波打ち際の砂のお城。
新型コロナの流行により彼女と会えない悲しみを乗り越え、というわけではないが近頃Youtubeでの動画投稿を再開した。
動画投稿の再開から今日で7日。一週間が経ち、以前に動画投稿をしていたときの感じを思い出した。
例えるなら「波にさらわれるのを分かっていながら波打ち際で砂のお城を作るような感じ」だ。
ほとんど誰も見ないものをほとんど誰も見ないであろうことを知りながら何時間もかけて作る作業をするのはとても疲れる。
刑務作業でさえもう少しやりがいがあるだろう。
自分の力で生きようとかお金を稼ごうなどとは考えず、じたばたせずにおとなしく死を待つことのほうが潔く美しい姿なのではないかと思えてくる。
私の行っている虚しい作業に、意味はあるのだろうか。
ブログも辞めて、Youtubeも辞めて、考えるのも辞めて、生きるのも辞めて、荷物をおろして、楽になりたい。
彼女と会えないままでも、もういいや。