千年鯨の酒場日記　BarhomeからDiningbareGaoへ

2022年8月2日 08:39

1.日時

2022年7月26日の夜から27日の早朝

　メンヘラ（in Barhome)
　スコッチのデュワーズのロック、オレンジジュース
　ボロネーゼ、フライドポテトのトリュフ味（in diningbareGao)

　このタイトルを見ると誰もがぎょっとするだろう。
　メンヘラを求めるとはどういうことかと。
　このメンヘラというのは火曜日にBarhomeで切り盛りするハルちゃんが考えたカクテルだ。

　このBarhomeでは普段はふーかちゃんがマスターとして立っているが、火曜日だけにはハルちゃんが立っている。
　で、二人とも美女ということなので、オリジナルカクテルを出しているのだ。
　ハルちゃんのカクテルはメンヘラ、ふーかちゃんは不摂生。

　なんとも不気味な名前のカクテルに私はツッコミを入れる。
　二人の美女というよりは魔女じゃねえの？と。

　実際にメンヘラと対面してみた結果、見た目は可愛い、味も飲みやすいカクテルでした。
　とはいえ、疲れている時に飲むと結構酔いが回るらしいので注意とのこと。

　ふーかちゃんの不摂生にも挑戦してみようかなと思ったらハルちゃんから爆弾発言が。
　この美女による不気味なカクテルシリーズに、すずめちゃんのカクテルが追加されるらしい。

　すずめちゃんはセラピスト。
　時々Barhomeでマッサージをしたり、ふーかちゃんの手伝いをしている。
　あのすずめちゃんがカクテルを作るのかと私は恐ろしくなった。

　平穏なものか、それとも二人の魔女ならぬ美女の空気を読んで恐ろしいものをつくるのかはわからない。
　どうなるのかとハラハラするが、楽しみに待とうと思う。

　実はその日は12連勤の最終日。
　とにかく疲れていたし、ストレスが溜まっていた。
　働いている定食屋でコロナにかかった人が出たため、必死に出勤。
　よく頑張ったなあと思う。

　私が疲れたときはゲン担ぎをしたいときはいつもうみゃー飯で有名なdiningbareGaoに行っている。
　ジャイアンさんの飯はとても美味しくて最高だ。
　これまでに何度もおいしさに体が救われた。

　私が頼んだのはボロネーゼ。
　12連勤の前に食べようと思っていたのだが、先ほど記述したコロナのあれでいろいろと大変だったのでお預けになっていたのだ。

　ボロネーゼを食べて私は考える。
　昔はレトルトのスパゲッティが苦手だったことを思い出したのだ。
　なんというか、味があまりおいしいとは思えない。
　反対に冷凍のスパゲッティは味がしっかりしていて美味しい。

　どうして同じスパゲッティなので冷凍はとても美味しくてお湯でゆでるタイプのレトルトはまずいのだろうか。
　似たような話だと、クックドゥーとかああいう少ない材料で中華料理を楽しめるもの、特に麻婆豆腐が苦手だった。
　小さいころは、麻婆豆腐ってまずいものだと思っていたのだ。

　しかし、豆板醬から作るとめっちゃおいしい。
　それを知ったのは高校生の家庭科の調理実習だ。
　やっぱり最初からしっかり作るか、少しだけレトルトに頼るかによってこんなに味が異なるとはすごいものだ。
　改めて、自分ってこういうのが好きなんだなあと認識できるのはすばらしいことだと思う。
　

　そういうことを考えながら閉店時間までお世話になった。
　途中、雷にビビったりアマゾンプライムのドキュメンタルを見て、面白いことを制約なしで作れる楽しさとかいろいろと学べたと思う。
　最後のあたりは眠気が強くて大変だったけど、素敵なオールナイトを過ごせてよかったよ。

　毎度、心が疲れたときにこういう癒せたり、何か学べたりできる場所があってよかったと思う。
　BARに出会えたことに感謝だ！！

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