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弟と休日を過ごした話 造花の榊を供えた、あと、下ネタな歌を作った


0.前回の話

 神棚を掃除し、水と酒と米を供えたが、榊も供えたいということになった。

1.神棚に榊、そして塩を供えた!

 造花の榊を購入し、自宅に届く。お値段は1000円。
 弟はスーパーで塩を購入した。本当は清めの塩なり買う方がいいかもしれないが、とりあえずは自分の金額内でできることをしようということで買うことになった。
 すべてがそろった神棚を見ると立派なものだなと思う。
 神棚をかっこよく整えてよかった。

2.下ネタな替え歌を作った話

 私と弟は政治や経済など真面目な話をする時もあれば、下ネタな話をすることもある。
 その日も変な替え歌を歌い出した。元ネタは童謡のどんぐりころころである。

○玉ころころ○玉こ
お池にはまってさあ大変
ドジョウが出てきて食べちゃった
もう男には戻れない

 途中までは弟が歌い、最後は私が歌った。
 見事なコンビネーション、うまいこと下ネタな歌ができたのだった。
 この歌、何気に身内だけのネタにしようと思ったのだが、せっかくならnoteで公開したいなあと思って弟に歌詞を確認した。

 弟の反応は驚いている。おいおい、公開するつもりかよと。
 というのはお姉ちゃん、自分は頭がおかしいやつですよと自ら明かすようなものだと。
 有料設定で公開するのはどうかと提案されたのだが、この下ネタな歌を有料にするほどの価値があるのだろうかという問題がある。
 とりあえず自主規制にして表現したから大丈夫だと思うけどな。
 というか私、弟が思っているよりもすごい下ネタ言っているからな。

 zoom上の名前、ベッドダンサーにしているからね。
 このベッドダンサー、ラブホの清掃バイトをしていたときにバイト仲間だった頭の良いおじさんに名付けられたんだよね。
 にやにやしながら名付けてきたから、あきらかに下ネタなんだよね。まあ、場所が場所だからそういうことなんだなあと察したけど、ド直球ではなく頭のひねったあだ名だから気に入っていてね。
 というわけで私は弟の知らないところで下ネタを言っているし、名乗っているという話でした。

3.ふぐの皮の刺身を食べた話

 私と弟はともに酒が飲める。
 電気ブランやスコッチのデュワーズなどを飲む。
 で、その酒の肴にふぐの皮の刺身をスーパーで購入した。
 最初、毒があるふぐを買うことに躊躇したのだが、こうやってスーパーで並んでいるということはしっかりと免許を持っている人が調理していることが証明されているからとりあえず買ってみようと互いに話し合い、今に至る。

 ふぐは高級魚である。そのため、おいしいのではと思ったのだが、私たちの予想とは裏腹になんとも言えない味だった。
 何度もパッケージの表示のシールを見るほど、私たちはふぐの皮を食べているのよねと当惑するものであった。
 というのは、味がなく寒天やこんにゃくを食べているような感覚だったのだ。え、なにこれ、味がまったくない。

 皮の刺身の他にも白身が若干混じっている。それをいったん食べてみた。
 白身はおいしかった。ちゃんと味があり、ああこれはおいしいと喜んだものだ。
 弟と一緒に困惑、高級魚という割にはなんとも言えない味だ。
 マグロやハマチを食べる方がよかったのではないかと思うくらい。

 実はもしかして庶民の方がおいしい方を食べているんじゃねえのかとか、もしかしたら自分たちがバカ舌だったのかなとか。
 あれこれと考えたのだが、送付されていたポン酢を見て思った。
 皮自体は味がない、それをポン酢とか醤油とかにつけて楽しむのがふぐの皮の刺身を楽しむ方法なのだろうと。
 こんどは皮以外のものを食べてみたい、そう思ったのだった。


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