
自分を育てる
仕事納めまでの楽しみな最終週に風邪をひいてしまった。講座や個人セッションを来年にリスケジュールをお願いすることになってしまい申し訳ない氣持ちになっていた。今年も年始から発熱してはじまり、2月に出血性胃腸炎になり、健康のありがたみを感じると同時に、良い意味で「任せる人々がこんなにもいるんだ」と実感する一年となった。
おこがましくも「私がやらなきゃ・・・」と生きてきたことを自覚した。その勘違いのおかげで、いろんなことが経験でき、自分自身の力になったことは間違いなく、自分へは感謝の氣持ちでいっぱいである。そして、しゃしゃり出る私に任せてくれた家族や出会った人々にも、心からの感謝とちょっと恥ずかしいような氣持ちにもなっている。
カウンセラーになって、クライアントの力を取り戻すことに専念できたことは大きい。どれだけ自分は「私がやらなきゃ・・・」と思っていたか、痛烈に氣づかされた。やり過ぎていたと猛反省した。それに氣づいたことで、人の底力を信じることをたくさん学べる機会に恵まれた。そして、反省だけではなく、「自分を育てる」ということを頑張ってきたのだという氣づきに行き着いた。自分を育てるには、自分が自分を愛すること、そして、自分以外の人からの愛を受け取ることのどちらも、とても大切だということを学んだ。このどちらも、というのがミソだ。
人に求めるだけだと、足りないことに意識がいく。だから自分が愛を注ぐのが大事。そうすると、どん底でも不思議と満たされるものを感じられるのだ。「自分を愛する」が基本になると人生が楽しめる土台ができる。
でも、自分だけで満たされて終わりじゃないところがいい。誰かの愛を受け止められると成長の幅が大きく変わる。学びが複雑化することもあり、心と精神が鍛えられる。
成長とともに、自分自身の愛の質も成長する。すると受け取る愛の質だって変わってくる。
愛は、クリエーションの源だから、クリエーションされるものの質も変わってくる。
気に入っていただければサポートお願いいたします。私の活動費と創作エナジーになります。