見出し画像

『幸せ、と思うことが幸せ』

多分30年以上前、平成の始め、私が高校生の頃だったと思います。
ある冬の日に実家で取っていた新聞の広告欄、素敵な女性のイラストと、キャッチコピーの言葉が目に留まりました。


『 幸せ、と思うことが幸せ 』

えっ・・
どういうことだろう。

どうしてかはっきり覚えているわけではないけれど、私はこの言葉が何とても大切なものを含んでいるような気がして、
この広告欄を切り抜いて、自室の壁に貼りました。

それまでの私は誰かが何かしてくれる、何かを与えてくれること、あと何かを達成したことが「幸せ」だと思っていたので
何か不思議な感覚を感じたのを覚えています。

これが「幸せ」という言葉に意識を向けるようになった始まりであり、後に「人は、何があったら幸せを実感できるんだろう」ということを考えるようになったきっかけだったように今振り返ると思います。

先日実家に帰った時に写真集に挟んであったこの切り抜きが出てきたので書かれていたコピーを引用しますね。
ただどこの企業の広告なのかどの新聞だったのか分からなくなってしまったので、それだけはごめんなさい。

幸せ、と思うことが幸せ

大切な人を心に浮かべた時、
どんな情景が目に浮かぶでしょうか。

あなたに笑いかけている子どもの瞳ですか。

ご主人の電話の声ですか。

人には、その人だけの幸せがあるものです。
その幸せを、幸せと思うことが、
心を豊かにしてくれるものなのです。

そういう相手がいるということが、
あなたにとっての人生の
大きなボーナスではないかと思います。

いっしょに歩いてくれる人との、
節目、節目を大切にしてください


今読んでもいろんな場面を想像しちゃいますが..

特に私はこの3行が好きです。
『人には、その人だけの幸せがあるものです。
その幸せを、幸せと思うことが、
心を豊かにしてくれるものなのです。』

何を幸せと思うかはひとそれぞれ。
もちろん幸せにフォーカスできないこともありますよね。

誰かの言葉に執拗に傷ついたり、圧迫感や閉塞感、生き辛さを感じたり、思うようにうまく行かないこと、失敗した!取り返しがつかない!と思うようなことが続いたり、体調を崩したり。

見通しが立たない状態が続くしんどさや無力感、絶望的な気持ちになったり。

でもね、そんな中でも・・
一つでも二つでも小さな幸せに気付けたら。
例えば
「それを見ていた同僚が声をかけてくれた」
「トボトボ歩いてたら道にきれいな花が一輪咲いていた」
「喧嘩したと思っていた子供部屋の扉が少~しだけ開いていた」
「だいぶ前にやってあげた自分では何でもないことなのにお礼を言われた」
「健康のありがたみがわかった」
「この能力はあの時なにくそと思ってがんばったことが生きてるかもと思った」
とか。

その幸せを、本当に小さな幸せでもそこにその小さな幸せが「あるんだな」って気付いて「あぁそれを目にしてる、感じてる私、幸せだな」って自分が思えたら、感じられたら何かが少しずつ変わっていくんじゃないかなと。

もし今、あなたが自分らしく生きられずに不安を抱えているなら、ちょっとだけ自分の心に目を向けてみてください。「私の幸せって何だろう?」と。そう問いかけるだけでも、新しい視点が生まれるかもしれません。

あなたが本当の幸せを見つけるお手伝いができたら、とても嬉しいです。
小さな幸せを見つけて行きましょう。

イラストは安西水丸さん

#幸せとは #自分らしく #心の豊かさ #女性の人生設計 #男性でも
****************
🌱しあわせライフコーチ/心理カウンセラー
🌱飯田のり子 静岡県在住
人生デザイン構築学校®認定コーチ/認定カウンセラー
エミーク認定コーチ/笑み育認定カウンセラー
心のお悩みをお話できる『心の保健室』主催
https://heartful-life.hp.peraichi.com/care-room/


いいなと思ったら応援しよう!