」、そういう胸のうちお話いただきありがとうございました。
人を信用する基準は何ですか?
それでは次のご質問いきたいと思います。
ということで、ご質問ありがとうございました。
これ「人は読まない、見ない、信じないものだ」と言ったのは、書き物に関してのことだったと思います。ちょっと僕、どこで言ったのかわからなくなってしまっているんですが、これは少し内容が違っていて、そのときに僕が間違ってお話をしているかもしれませんので、今から正しいお話も交えてお答えして参ります。
「人は読まない、見ない、信じない」ではなく、「人は読まない、信じない、行動しない」、この3つなんですね。
この3つがセールスライティング。人を行動させるために書いている、「物を買ってくださいね」、「あなたのメールアドレスを登録してくださいね」、そういう意図でつくっている長いページとかありますよね。「ランディングページ」、「LP」と言われているものなどです。
あるいはメルマガやLINE。それを、そもそも人は読まないですよ。見ることはあっても、ちゃんと読むことはない。ちゃんと読んでも、そこに書いていることを信じないですよ。信じることがあっても、「買ってください」、「メールアドレスをご登録ください」までの行動を起こしませんよ、ということがセールスライティングで言われている3つの原則なんです。
なので、ライティングをしていくときに「どうしたら読んでもらえるだろうか」を考えて書かなければいけないし、「どうしたら信じてもらえるだろうか」を考えて要素を入れていかなければいけない。そして「どうしたら行動してもらえるだろうか」ということを考えてオファーをつくったり、ページのデザインを考えなければいけません。
なので、これはライティングの世界のことですから、ふつうに人と人が話すときとはちょっと話が違います。ひょっとすると僕、この話をしたときにコミュニケーションと絡めてお話をしてしまっていたのかもしれませんし、それで誤解を与えてしまったかもしれません。ごめんなさい。「人は読まない、信じない、行動しない」というのは、ライティングですね。書き物の世界においてのお話です。
ただ僕は初めて会う人も含めて、人と話すときにその人のことを疑って話をすることは、ほぼないですね。信用せずに話をする。「この人は信用にたる人間かどうか」みたいなことを考えながら話をすることはないです。なぜかというと、こちらが「信用していないぞ」と思っていると、それは相手に伝わってしまうからというのが1番大きいです。
あと、そもそも信用しない人と話をするのが嫌じゃないですか。なので「この人はちょっと信用できないかもな」と感じたら、まずその人は話をしないですね。もう直感で「信用できない人」と思ったら、話さないことがベースです。
話をしていく中で「あれ?この人の言っていることちょっと違うぞ」とか「胡散臭いな」とか「信用できないな」と思うポイントは、もう指摘していただいた通りですね。その人の微表情とか声のトーンとかピッチがおかしいと感じることです。
どうおかしいかというと、一致していないということですね。簡単にいうと「そうですよ」と言いながら首を横に振る「NO」の仕草をしたり、「違いますね」と言いながら頷くとか。これはもうあきらかにおかしいわけじゃないですか。言動不一致になっている。
また繰り返しになりますけど、「この人あまり信用できないな」と思ったら、その人と話すのをやめます。関わるのをやめる。絶対関わらなければいけないのであれば、距離をとったお付き合いをする。ということでお答えになっておりますでしょうか。