鈴鹿で、バイクを拭きながら
959Panigale
この子を磨くときは超本気。
右肩を次の日筋肉痛にさせるくらいに。
雨の中、雪の中を走ったパニちゃんのお掃除。
チェーン掃除にボディ、ホイールまでくまなく。
それを鈴鹿でやると、また一味違う。
っていうことに気づいたので、一筆…。
拭いてると、遠くの方からエンジン音が聞こえてくるの。
サーキットからの音。
パニちゃんは静かにしている中、遠くの方から気持ち良く吹き上がるマシンの音。
その日は確か、HRCのテスト走行日。
ワークスマシンが鈴鹿サーキットを貸切にしているのだ。
いやもう想像しただけでもちょっとニヤついちゃう。
CBRといえばちょっと甲高いエンジンサウンド。
でもちょっと太いヤマハみたいなサウンドも聞こえる…他のマシンもいるのかな?もしかしたら4輪か? etc…
あーでもないこーでもないと想像してる自分に鼻で笑えた。
と同時に、なんか悔しい気持ちも湧き上がってきてしまう。
走れていないからだ。
丸っと1年は走れていない。ライセンスの更新したくせに。
それが余計に悔しい。
そんな感情にさせてくる場所、鈴鹿しかないな。
ちくしょうめ…絶対走ってやる。
とか思いながら、黙々と拭き続ける変な奴になっていました。
おしまい。
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