嵐が嫌いだと言ったら、嵐はみんな好きだよと言われる。頭の中に?が浮かぶ 台湾に行ったら、街が臭かった。 食べ物も臭かったし、自分の手を切り落として床に這い蹲る物乞いに目もくれず、素通りする人間に吐きそうにもなった。 食べ物が臭くて、口にしないのか、それでもひと口食べてみる、のかが、雲泥の差だと思う。 口にできないのに食べろと言われ、分かってくれないことにイライラを感じたけど、よく考えれば、臭いけど食べてみりゃいいんだと思った。自分の浅はかさに嫌気がさした。 帰りの空港で
夜、凄まじく大きい音がリビングから聞こえてくる。人が酒を飲んだまま寝て椅子から落ちた音、父である。落ちて尚、床で寝ている。日常なので誰も気にしない。そのままくたばっても気づかないほど自然な光景。気狂いの血が流れる私は、酒が一滴も飲めない。血は争えるのだ。
父親が作ってくれたおでんに入っていた大根が、おでんと思えないほど薄っぺらくて、でもかどは全部とってあって、不器用さと愛を感じた。 「具は全部作った。牛すじは海外産だ、日本産は高いんや。」と言いながら食べていた。 せっかく作るなら日本産の美味しいのを買えばいいのに。と思った。そんな少しの違いが昔は嫌悪に変わっていたけど、今はただ苦笑いを返すだけ。 父は、浴びるようにビールを飲んで、1度の手洗いにハンドソープと水を3往復して、鍵もついてない冷蔵庫の扉を開け閉めしながら施錠確認を
ずっとそこに居られたらいいのに、もうここには居られないと心で気付いてしまう、そこにいる自分が好きなのに、そこにいる人が好きなのに、それでも進まなきゃいけない、その気持ちに見て見ぬふりができない。ずっとそうやって生きてきた。今もそうだ。きっと未来でも。
かわいいだけじゃ、ダメに決まってんだろ。勉学に励め、金を稼げ、情緒を安定させ地に足をつけろ、風情を知れ。笑いの一つとってみろ。話はそれからだよ
MBTI診断をした。INTJだった。たった四文字のアルファベットで性格を分類されるのは不本意だが、下のパーセンテージを見るとN or Sの項目以外は全て58%くらいになっていて、なんだ、ほぼ半々かよと思った。 結局は1%でもどちらかに偏るとEやらIやら判定されるようになっていて、どの人間もどちらの性質も持っているということだ。 その割合はグラデーションのように違う上に、実際は4項目にとどまらない様々な精神的指針がある訳なので、人間の性格は一人一人違うということになる。 ただ、
慢性的に抱く感情がある。 鬱や怠惰を作品ではエモーショナルとする。 そこから立ち直る様を情緒的美しさとして描く なぜ今と昔が解離しているのだろうか 黒いものは時の流れと共に押し寄せて来て そしてそれは引いていく、そうどこかで漠然とイメージされているから 話題になったミッシングやあんのこと、が結末のない物語だと言われるのも、その前提があるから。結局どうなったのと疑問に思うのは、その世界と現実が解離しているから。 そう感じられる世界で生きているから。 そこは社会的には落ち
海のはじまりというドラマが怖い。この話が感動的だとされることも、人間の利己的な思いが混ざりあって、他人の立場を想像して行動しないさまが鋭利に描かれているところも。 作品が怖いだけで演じている方は一切関係ない。この怖さこそがメッセージ性を持っているのだろうと、どこかでは思うのだけど、それでも直視できない生々しさがある。 いちばん怖いのがみずき 元恋人の子どもを授かって、相手の人生を奪うからと話し合わず、勝手に堕ろすと決めて書類にサインを強要した。それでも感情が溢れて、結局は
ラブソングが聴けない。 ラブソングに語れることなんか何も無い。私の感情を歌われてたまるか、と思う。 ミスチルも聴けない。嘔吐しそうになる。ゾクゾクする。 ラブソングそのものを批判している訳では無い。ただ、聴けない。 洞穴があるとする。その上をまたいで通り過ぎるか、覗きたくなるか。 その洞穴をぐちゃぐちゃに埋めて平にして無かったようにする感覚。 愛を信じている。 けど歌われてたまるかと思う。 自分の心のうちは、その人だけのものだから、誰かに代わりに歌われることなんかある
生まれ変わったら何になりたいですか? 私はずっと昔から答えが決まっていて 医者 か 宇宙飛行士 になりたいです。 ちなみにその次の転生ではお笑い芸人かスポーツ選手がいいなと思っています。 この話はまた今度します。 医者も宇宙飛行士も、今からでもなれるかもしれないけど、今世は今世で、大好きなことを与えてもらったので、それを全うしようと思っています。 先に述べたふたつの職業について、実は正反対の、でもどちらも引けを取らない魅力を感じています。 まず医者について
自分用 好きな芸人 カナメストーン、ななまがり、霜降り明星 好きな芸能人 本郷奏多 好きなタイプ せいや、ジャンボたかお、渡辺直美、鈴木亮平 好きな顔 吉野北人 好きな邦画 怪物、帝一の國、スワロウテイル、まほろ駅前多田便利軒 好きな洋画 ソウ、女神の継承、インセプション、シャッターアイランド、A24作品 好きなドラマ SPEC、リーガルハイ、アンナチュラル 好きな曲 混ざりあった大きい音が苦手なのでアンビエント、テクノ、自然音楽、UKのバンドシーン 好きな動物 柴犬、大型
頭の中にある主人公はワンピースのルフィではない。ブラックジャックでもないし大谷翔平でもなければnewjeansでもない。 例えると、第二次世界大戦の裏で自分の発明が兵器に使われた科学者や、たまたま拾われた家で幸せになった犬、なんかが近い。 主人公って何なんだろうか。 オーディションに受かって役をもらうこと、取り巻きが沢山いること、とかが主人公なら、たくさんの物語の主人公と日々すれ違うことになる。 私はほかと違う。 いい意味でも悪い意味でもみんなが思ってるそのきもちは、生き
ヤンヤンつけボーの棒 アンパンマンの白い柔らかいせんべい たまごボーロ 炭酸せんべい さきいか ボンタンアメのフィルム とかが好きだ 味を感じる時、脳が動く感覚がある 味がしないお菓子は疲れなくて助かる バキバキになりたい時もあるから味がするのも好きだけど これは本当に主観だけど、僅かに横揺れする程度の飲み物とお菓子は徐々にいい気持ちになれて幸せ。ガツンと一気にアガるより幸せな気がする。 例えばジュースだと脳揺れが激しすぎる。フルーツティーくらいが僅かな横揺れ。だからフ
半分寝ている。 頭の中の記憶と今日あった出来事が混ぜられて機関車の煙みたいにセリフや登場人物が出てきては消える。 スマホ画面は重力で潰れた右目とバキバキの左目で凝視、何故かタイピングは左手でやってる。右手は枕代わり潰れた目の下で痺れてる。 さっきは走り始めた新幹線を模写する時の画材が足りないと考えながら乃ガミの高級食パン切ってた。こんな短いシーンですぐリアルに戻って、また裁断中の食パンの前に戻る。その繰り返し。 記憶は1日の終わりに整理されて引き出しの中に入るんだろうか。
ヘイトや闇を入口に人を巻き込むのは簡単だけど、そこに集まる人は形を成していなくてドロドロに溶けていてその泥は簡単に広がりのまれてみんな身動きが取れなくなる。 泥に包まれているのに何故か暖かくて心地いい。外に出れば泥だらけの人間になってしまうけど集まればみんなで固まって泥に包まれて誰の何か分からない。 泥におびき寄せられてどんどん人が増えてどんどん暖かくなって心地よくなって、そこにいる限り何も動けないし何も変えられないのに周りに沢山ひとがいるから安心する 闇で共鳴し合うことに
今日、友人と 大きく心が動いた時の感情は詳細に見えるものにして残しておくべきだ。という話になった 文章でも絵でもいいので、とにかく目に見える形で残してピースにしないと、 本当にやりたいことをやるときも、自分の内面を形にすることは出来ない、という話。 その流れであの時のアレを残さなかったのはなんでだろうと思ったできごと。今更ながら残そうと思う。 本当は心が動いたあの日あの時に残すべきで、初めてそれに触れたその日の心はもう二度と体験できないのだから。 あの時の形を維持しておらず