静岡ブルーレヴズ観戦記☆第14節4/23vsトヨタヴェルブリッツ〜SHIZUOKAの夜、熱くほろ苦く〜
1.薫風に心を乗せて
チューリップ🌷パンジー🌷これは、、
新横浜のF・マリノス通りは、春の花が愛らしく彩りを添えていた。。とはいえ、
気温27℃🥵🥵
吹き出す汗を拭きつつ通りを抜け橋を渡り、ようやくたどり着いた巨大なスタジアムには、もはや『夏並み』の日差しが容赦なく降り注いでいた😨😨
前夜地方出張から戻ったばかりの夫からすれば、翌日遠出はしたくない。結果として夫が選んだのは、『ベスト4最後の椅子』を目指すあの『赤い』チームの試合観戦だった。
この日赤一色で染まった日産スタジアムには、鯉のぼりの一群が悠々と空を泳いでいた🎏
入り口に据えられたのは監督『サワッキー』のご挨拶看板🌟もしかして人生最大の『モテ期』に突入した47歳を、女性ファンが絶え間なく写真に収めていた。
(女性ファンが左手に並んでいたためこれ以上掲載出来ません🙇♀️🙇♀️)
この試合が終わり、新横浜駅に着いたら、『あの試合』の速報を追うことにしよう🔥録画を見るのは明日以降になるけれど、、
『あの試合』のkickoffは17時 会場は静岡県袋井市エコパスタジアム
ジャパンラグビーリーグワン第14節 静岡ブルーレヴズvsトヨタヴェルブリッツ
🔥東海ダービー🔥そう銘打たれた一戦🌟🌟
これまた『ベスト4・最後の椅子』を狙う強豪ヴェルブリッツが相手だ🔥
気持ちだけは、今からSHIZUOKA に飛ばしておこう🔥🔥🔥
* * *
夕刻の新横浜駅、『この試合』のあまりにショックな展開に心を重くしつつ、私はスマホ画面を見つめる。『あの試合』は既に始まっていた。同時刻、隣のエコパアリーナではKAT-TUNがライブを始めていた。
SHIZUOKA の夜
それぞれのファンに抱かれた『夢』が、これから『形』へとなっていく。
2.前半〜ダービーは熱く〜
帰宅中の電車内で、私はほくそ笑んでいた。
【よしよし、これはいけるかも🌟🌟】
* * *
静岡県袋井市 気温は23℃ さすがに17時ともなると随分下がっている😳😳
この日は、抽選で選ばれたレヴニスタ(=レヴズサポーター)達が、『青いフラッグの花道』を作り選手達を送り出す💐
初めにヴェルブリッツ、青い花道の中を走る。
そして、音楽と共にレヴズが入場した。風になびく青い花道を、主将大戸さんを先頭にメンバーがグラウンドへと走る。
徐々に夕闇が迫っていた。
試合が始まった。
風がやや強いのか、両チームはキックの応酬で陣地を取り合う。2人の10番、
🔥サム・グリーンvsライオネル・クロニエ🔥
互いにボールを奪い合う攻防が続く。レヴズは自陣深く攻められるが、その度スクラム勝負に勝ち窮地を脱していた🔥
拮抗した展開が続く中、レヴズはヴェルブリッツの大柄な体を生かした肉弾攻撃を慎重に凌ぎつつ、果敢な逆襲を見せ始めた。
試合が動いたのは前半半ばすぎ。レヴズボールのラインアウトから🔥
グリーン選手からボールを受けたタヒトゥア選手、そのままゴールラインに突進🔥🔥
実に滑らかに何度も反転しながらヴェルブリッツの選手をスルスルっとかわし、そのまま飛び込んだ❗️
タヒトゥア選手、硬軟自在の先制トライ❗️❗️
その後、レヴズは自陣深くまで再三攻められるが、丁寧に守り切る。ボールを奪い、ノックオンを誘い、トライを許さない🔥
その後、ヴェルブリッツ彦坂選手にブッチギリの独走を許しかけるがなんとか阻止🔥
クロニエ選手のPGは、センターライン付近から見事に決めたもの🌟🌟兄さんさすがです🙇♀️
その後、
レヴズはヴェルブリッツのペナルティーを機に敵陣に入る。レヴズボールのラインアウトから、、
パスを受けたグリーン選手が、大外左に大きく放ったボールは、走り込んできたツイタマ選手へ🔥しかし、ヴェルブリッツ14番の選手が手を上げて阻止🔥ここでレフリーはTMOを要求した。その結果、
『意図的ではないにせよ、片手を出した時点で、取れないのは明らか。認定トライにはしないが、14番にシンビン🟨適用=10分間退場』
との判定。
レヴズボールのラインアウトから試合は再開された。HO日野さんが投じたボールは、仲間の手で右へ、そして左へ。
SHヤッツさんからのボールを受けたタヒトゥア選手は、そのまま突進、ではなく😳、瞬時に左へパス🔥🔥
走り込んでキャッチしたツイタマ選手は、襲い掛かるヴェルブリッツの選手と共にゴールラインに飛び込んだ🔥🔥伸ばした片手に掴まれたボールはしっかりラインを超えていた🔥🔥
ツイタマ選手、技アリ連携プレーのトライ❗️❗️
そのまま前半終了。
ここまでは順調🌟🌟勝負の後半、大型選手の揃うヴェルブリッツを止め続けられるか。
観客席には、水色でもオレンジでもない富士山ヘッドが揺れていた😳😳
社長、エコパで『赤富士』を売ってたんですか⁉️
3.後半〜ダービーはほろ苦く〜
折角横浜まで行ったのだ、崎陽軒の焼売でも買って来ればよかった、と後悔しながら、帰宅早々冷凍庫に眠っていた餃子を焼き始める。水を入れ蓋を閉めて即スマホを開けたが、、
【おお😳❗️点差が詰まっているぞ❗️】
後半も又キックの応酬が続いた。
根負けしたように、クロニエ選手はボールを外に出した。
レヴズボールラインアウト、しかしノットストレートの判定🥲
しかし、ヴェルブリッツボールのスクラムに勝ち、レヴズは敵陣深く入る。
レヴズボールのラインアウト。ボールはSHヤッツさんの手からグリーン選手へ。
大きく右に振られたボールに、ヴェルブリッツの選手とWTB矢富選手が同時に飛び上がった。ボールはヴェルブリッツの選手の手に当たり前に落ちる。矢富選手はそのボールを即座に拾いそのまま右隅に叩きつけた🔥🔥
矢富選手、後半早々鮮やかにトライ❗️
角度が難しかった事もある。奥村さんはこの日一本もCGが決まらなかった。
その後レヴズは自陣での我慢を強いられるが、程なく攻勢に転じる🔥
一気に集団から抜け出した奥村選手がゴールラインへ激走🔥🔥わずか手前で捕まるが、その寸前で右にパス、しかし、ツイタマ選手には渡らず🥲🥲
両者の攻防は激しく続く。画面越しにもぶつかり合う音が頻繁に聞こえるようになる。。
レヴズは敵陣でのラインアウトからモールで前進、さらに矢富選手がボールを持ち出し前進を図るが、逆にヴェルブリッツに絡まれペナルティーとなる🥲
ここで、チャンスがピンチに😨😨
その後、ヴェルブリッツボールのラインアウトを起点に、ボールを持ち一気に駆け抜けていったのは『ヴェルブリッツの若き翼』高橋選手だった。小刻みに軌道を変えた絶妙なライン取りだった🔥🔥
試合の行方は、わからなくなってきた。
* * *
落ち着かない夕飯ではあったが、食事中のスマホは厳禁の我が家、全員が食べ終わり席を立った頃には既に7時半近くになっていた。
【ああ😨❗️こんな結末になるなんて❗️】
* * *
レヴズは攻撃を続けた。ラインアウトからモールで前進、トライのチャンスを狙う🔥
ヴェルブリッツのペナルティーで更に敵陣深くに入る。ラインアウトから再びモールで前進🔥ボールを出す。重なるヴェルブリッツのペナルティー
次が三度目の正直でトライ成るか⁉️
しかし、レヴズボールのラインアウトが『ノットストレート』の判定🥲
攻守が入れ替わった、ヴェルブリッツはレヴズ陣内に入る。
あと10分
しかしレヴズはスクラム勝負に負けた🥲。ヴェルブリッツはショットを選択。
2点差。残りは7分を切った。
* * *
ダービーの結末は、あまりに、あまりに切ないものだった🥲
なぜあんなことが起こったのか。
中央でのレヴズボールのラインアウト、無事キャッチされたボール。しかし、その後パスを受けたSH吉沢さんから放たれたボールをヴェルブリッツ福田選手がインターセプト😨😨😨😨
そのまま一直線に福田選手は走り切った。
残り5分、クロニエ選手のCGは失敗。
点差はわずかに3点、しかし、それは動かなかった。
ノーサイド
言葉にならない、ある種『アイスタ』以上に悲しい幕切れだった🥲
まもなく、エコパの夜空に打ち上げ花火が上がり始めた。
きっとアリーナで『夢』を満喫したKAT-TUNファンも、この夜空を見上げ『夢』の余韻に浸ったことだろう。
レヴニスタには、その美しさもまた悲しかったか。
夜空に発せられた眩い閃光が、この敗北の痛みを消し去ってくれたら。その後に響く重低音がこの辛い記憶まで吹き飛ばしてくれたら、、、
いや、
今だけは悔しさと悲しさにどっぷり身を浸していようか。
〜あとがき〜
残り5分での逆転負け。3点差。
アイスタと同じ展開になってしまいましたが、これこそがレヴズの来季への課題なのでしょうか。
久々のTV観戦、しかも負けを知ってからの録画視聴だったので、当初試合に上手く心を乗せられるか不安でした。
ところが、一日でも日を置くと心は蘇るものです😅
まるで負けたことなどなかったように逆転寸前まで夢中で見てしまいました💦
そのぶん、逆転の瞬間はあまりに切なく、悔しく、言葉になりませんでしたが。
しかし戦いはまだ続きます。
あと二試合、応援を続けるのみ❗️
レヴニスタは再び応援への英気を養い週末に備えます❗️
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