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感謝のバトン〜先生手帳が生まれたキッカケ

大事な、大事なiPad を落としそうになった。
感動で手が震えて。

妻がティッシュの箱を渡してきた。
涙と鼻水で顔がグシュグシュになっていたようだ。

仕事をしていると、嬉しいことやら、大変なことやら、まぁいろいろある。

でも、昨日はおそらく僕の人生のページに一番目立つ栞を差し込みたいくらに感無量だった。

こちらの先生によって↓


出会いは、僕の勝手な片想いからだった。

これまでデジタルプランナーという、ニッチな手帳を作って来た。

そして普段noteで、ブログを書かせてもらっているのだけれど、そこでエイ先生の記事を見つけた。

驚いた。
iPadやノートアプリを使って、これほどまでに熱心に自分だけでなく、他の先生のことを考えて、実際に発信し続けている人がいるなんて。


その記事を見た時「僕にもできることってあるのかな」と思ったのが、今みなさまの手元に届いている先生手帳が生まれたキッカケ。


思い立って開発に入り、調べれば調べるほど先生方の業務の苛酷さにまた驚いた。

そう言えば、うちの子(小学生)に学校から連絡が来る時は、いつも夜。
一体何時まで学校に残っているんだろう。

しかも、GIGAやらICTやら時代の流れがあるのは分かるけど、それを指導していかなきゃあかん先生方のことは、本当に誰か考えてるのっ?て言うくらいに状況は激変してくる。

えっ、今だって先生は激務なのに⁉︎


教育を受けるだけでなく、
教育を実践してくれる先生の世界を知る事がどれほど必要なのか、

知らない世界を
知るべき世界を
教えてくれたのがエイ先生だった。


親にとって子どもは大事。
だから教育も非常に大事。

だったら、、、、、、、

それを、毎日、何十人も相手に
教え、
育んでくれる先生は
どれだけ大切なのかに気がつけた。



・・・開発は難航しまくりだった。

僕が知っているのは、専門学校や大学の学生のこと。

全教科をフルタイム教える小学校の先生のことは詳しくない。

一つ一つ調べ、確認しながらページ作っていった。

気がつくとページ数がありえない程になってしまった。

これ、、、普通なら辞書か百科事典。
3000ページを一人で作るなんてできるの?

僕が作ってきた手帳の最大のものの、倍以上。

一見、無理無謀なことでも、「想い」があればなんとかなる。


エイ先生は誰のためにあんなに発信してるのか?
日々ご自分の仕事やプライベートもあるだろうに、その貴重な自分の時間という命の枠を削ってまで発信し続けている。

先生がスゴイと、生徒は動いてしまう。

途中何度も挫けそうになったけど、SNS上での多くの先生の声を目にするたびに次第に、単なる仕事としてではなくて、僕のミッションとしてこれはやらなきゃあかんと、後押しされて何とかできた。


でも僕は教育業界には、なんのツテもない。

想いで作ったのはいいけれど、どう伝えていいかはサッパリだった。

ただ一つだけ決めていたことがあった。

それがこの先生手帳を作るキッカケになったエイ先生に連絡してみること。

ただ、正直に書くとエイ先生の記事にいつも感心しつつも、ツイッターのアイコンから、ワイルドな先生を想像しビビっていた。

「こわいはGO!」
恐れている時ほど一歩を踏み出してみる。

恐る恐る、怪しまれる覚悟でDMを送った。
案の定、かなり怪しまれたようだ。

その後の流れは、エイ先生がこちらにまとめて下さっている。


結論から言うと、先生手帳が無料かどうかは問題ではなくなっていた。

それよりも、
何よりも、

一人でも多くの方にお届けできたことが、嬉しくて仕方がない。

だって、その一念だけで作ってきたから。


エイ先生から受け取った「想いのバトン」を、次の方に渡すことができたかな?

あとは実際に、より一人でも多くの先生にこのバトンがつながるといいな。
そして、ほんのちょっとでも仕事が楽に、気持ちが軽くなってくれたら。


エイ先生はじめ、ダウンロードして下さった方に、SNSで読んでくださった方に、本当に心からお礼を言いたい。
「ありがとうございました」と。

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