ひとり語り「レモン哀歌」 高村光太郎『智恵子抄』より 1 北原久仁香ひとり語り 2020年10月5日 09:00 智恵子が亡くなったのは、昭和13年10月5日午後9時20分。この日は、レモン忌と呼ばれる。彼女の脈が細くなり、呼吸が乱れがちになると、「もうお注射はおやめください」と光太郎は力を込めて言ったという。ゼームス坂病院は、患者を拘束などしない当時稀な治療方針だったと記憶する。智恵子にとっては、第二のアトリエでもあったろう。今、病院跡には「レモン哀歌の碑」が建つ。*高村光太郎氏、智恵子女史の敬称を略しますこと、お許しください。とっても感謝している文献『智恵子抄』の世界 大島龍彦、大島裕子(新典社)「智恵子抄を読む」大島龍彦 (新典社選書) 他高村光太郎連翹忌運営委員会のbloghttp://koyama287.livedoor.blog/【北原久仁香 LIVE情報など】http://katarito.web.fc2.com/ https://www.facebook.com/kataritowagaku いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #ひとり語り #高村光太郎 #智恵子抄 #レモン哀歌 #高村智恵子 #レモン忌 1