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読み切り短編集

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久保マシン(C)くぼちーの読み切り作品を収納してます。本垢(久保マシンnote)の方で、それぞれのテーマで描き下ろした短編作品を厳選して集めたマガジンとなっています。その他のリレ…
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父とプレイステーションとドクターマリオ

食べるひと

義父との懐かしい思い出です。 とにかく「食べる」ことが好きな人でした。 食べることが苦手で生きることに今ひとつ弱気というか消極的だった私には、義父はある意味、衝撃的な生き方をしていた人でした。末期癌だろうが、胃のほとんどを摘出しようがお構いなし。生涯「普通に食べて生きる」を押し通した(しかも食欲が全く衰えない)人だったので、とにかく凄い生き様を見たという気分でした。弱い私にはガツンと来る。 義父のように命尽きるまで 働き歩き食べて生きてく。 しっかり生きろよ自分!です。

髪を切るひと

この物語は、先日の『ハルコの恋(17)』コメント欄での梅熊大介さんのコメントよりヒントを得て、ふつふつと湧いて来たイメージを漫画に描きました。 「父カット」「母カット」「嫁カット」 どんな美容院でカットするよりも贅沢なカットだなと。 この物語は完全に私(くぼちー)の妄想ですが、 きっとそこには私の一番欲しい 【愛】があるに違いない(笑) 漫画&文:久保マシン(C)

汚れ犬 セミキチ(番外編)

それは愛であり憎悪でもある(1)

高齢の親は、とにかくモンスターである これは本業(久保マシン)とは別の 私の超個人的な親との戦いの記録です。 なので「久保マシン」の活動とは切り離したところで描いています。 想像以上に手強いモンスター(両親)と日々戦って行くには それはそれは、とても恐ろしいほどに根気の要る作業と忍耐力が必要。 とにかく、重い、重すぎる。どうしてこんなに私の親は重いのか。 それも両親揃ってだ。二人のモンスターに毎日手こずる。 そんな高齢両親の介助生活が一気に私の肩にのしかかった現状を打破す

noters(6) おばあちゃんのノート