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近藤ようこ『月夜見(つくよみ)』。私の好きな「短編マンガ本」のひとつ。

◆『月夜見 近藤ようこ第一作品集』(1981年ブロンズ社) ※絶版


所有はしてるが、手元にないので、どういう内容だったか大方は忘れています。呉 智英現代マンガの全体像』収録の「近藤ようこ 自意識と物語と」と題した作家論を参照すると、近藤氏は折口信夫(1887-1953)などの民俗学の影響を受けているらしい。もちろん無学な私が知るわけないが、タイトルから察するに、「身毒丸」「梓弓」「サホヒコとサホヒメ」「傀儡女」あたりが、日本の古典文学?伝承?などの影響を受けている作品だったのでは。言葉遣いも古いものが混じっていたりで、完全に理解したとは言えませんが、新鮮で、私小説的な短編よりおもしろかった記憶があります。↓目次画像。

https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/o1071011372


「帯付き」の単行本の書影

https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1205065536


↓『月夜見』の復刊希望のコメント。私はかなり昔にまんだらけで買った。


私が所有するのは、本書と↓2冊目の単行本『仮想恋愛』(1982年青林堂)。


読んだのは昔。「女性目線で、自問自答のモノローグが多い」という記憶。
2冊とも新鮮な感覚で楽しめました。『月夜見』秀作、『仮想恋愛』佳作。

https://www.kondoyoko.net/books/virtual.html


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#近藤ようこ #短編マンガ #漫画感想文 #ブロンズ社 #民俗学

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