Toksen を学ぶ

Toksenという主に北タイ(イサーン地方)を中心に伝わってきた「木」でできた木槌と先の丸い杭を使った施術を行って9年になります。
30代から生活のための仕事(骨董屋)と並行してボディワーク、エネルギーワークを勉強していました。トークセンを始める3年くらい前から、「ポラリティセラピー」というアメリカで1930年代に始まったエネルギーワークでありボディワークを勉強していました。ポラリティセラピーは、ドクターストーンという医師が世界中を「本当に患者さんを癒やすセラピー」を探して旅し出会った「チベット医学」や「アーユルヴェーダ」の概念が含まれた美しいアートのようなセラピーです。
 「ポラリティセラピー」の中に、「クラニオセイクラル」のような手をそっと5円玉をおくような優しいタッチで体を触ったり、ホールドしたりする施術があります。
ある日わたしは、体が緊張しすぎて固くなり、呼吸も浅くストレスフルな方を相手にトレーニングを行っていました。
その方を触らせていただいていて、この人に「楽」っていう実感を持っていただくのはもう少しがっちりとした手技のほうが今は必要だと感じました。
 その方だけでなく、普段の暮らしの中で緊張し呼吸が浅く体が辛いと感じ、またはメンタルも辛いと自覚されている方にどんな施術がいいのだろう。私はどんな施術をしりたいんだろう。ふと「木」が大好きなことが頭に浮かびました。何の気なしに「木でできる施術」なんてあるのだろうか。そんな疑問でネットサーフィンをしました。のちにフィリピンで行われている
竹を使った施術も知るのですが、その時はタイで行われている「トークセン」という施術がヒットしました。いろんな説明があったのですが、特に
自然界の「五元素」を含む「雷の落ちた木」から木槌をつくること、その木槌を使って施術していくことで自分の体の中にもある自然界のエレメント(風、火、水、土)が整うというワードに心惹かれました。
そうしてトークセンを学びたいという気持ちと、どこで誰に習おうかというリサーチが始まりました。

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