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専門分野選択はどうしたら良い?

年が明け令和6年となった。が、記述抜き170点台の僕の新年は合格発表日の1月31日だ。まだまだ来ない。。。本当に、長すぎる・・・。

「専門分野選択」
年末からこの本を読んでいる。

合格したら退路を絶って独立開業しようと思っているのだが、情けないことに何ひとつ専門分野にできそうな仕事がない。

30年以上にわたる長いサラリーマン生活では、大枠で言うと、営業・経営企画・総務といった業務に従事してきた。文字通り「サラリーマン」として「社畜」として数年ごとに出される突然の辞令によって勝手に異動になり、どの部門でもなんとか歯車になりきってがんばってきた。

30数年して気づけば、外で専門分野と言えるようなスキルは何ひとつない。少し前まで大企業では自ら希望したキャリア構築など望むべくもなかったのも事実なのだ。寧ろ、個人の希望などおくびにも出さず会社の言うなりになる社員の方が出世したのだ。

あと数年で定年となる自分が、必死で勉強して行政書士として独立開業する道をセカンドキャリアとして選んだわけだが、巷では中高年での開業は当然それまで培ったスキルを武器として戦うべきといった論調が支配的だ。しかし、その視点で自分を振り返ると本当に何も専門性がないのだ。すべてが大企業のイチ社員として業務をこなすスキルに過ぎない。それでは外ではとても戦えない。

そこで、建設業許可や風俗営業許可や運送業許可などの行政上の許可申請もしくは相続・遺言などの民事法務など、自分の社歴では全く関わってはこなかった行政書士という新たな世界に挑戦して人生の後半戦を生きていくと決めたのだが、、、

では実際に行政書士が業とできる膨大な分野の中で何を専門とすべきか、したいか、というとネットや書籍など色々な情報を収集してもなかなかピンとこない。決められない。

先輩行政書士の方々のコメントでは、とにかく仕事を選ばずに来た仕事をそこで調べて対応することを繰り返してその中でフィットするものを専門にするのが良い、と言った声も良くお聞きするが、性格上、しっかりとある分野に絞って勉強してから受任しないとお客様には大変な迷惑だし、自分としても責任を持って対応ができないので、まずは専門を決めたいのだ。

しかし実務を経験しないとどの仕事がフィットするかなんてわからないのも自明なので、結局、鶏が先か卵が先かの話になってしまう。

せめてどう考えて悩んだら良いのか、のアイデアでもないだろうか。縁あってこの投稿に辿り着いて頂いた皆さん、何かヒントがあったら教えてもらえると助かります。。。

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