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【FX(外国為替証拠金取引)とは?】~投資初心者と学ぶ投資の話~
皆さんこんにちは!Q太郎です!!
前回ラストに「次回は実際に何かを始めてみて…」なんて言っていましたが、流石に焦りすぎでした(*_*;
サムライ8八丸伝の達磨先生もこう言ってます
まだまだ知識が浅すぎるっ!!……よくあんな事言えたな笑
というわけで、やりたい気持ちは保ちつついったんぐっと堪えて、それぞれの投資方法をより詳しく皆さんと見ていこうと思います!
今回は前回紹介した投資の中から、FXに焦点を合わせて深堀していきます。
ではまずはおさらい。
そもそもFX(外国為替証拠金取引)とはなんぞや?
FXとは「Foreign Exchange」の略で一言で言うと、
外貨を売買してその差益を得る投資手法です。
親の顔より見たセリフ
為替とは
どういう事だってばよ?
そもそも皆さんご存じのように、日本の通貨である円とその他の海外の通貨では通貨としての価値が同じではありませんよね?
1円=120ドルだったり、1円=15元だったりするわけです。
外国為替とはこの価値の異なる通貨同士での取引のことを指します。
そして、異なる通貨で取引した時に生じる通貨同士の交換の比率を「レート」と呼ぶわけですね。
外国為替証拠金取引とは、まさにこのレートの部分を駆使して資産を増やしていくことを指します。
例
手元に10万円あったとしましょう。
ドル円のレートが1円=120ドルの状態で10万円分ドルを購入したとすると、手元には約840ドル残ります。
後日、レートが1円=140ドルに変動したとして、その状態で840ドル分円を購入すると、手元には約11万8千円ほどが残ります。
約1万8千円の利益ですね。
これが一番基本的な外国為替の仕組みです。
じゃあFXがこれと全く同じ事をしているのかというとそうではありません。
FXでの売り買いは、我々の知っているような売り買いの流れではないからです。
ナルトはそんなに頭良いイメージないですけど、最終的に炎影としての事務業務もちゃんとこなしてましたよね
保証金とポジションの保持
またまた、どういう事だってばよ?
まず、取引所でFXを行うには当然軍資金が必要になります。
軍資金を用意して、これをトレード用のお金として使用しますと取引所に預ける必要があるんですね。
このお金が「保証金」と呼ばれるものになります。
そしてこの保証金を使い、取引所を中継して外貨の取引を行うわけです。
さて、我々のしている売り買いと違うとはどういう事か?
FXは、外貨を買ったり売ったりする行為に宣言が必要になります。
ドルを買いたかったら、取引所に対してドルを幾ら分買います!とまず宣言しなくてはなりません。
買い物って普通ここで終わりですよね?でもFXではまだ買えてないんです。
確定でこのお金を使って買う(売る)けど、まだ買ってない(売ってない)よという状態になります。
この、買う(売る)宣言してお金も入れたけどまだ買っても売ってもいないという状態をポジションを保有するといいます。
ポジションを一度保有したうえで、もう一度買う(売る)宣言(決済)を行って初めて取引が成立します。
金融系の取引だとこういった保有期間みたいのは結構みんな設けられているそうなんですが、さすがに期間があったり、手数料が発生したりします。
しかし、FXは保有期間に制限がなく基本的に手数料も発生しません!
良くも悪くもFXはこの制度が肝になってきます。
利益が出ると思ったから買う宣言したのに、ちょっとトイレに行っている間にマイナスの状態になっていた…なんてことがあっても、そこでは決済せずに、買う姿勢だけずっと保っておいていざプラスになって利益が出る状態になったら決済をする。なんてことができるんですね。
ここでレバレッジとロスカットとについてお話します。
レバレッジ
レバレッジは取引所に預けた保証金の何倍、何十倍、何百倍もの額の取引が行えるというFX独自のシステムです。
何種類あるんだこのセリフ言ってるナルト笑
まさにどういう事だってばよ?ですよね笑
日本の市場では最大25倍、海外市場ではなんと500倍以上のレバレッジを効かせる(レバレッジを使う?時はこう言うらしいです)ことができちゃいます。
仮に手元に10万円あったとしたら、日本市場だと250万円分、海外市場だと5千万円以上のお金があるのと同じ取引が可能という事です。
日本市場で考えてみましょう。
一体この240万円はどこからやってきたのか?
もちろん自然生成されたわけではありません笑
この差額の240万円は取引所が肩代わりしてくれているのです。
証拠金を言わゆる担保として取引所に預けて240万借りている状態になるんですね。
つまり、少ない金額で莫大な利益を出すことが可能になっています。
しかし、レバレッジは諸刃の剣と呼ばれていて、予想が外れてしまった時のマイナスがレバレッジを効かせれば効かせるほど大きくなります。
もし決済が間に合わずに自身の保証金よりも多い額の負けを追ってしまった場合、その額は当然追加で取引所に支払わなくてはなりません。
手元には10万しかないのに250万分の取引で負けが出たら当然大変なことになっちゃいますよね?
そこで登場するのがロスカットです。
ロスカット
これはFXを行う口座を提供してくれる業者や銀行などが行っている措置で、証拠金維持率を元に、レバレッジを効かせている未決済の保有ポジションに対して一定額以上の損失が見込まれる状態に達した時、保有しているポジションをすべて自動で強制的に決済するというシステムです。
このシステムのおかげで、仮にマイナスになってしまったとしても首の皮1枚でつながるわけです。
証拠金維持率とはロスカットした時に幾ら証拠金が残るようにするか、という事なのですが、この率はロスカットのシステムを行っている業者によって異なります。
例えば証拠金維持率100%のロスカットシステムを採用すると、1円でも負けに傾いた瞬間に自動で強制決済されます。
注意しないといけないのは、ロスカットシステムが確定要素ではないという点です。
正直ここは調べ切れていないのですが、為替の流れの何かしらの原因でこのロスカットシステムがうまく作動しないことがあるようです。
ロスカットシステムがあるからレバレッジをかけるだけかけちゃえ!というのは危険なのでやめたほうがいいという事ですね。
スワップポイント
ここまでの説明で、じゃあ上がるか下がるかの2択をずっとやらないといけないの?と思った方もいるかもしれません。
FXはそれだけじゃないんです。
スワップポイントというものが存在していて、これは一言で言うと金利の差です。
国は自国の通貨に対してそれぞれ金利を設けています。それぞれ設けているので当然国によって金利が異なります。
為替の取引が行われるときは、この金利の差額も埋めなくてはなりません。
この金利の差額は、ポジションを保有している限り埋め合わせされ続けます。
ナルトも終盤は説明ないとわからない能力が増えてきて
ジョジョのスタンド戦みたいになってましたよね…
つまり、金利の安い通貨で金利の高い通貨を買った場合、(決済はせずにポジションを保有)決済を行うまでずっと金利の差を埋めるための金額が入り続けるという事になります。
実質、勝手にお金が増えていく状態ですね。
逆に金利の高い通貨で金利の安い通貨を買った場合は当然金利の差を払い続ける事になるので注意が必要です。
また、スワップポイントが大きいからと言って負けに傾き続けている状態をそのままにしていては本末転倒ですよね。
まとめ
このようにレバレッジをうまい具合に利かせつつ、スワップポイントなども利用してコツコツと勝を伸ばしていって、徐々に資産を増やしていくというのがFX(外国為替証拠金取引)の稼ぎ方なんですね。
大人しくやるのであればあまり知識のない初心者でもそんなにビビらずに手が出せそうに感じるし、けして派手ではありませんが(レバレッジ脳死全振りすれば派手)やりようによって、また投資者の知識量や経験値からくる戦略だったりで十二分に利益が出せる投資だなと感じました。
あとがき
さて、今回はFX(外国為替証拠金取引)について少し深堀してみました。
深堀っても、もっともっと奥深く複雑な話はいっぱいあるでしょうし、やっぱり知識0の人がなんとなく理解するための内容になっちゃいました。
個人的には調べていて結構楽しかったですし、勉強のし甲斐がある投資方法だと思っていて、今のところやりたい候補筆頭です。
調べれば調べるほど、世間でよく見る「FXで全部溶かした人」ってのは正直なんも勉強したりせずにやったり、博打精神を抑えられなかった人達なんだろうなと思います。
ナルトと綱手は脳死でレバレッジ全振りして一瞬で全額溶かしそう(確信)
さて次回はFXトレードの種類(色々あるらしいんですよ、知らんけど笑)について紹介していきます!
一緒に学んでいきましょう!!
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!
追記
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