ほんのり甘〜い話＊リゾバ箱根②

出勤初日。職場へつき、事務所に挨拶に入ると奥に社長と支配人がパソコンをカチャカチャしてる。

「おはようございます、今日からよろしくお願いします」と手土産と共に挨拶をした。                  支配人は30代だろうか？年齢不詳。だが若い。    クールでさっぱりしてて、若干冷たい感じ。        軽く顔を上げて、一言声をかけてくれ                   またそそくさとパソコンを打ち始める。

そんなこんなで始まった初日。

合ってないのか？慣れないヒールのパンプスに加えて長時間立ちっぱで足が痛かった。なるべく平然を装いながら姿勢を正して歩く。あと少しで泣きそうになるくらい相当辛かった。でも近くにすぐ買いに行けるような場所もない。

仕事は、朝食の準備から始まった。                      前回の派遣先よりも色々とやりやすくて、少しホッとした。覚えるまでは大変だけどここなら少し長くやっていけるかも！！と

いろんなスタッフとも少し会話した。年齢も近いスタッフもいる。しかしメンズが多い。同世代の女性がいればなーと思った。

チャックアウトの際、お客様の車が見えなくなるまで両手を振り、お見送りをする。お見送りにも力を入れてて最後の最後まで感謝を伝える そんな宿。見えなくなったお客様には聞こえないけれど、礼をしたまま  “ありがとうございました”       と横で呟いてるのを耳にする。玄関に戻りながら支配人と会話した。色んな気遣いの仕方を教えてくれた。学ぶことが好きな私にとってはそんな所まで見てるんだーと目から鱗だった。

その時、こんな会話もした。                               🤵「君、足小さいね〜、何センチなの？」

🙍‍♀️「靴にもよりますけど、この手の靴は22〜22.5くらいです」

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そして、仕事で分からないことはすぐ聞いた。色々質問もしまくった。で、分からないこと聞いたらすぐ   アドバイスや+αのことも教えてくれた。

さらにびっくりしたのは、 聞いたことに対して答えてくれたのはもちろんだが、 「ちょっと待ってて」と何処か居なくなったなって思ったら資料を印刷してきてて、「はい！」って。

そのスピードの速さには驚いた。この人本当に凄い！！！凄すぎる！！と久しぶりに尊敬できる上司に出会えた。

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次の日、《出勤２日目》

夕食の支度の際、支配人はテキパキ手を動かしながらさりげなく、さらっと

👨‍⚖️「足大丈夫？なんかさ見てられなかったから靴頼んでおいたから！」

🙍‍♀️「え？？？」（サイズはどうしたんだろ？なんで知ってるの？あ、そういえばあの時、、、と昨日のことを思い出す）

👨‍⚖️「俺からの就職祝い、そんなにいいものではないんだけどね。明日届くと思うから！」と。

確か…出勤3日目に靴は届いた。。！(◎_◎;)

何事もレスポンスが早い！よく見ている！お客様のことも、スタッフのことも。

仕事ができる人に出会えるのって本当に嬉しい。だって色々盗むことができ、自分を成長させる事ができるから。私は尊敬できる先輩からたくさん学びたい。（全部盗んでやる！くらいの気持ちで    限られた時間の中でやり抜こう！頑張ろう！！）と心の中で誓った。