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チザイ_知財法務百科>企業法務大百科

本ケーススタディーは、事例及び解説の概要・骨子に限定して要約・再構成したものです。
詳細をご覧になりたい方は、「会社法務A2Z」誌 2009年3月号(2月25日発売号) に掲載されました連載ケース・スタディー「鐵丸先生の 生兵法務(なまびょうほうむ)は大怪我のもと!」五の巻(第5回)「チザイ」をご覧ください。

当方:
脇甘(ワキアマ)商事株式会社 社長 脇甘 満寿留(わきあま みする)
同社法務部 部長 執高 鰤男(しったか ぶりお)

相手方:
銚子鯉田(チョウシコイタ)水産
大手食品メーカー 株式会社ガタキチ

チザイ:
当社は、チョウシコイタ水産から2億円で購入した特許権で、数社にライセンスし、ロイヤルティを得ています。
最近、ガタキチ社が類似製品を販売し始めたため、内容証明郵便で特許権侵害を警告しました。
ところが、相手はいうことをきくどころか、逆に脅してくる始末です。
弁理士に相談すると、
「この特許はありきたりの技術なので、訴訟したら特許権を失う可能性がある」
といわれました。

本相談を検討する際の考慮すべき法律上の問題点1:「チザイ」バブル
知的財産権、通称
「チザイ」
は、2002年に知的財産基本法なる法律が制定され(施行は2003年)、産業界において脚光を浴びるようになりました。
しかし、その内容はあまりにも複雑で、各権利の法的位置づけや体系を整理して正確に理解している人はほんの一握り、というのが実情で、ビジネス界の事故多発地帯となっています。

本相談を検討する際の考慮すべき法律上の問題点2:チザイの実体
・・・(以下、略)

以下、ご興味のある方は、

をご高覧ください。

著者:弁護士 畑中鐵丸 /著者所属:弁護士法人 畑中鐵丸法律事務所

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