みや古染の失敗記録
「みや古染」失敗の記録を書いていくよ。
使用:コールダイホットの「75グレージュ」
■1回目
本来、85度以上の熱湯を用意しなければならないところを、ちょっと熱い程度のお湯(50度くらい?)にしてしまい、さらに畳んだまま漬け置いたため、色がまだらに。
シワがすごいのに加え、なんとなく色ムラが目立ちますね。
左の帆布が、元布です。
しかも、本来なら染料は染料で先に溶かして液体にしてから容器に投入しなければならないところを、そのまま容器に粉末のまま入れてしまった。
そのためうまく混ざり切らなかったのか、染めた帆布にところどころ、黄色い絵の具の後みたいなのが飛んでいた。
染料って、いろんな色の組み合わせだからなぁ。
ということで失敗。
(説明書をあまりよく読んでいなかったのが原因)
■2回目
こっちはムラとかはなかったものの、なんというか。
色がグレージュというより、黄土色。
分かりにくいけど、なんかちょっと、かなり黄色寄りなベージュなのよ。
これではグレージュとは呼べまい。
というのもね、2回目で染めた染料は、前回とは違う固体だったのよ。
同じものだけど別店舗で買って開けてみたら、やけに粉が緑色で。
抹茶かと思った。
本来は、ココアパウダーみたいな茶色です。
そのせいかは分からないけど、理想の色ではなかったため却下。
実は試しで染めてみた帆布の端切れでは、結構いい感じの色に染まったわけで。(1本目)
その色はまさにグレージュで、それを目指してたんだけど、次のグレージュ(2本目)は緑色粉末だし、さらにその後買った3本目グレージュは、粉末こそ最初のグレージュと酷似しているがパッケージが違う。
「HOT DYE ALL+」になっている。
新バージョンが出て、徐々に在庫を入れ替えていったらしいから、多分その境目のを買ってしまったんだと思われる。
■3回目
今回は、まあいい感じの色合いが出たかと。
結局、粉末は少量で、1リットルくらいでも透明感があるくらいの染料込みのお湯(85度くらい)に、15分漬け置いた。
が、もう少し濃くても良かったので、薄めで20分ちょっとが理想かもしれない。
まだらに染まらないよう、折りたたんでいた部分を変えたり裏返したりして、均一に染まるように。結構手をかけたのよ。
(帆布は固いので、かき混ぜるのは不可能)
まさに、コールテンのベージュと同じ色でしょ。
グレージュって、本来こういう色なんですよ。
染めたては、ちょっとベージュ色が強かったが、乾いてくるとグレー味も出てきたので、満足ですね。
なのに、ちょっとだけ水気を飛ばそうと電気ストーブのところにおいて置いたら、ちょっと一部が焦げてしまった。
でも、もうこれでいいや。
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