
ラグビー観戦記☆TONGA SAMURAI XV vs EMERGING BLOSSOMS 〜南の『隣人』に光あれ〜
1.遠くて近い国
トンガ王国🇹🇴
日本からの距離8051km、直行便はなく、乗り継ぎ時間を含め19〜21時間のフライト時間。
大小170にも及ぶ島々で構成され、総面積は日本の対馬とほぼ同じ、総人口は約10万人、主な宗教はキリスト教。
親日国として知られ、下掲外務省資料によれば、日本は、オーストラリアに次ぐ経済援助国だという。
そんな南洋の島国に未曾有の災害が生じた。
今年1月15日、海底火山が大規模噴火、それに伴う津波被害等で、国全体が多くの被害を受けたのだ。日本も国際緊急援助隊を派遣した。
この国と長年縁が深い日本ラグビー界は、災害直後から義援金募金など支援活動を続けてきた。そして、
噴火から約半年のこの日、復興支援チャリティーマッチが行われようとしていた。
2022年6月11日 秩父宮ラグビー場
ジャパンラグビーチャリティーマッチ2022 TONGA SAMURAI XV vs EMERGING BLOSSOMS

日本代表入りを目指す若き戦士達『NDS(ナショナル・デベロップメント・スコッド)』のメンバーから選抜された【EMERGING BLOSSOMS】
トンガにルーツを持ち、日本を活動拠点とする選手達で構成された【TONGA SAMURAI XV】
このチャリティーマッチの収入から経費を差し引いた収益金は、すべて駐日トンガ王国大使館へ寄付されることになっていた。
両チームのメンバーは既に発表されていた。
まずはEMERGING BLOSSOMS のメンバー、

明日を担う若き選手達を、W杯戦士田村さん、立川さんらが牽引する。これは、なかなかの豪華メンバーだ😳😳
そして、TONGA SAMURAI XVのメンバー、

中島イシレリ選手、レメキ選手、ナエアタ・ルイ選手、、W杯戦士を始め有望選手が名を連ねる。それにしても、
日本には、こんなにもトンガをルーツとする選手がいたのか😳😳、と今更ながら驚かされる。
HCは、ラトゥウィリアム志南利さん。80年代、大東文化大を一躍強豪ならしめ、日本代表として第1回W杯から3大会連続出場された不動の存在、あのラトゥさんだ😳😳😳懐かしい🥲🥲

『ずっといい試合はしてるんだけど、でもラグビーは勝たないとダメですね。本当に一点差でも勝つラグビー、それが僕の好きなラグビーなんです』(三洋電機主将時代のラトゥさんのインタビュー記事 ラグビーマガジン1996年3月号より抜粋)
トンガは1900年英国保護領に、1971年に英国から外交権を回復、立憲君主制国家かつ英国を中心とする緩やかな連合体『コモンウェルス』構成員として現在に至る。ラグビーが盛んな理由はこんな歴史的背景によるのだろう。ちなみに前述外務省資料によると、2021年6月現在での在日トンガ人はわずか154人、もしかして、その多くはラグビー関係者なのだろうか⁉️
私は、いつもとは違う、どこか厳粛な気持ちでこの聖地にやってきた。
「隣人を自分のように愛しなさい」(新約聖書 マタイによる福音書22ー39より抜粋)
2.ここに生きて
午前11時過ぎの外苑前駅
スタジアムへの道すがら、すれ違う人がみんな同じトートバッグを手にしているのに気がついた。
高知県ブースで配布されるTONGA SAMURAI XVのオリジナル製品だ😳😳急がなければ❗️

(日本ラグビーフットボール協会公式HPより)

この日、赤、白、黒に彩られた聖地は、いつになく温かく柔らかな空気に包まれていた。

大きな龍馬像がお出迎えする高知県ブースでトートバッグを無事受け取り、トンガへの募金も済ませた。あとはチャリティーTシャツだ❗️
その呼びかけに是非とも応じたかったが適当なものが見つからない。唯一見つけた赤いTシャツは、北海道日本ハムファイターズのコラボTシャツだ😳😳とりあえずそれで家を出たが、さすがに外苑前からはチーム名を上着で隠してきた。
チャリティーTシャツは幸いまだ十分在庫があった。早速座席について身支度を整える。

予報通り天気は曇り、かなり湿度は高いのか、ジワジワと息苦しい暑さが襲ってくる🥲🥲

電光掲示板の上には、日本とトンガの旗が風にひるがえっていた。これも国際試合、格式の高さを改めて実感するが、同時にチャリティーマッチならではの温もりも会場横断幕から伝わってくる。


ふと、見慣れた後ろ姿に気がついた。
NDS、及びEMERGING BLOSSOMSを率いるHC、静岡ブルーレヴズ監督堀川隆延さん(=タッキー)だ。

今季通い詰めたレヴズの試合で見慣れていても、
前回W杯前も同職に就き今回2度目の登板、と知ってはいても、
なんだか別人に見える😳😳😳
国際試合という晴れ舞台、しかもHCとしてこの聖地に立つ姿に、なんだかジーンとくる🥲
昔のラグビーマガジンに掲載された一枚の写真を思い出した。

ラグビーマガジン1992年1月号臨時増刊・早明戦1992特集【飛び出したルーキー】より抜粋
タッキーのラグビー人生は、今日に至るまで常に順風満帆、とはいかなかったけれど、、
土で汚れた白いジャージ、部員識別のため書かれた左胸の大きな苗字、ラグビー人生歩き続けて時を経た今その身を包むのは、
代表スタッフの黒いポロシャツ、左胸に咲く『3つの桜』🌸🌸🌸
タッキーに課された今回の任務、それは、
率いる桜の蕾達を一輪でも多くこのグラウンドで咲かせること。フランスの地で『勇敢なる桜』となるために❗️
この重責を果たすべく、まずこのチャリティーマッチに臨む。
あの写真から30年、タッキーは来月49歳になる。HCの職務は翌週ウルグアイ戦で一度区切りを迎えるらしい。そして息つく間も無くチームに戻り新シーズンに向けて始動、ラグビーと生きる日々はこれからも続く。
『君ね、人生って、市街電車みたいに、追いかけて飛び乗れるものではないんだよ。』(ミュージカル『グランドホテル』より)
3.フランスを目指して🇫🇷
TONGA SAMURAI XV(以下、トンガサムライと表記する)が先にグラウンドに登場した。
レメキ選手、中島イシレリ選手等のW杯戦士を始め逸材達が集結した。期待の大学生もいるらしい😳😳


EMERGING BLOSSOMS (以下、エマージングブロッサムズと表記)は、まずキャプテン田村優さんが登場した。コイントスがあるようだ。トンガサムライ主将のバツベイシオネさんと談笑する。


この日のジャージは特別仕様🌟🌟赤を基調とするトンガに敬意を表して、いつもの赤白ジャージではなく、
【グレー✖️ホワイト&背番号はレッド】
という実にシックな色合いになった。SNS上でもファンに大好評🌟🌟ただし販売予定はないとの事🥲🥲
【#ジャパンラグビーチャリティーマッチ】
— J SPORTS🏉ラグビー公式 (@jsports_rugby) June 11, 2022
今日、「EMERGING BLOSSOMS」(#エマージングブロッサムズ)が着用するジャージ。グレーと白を基調とし、背番号は🇹🇴トンガ復興を願い赤となっています。 pic.twitter.com/9EFVoc5EVC
優さんのプレイを見るのは、日産スタジアムのvs埼玉ワイルドナイツ戦以来だ。リラックスした様子で練習を始める。

スピアーズの立川さん、ワイルドナイツの竹山さん、ヴェルブリッツの茂野さん、、次々と各チームの主軸が登場する😳😳
エマージングブロッサムズは『日本代表に続く存在』、と知ってはいても、このレベルの高さに驚くばかり。どこを撮っても『スター』しかいないのだから🌟🌟🌟🌟




田村さんと立川さんが話している。何とも贅沢な風景だ😳😳

電光掲示板でメンバー紹介が始まった。登場選手全てが各チームの柱🌟🌟代表への道がいかに険しいか痛感せずにはいられない😳😳

トンガ選手達は先に引き上げて行った。隊列を組んで進む。観客席から大きな拍手が沸いた。

そして、エマージングブロッサムズも引き上げていく。
誰もいなくなったグラウンド、、まもなく、

数人の大人と小さな子供たち、そして、大きなフラッグを持った一団が現れた🌟🌟🌟

グラウンド中央にフラッグが広げられた。各試合会場で寄せられたトンガへの祈りと激励が込められた寄せ書きが、一枚のビッグフラッグとなったのだ🌟🌟

その前に『スクラムユニゾン』のメンバー、廣瀬俊朗さん、村田匠さん、田中美里さんと、子供達の合唱隊が立った。そしてもう1人、トンガの民族衣装に身を包む男性が静かに立っていた。

トンガ留学生の草分け的存在、TONGA SAMURAI XV団長を務めるノフォムリ・タウモエフォラウさんだ。留学本来の目的は意外にも『そろばん』の習得だったという。
いつもとは違う厳かな雰囲気の中、試合前セレモニーが始まろうとしていた。
4、前半〜戦いはその祈りから始まり〜
日本、トンガ両国の国旗が入場した。セレモニーの準備が整う。

ここで、在日本トンガ特命全権大使のご挨拶があった。

ご挨拶が終わると、両チームが同時に入場し、それぞれ一列に並んだ。


両国の国歌が演奏された。エマージングブロッサムズは肩を組み、トンガサムライは左胸に拳をあて国歌を歌う。
国歌斉唱が終わると、トンガサムライはグラウンド中央で円陣を組んだ。

これから、『シピタウ』が始まるのだ❗️
シピタウ=トンガの『ウォークライ』すなわち、
士気を高めるために、スポーツの試合、主にラグビーの試合前に叫びながら行う舞踏のこと。
今回、この試合のために特別に作られたという。
エマージングブロッサムズは全員で一列に並び肩を組んでトンガサムライに向き合う。

🏉 #ジャパンラグビーチャリティーマッチ2022
— J SPORTS🏉ラグビー公式 (@jsports_rugby) June 11, 2022
🆚 EMERGING BLOSSOMS - TONGA SAMURAI XV
◥◣迫力のシピタウ①◢◤
TONGA SAMURAI XV🇹🇴による""シピタウ""
選手たちの気合いが会場全体に伝わる🔥
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🏉 #ジャパンラグビーチャリティーマッチ2022
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🆚 EMERGING BLOSSOMS - TONGA SAMURAI XV
◥◣迫力のシピタウ②◢◤
TONGA SAMURAI XV🇹🇴による""シピタウ""
選手たちの気合いが会場全体に伝わる🔥
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踏み鳴らす足、振り上げる拳、湧き出す声、

それは勇ましく、神々しく、祖国への愛と誇りに満ちていた。

観客席からの喝采の拍手は、しばらく鳴り止まなかった。
その中で、エマージングブロッサムズは円陣を組んだ。

いよいよ、試合が始まる。

* * *
エマージングブロッサムズが別府に集合したのは6月3日、わずか1週間で新チームのシステムに適合するのは簡単ではない。トンガサムライも事情は同じだろう。
お互い、何となくボールが手につかない💦
そのせいか、主将田村さんは声を出しっぱなしだ。
とはいえ、日本代表入りを目指す選手達に言い訳は許されない。この適合力もまた試されている、おそらくは。
試される、その状況はトンガサムライも同じだろう。この日の活躍は、人生を切り開く大きなチャンスでもあるのだ。
チャリティーマッチとはいえ、お祭り要素は微塵もない。華麗なる舞台を目指す選手達のヒリヒリとした緊張感がグラウンドを覆っていた。
エマージングブロッサムズは、試合開始早々から敵陣に攻め込む。相手のペナルティーを誘い早くもゴールラインに近づいた🔥🔥
ファンデルバルト選手は、後ろ振り向きざまに短いパス、受けて即スルスルっと集団を抜け出したのはキャプテンだ🔥🔥

エマージングブロッサムズ 田村優選手、先制のトライ❗️❗️
🏉 #ジャパンラグビーチャリティーマッチ2022
— J SPORTS🏉ラグビー公式 (@jsports_rugby) June 11, 2022
⏰前半8分
EMERGING BLOSSOMS 5-0 TONGA SAMURAI XV#ヴィンピー・ファンデルヴァルト 選手のパスを受けた#田村優 選手がDFを突破し先制のトライ💪
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キックも軽く決めた❗️
7ー0
その後もエマージングブロッサムズは敵陣へ攻め込む。グングン陣地を押しこんでいくテビタ・タタフ選手もトンガ出身だ。
トンガはタックルで応戦🔥🔥これは強烈だ😳😳パワーだけでなく俊敏さも兼ね備える彼らのラグビーはどこかクリエイティブだ。先日来日したサッカー・ブラジル代表にも似ている。
エマージングブロッサムズは敵陣で攻撃を続けるが、トンガのアグレッシブなディフェンスに遭い試合は膠着気味に。
不意に試合が止まった😨
誰がが倒れている。7番嶋田さんだ😳😳❗️右肩を押さえている。
静岡のキャプテン大戸さんが急遽グラウンドに入った。
試合が再び動いたのは前半20分過ぎ。
キックからボールを獲得した竹山さんに猛然と人が集まる。そしてボールを奪って走り出したのはトンガサムライ ナエアタ・ルイ選手🔥🔥
一気に走る🔥🔥さらに攻め込むトンガサムライ、パワーを活かしてジリジリとゴールラインに近づく🔥🔥そして最後に抜け出したのはトンガサムライ5番、埼玉ワイルドナイツ期待の若手ハアンガナ選手🔥🔥
トンガサムライ エセイ・ハアンガナ選手 反撃のトライ❗️

🏉 #ジャパンラグビーチャリティーマッチ2022
— J SPORTS🏉ラグビー公式 (@jsports_rugby) June 11, 2022
⏰前半22分
EMERGING BLOSSOMS 7-5 TONGA SAMURAI XV#中島イシレリ 選手がDFを引き寄せ#エセイ・ハアンガナ 選手が突破しトライ🔥
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CGも成功❗️7ー7の同点❗️
さらに点は動く。前半25分過ぎ。
日本はパスを繋ぎ再び敵陣近くまで攻め込む。柔らかいキックでボールはゴールライン内まで転がりレメキ選手が処理に走るが、猛然とエマージングブロッサムズはその後を追いかけていた🔥🔥
レメキ選手はほぼゴールライン上で捕まり両チームはボールを巡り激しく攻防を続ける、ボールはトンガに出るか、と思いきや笛の音、レフリーの手が上がった。
いつ、トライ⁉️
映像を見て初めて分かった。ゴールライン内に入ったボールに、素早く茂野選手が飛び込んでいたのだ🔥🔥
茂野選手、執念のトライ❗️❗️
EMERGING BLOSSOMS🇯🇵
— 日本ラグビーフットボール協会 (@JRFUMedia) June 11, 2022
茂野選手トライ!ゴール不成功
🇯🇵12ー7🇹🇴#BRAVEFORTONGA pic.twitter.com/dIODfYyWWp
田村選手のCGは失敗、
12ー7
今度はトンガサムライが攻め込む🔥激しく応戦するエマージングブロッサムズ🔥それにしても高くキックされたボール(=ハイボール)のキャッチ能力、レメキ選手は抜きん出ている😳😳
更に攻め込むトンガサムライ、しかし、エマージングブロッサムズはスクラムに組み勝ちどうにか窮地を脱した💦
その後エマージングブロッサムズは攻勢に転じる。
ラファエレ選手の絶妙なオフロードから華麗なパスの連携、しかし、惜しくもトライには至らず🥲
試合が動いたのは前半35分過ぎ。
敵陣深くからのラインアウトからモールで押し進む🔥最後尾でボールを持ったHO堀越さんは、機を見て集団を飛び出しステップで切り返しつつそのままゴールラインへ🔥🔥
エマージングブロッサムズ 堀越選手 技アリのトライ❗️

🏉 #ジャパンラグビーチャリティーマッチ2022
— J SPORTS🏉ラグビー公式 (@jsports_rugby) June 11, 2022
⏰前半36分
EMERGING BLOSSOMS 17-7 TONGA SAMURAI XV
ラインアウトから #堀越康介 選手が
持ち味のステップからトライを決め追加点💪
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田村選手のCGは失敗
17ー7
トンガサムライはすかさず反撃、パワーで一気に前へ抜けるが、ゴールライン手前で尾崎選手は見事なジャッカルを決める🔥🔥
ここで前半終了。17ー7

明日だけ見つめる選手達のエネルギー、その若々しくもギラギラした余韻に会場は包まれていた。

5、後半〜戦い、再び隣人となりて〜
選手達は再び円陣を組んだ。


後半40分が始まった。
後半から、トンガサムライには日本人のSH人羅奎太郎選手が入った。トンガにルーツは全くないが、この日のためにチームから『アイセア』というトンガの名前も与えられたとの事、この日はトンガサムライの一員として試合を牽引する🔥
エマージングブロッサムズは、後半開始早々から敵陣に攻め込む🔥🔥一度はレメキ選手にトライを阻止されるが、後半3分過ぎ、再びスクラムからチャンスを得る。
茂野→田村→尾崎と豪華リレーで繋ぎ、最後は竹山さんが余裕を持ってゴールラインを走り抜けた🔥🔥お約束の指差しポーズも決まった🌟🌟
エマージングブロッサムズ 竹山選手 華麗にトライ❗️

🏉 #ジャパンラグビーチャリティーマッチ2022
— J SPORTS🏉ラグビー公式 (@jsports_rugby) June 11, 2022
⏰ 後半2分
EMERGING BLOSSOMS 22-7 TONGA SAMURAI XV
素早くパスを繋ぎ#竹山晃暉 選手がトライを決める🏉
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田村選手のCG も成功❗️
24ー7
しばらく試合は膠着する。
スクラムからエマージングブロッサムズのタタフくんが走る🔥これを機に敵陣でマイボールラインアウト。そのまま攻め込むが、根塚選手にトンガサムライ3人が襲い掛かり🔥🔥ゴールライン直前でトライならず🥲
相変わらず、ハイボールのキャッチ力でレメキ選手は能力の高さを見せつけ、観客席からため息がもれた。
ここで、田村さんと共にチームを牽引してきた立川さんが退いた。大きな拍手が起こった。ハルさんはやはり頼りになる男だ🌟🌟
トンガサムライも大きく選手交代して攻勢に出た。みるみるゴールラインまで攻め込むが、エマージングブロッサムズは、手や体を入れ込みボールを地につかせない🔥🔥
あっという間に試合開始から60分をこえた。トンガサムライは攻め続ける。
再びゴールライン寸前まで押し込み、最後は間隙を縫ってスルッと選手が飛び込んだ🔥🔥
トライか⁉️しかしTMO が入った。観客からは思わずため息が💦
やはり、トライ直前にノックオンがあったらしい🥲🥲
しかし、その後再びトンガサムライ攻勢🔥🔥
激しく強く、どこかリズミカルに、
彼らのラグビーには『Joy』という言葉が似合う。
トンガサムライは、敵陣でマイボールのラインアウトから敵の防御を振り切り、横浜キヤノンイーグルス期待の星がそのまま力強く押し込んだ🔥🔥
トンガサムライ シオネ・ハラシリ選手力強くトライ❗️

🏉 #ジャパンラグビーチャリティーマッチ2022
— J SPORTS🏉ラグビー公式 (@jsports_rugby) June 11, 2022
⏰後半25分
EMERGING BLOSSOMS 24-12 TONGA SAMURAI XV
ラインアウトから #シオネ・ハラシリ 選手が
持ち味の力強さを発揮しトライを決める🔥
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CGは失敗、
24-12
試合時間はあと15分あまり。
いつまでも見ていたい、そんな気持ちになる。
エマージングブロッサムズは、トンガサムライのペナルティーから敵陣に入る。マイボールのラインアウトからボールはタタフくんの手へ。
ゴールラインまで、それなりに距離はあったのだが、、
タタフくんはステップを切りながら、敵を手で振り払い、体をうまく回しつつ敵をかわし、なんと、そのままゴールラインに飛び込んだ🔥🔥🔥
エマージングブロッサムズ テビタ・タタフ選手 ワンマンショーのトライ❗️
🏉 #ジャパンラグビーチャリティーマッチ2022
— J SPORTS🏉ラグビー公式 (@jsports_rugby) June 11, 2022
⏰ 後半33分
EMERGING BLOSSOMS 29-12 TONGA SAMURAI XV
💪止まらない💪#テビタ・タタフ 選手が相手DFが密集する中
1人でトライに持ち込む👊
🔽J SPORTSオンデマンドでLIVE配信中🔽https://t.co/LDxldAmmtr#ジャパンラグビー #ラグビー pic.twitter.com/EXFqPupdnT
田村選手CGも成功❗️31-12
試合時間はあと5分❗️
トンガは攻め続けた🔥🔥
互いの骨が軋むようなパワーで、トンガサムライはエマージングブロッサムズを蹴散らし前進し続ける🔥🔥懸命に守るエマージングブロッサムズ🔥
あと1分❗️
再びトンガサムライは攻める。ここで80分のホーンが鳴った。
観客席からは手拍子が起こった🔥🔥ゴールラインは目前だ🔥🔥しかし、最後にノックオン。
ここでノーサイド 31ー12
FULL TIME❕❗
— 日本ラグビーフットボール協会 (@JRFUMedia) June 11, 2022
🇯🇵EMERGING BLOSSOMS 31- 12 🇹🇴TONGA SAMURAI XV
熱い試合でした!🔥#BRAVEFORTONGA pic.twitter.com/5xmIVeqxif
激闘を終えた選手達は互いに健闘をたたえあった。


初めは穏やかな笑み、互いの抱擁が続くと、次第に弾けるような笑顔に変わっていった。


そして両チームの選手達は一つの大きな輪を作った。

全員で肩を組み、地に左膝を突き、眼を閉じた。いくつかの言葉が聞こえた。

再び立ち上がると、低く静かな調べが聞こえてきた。

トンガサムライが歌い始めたのだ。穏やかな旋律、メロディーが静かな低音から伸びやかな高音に移ると観客席から手拍子や拍手が湧いた。たくましい男達が奏でる歌、太い声音ながらその澄み切った響きに胸が熱くなった🥲🥲
No Side🇯🇵🇹🇴#BRAVEFORTONGA pic.twitter.com/FuoW4WYmoY
— 日本ラグビーフットボール協会 (@JRFUMedia) June 11, 2022
後日、それが祈りの言葉と讃美歌であることを知った。
Himi(ヒミ)とはトンガ語で「賛美歌」を意味します。Tonga Samurai XVが試合前に円陣を組んで歌っていた讃美歌はHimi391です。 https://t.co/MI3VM4u7MO pic.twitter.com/uNIJ55Zy3s
— 駐日トンガ王国大使館 Tonga Embassy Tokyo (TET) (@TongaEmbTokyo) June 16, 2022
メインスタンド側では、両チーム主将、HCのインタビューが行われた。



トンガサムライHCラトゥさんは民族衣装で登場、大きな拍手が湧いた。

選手達は再びグラウンド中央へ集まった。

ここで観客へのサプライズがあった😳😳
トンガサムライは、メインスタンド側に整列し、あのシピタウを再び演じてくれたのだ🌟🌟

その勇壮な姿に観客は更なる拍手を送った。
その後エマージングブロッサムズからトンガサムライへ、チャリティーマッチ記念品が贈呈された。
HCタッキーからHCラトゥさんに記念の盾が、主将田村さんから主将バツベイシオネさんに日本刀レプリカが贈呈された。


最後に、両チーム全員での記念撮影が行われた。


撮影が終わると、選手達はゆっくりとバックスタンドに向けて歩き始めた。

トンガサムライは、バックスタンドのトンガ応援団の前で、さらにバックスタンド中央で『シピタウ』を披露してくれた🌟🌟🌟🌟

エマージングブロッサムズも整列し観客に一礼した。観客の拍手はいつまでも鳴り止まなかった。

帰りの銀座線車内、
密な座席で増幅された蒸し暑さにやられ、身体はクタクタだった。しかし、いつもとはどこか気分が違う。なにより一番気になるはずの勝敗が気にならない。それよりも、
心が暖まる『なにか』、心に染み入る『なにか』に満足していた。
神が伝える『愛』とは、こんな気持ちなのだろうか。
〜あとがき〜
遠く離れた南洋の島国を襲った大きな試練、その困難に思いを馳せ、復興を祈り、支援の手を差し伸べたいと願う。これが、この日観客一人一人が秩父宮に持ち寄った【愛】であったと思います。
さらに、トンガサムライXVの選手達があらゆる形で感謝の意を込め示してくれた【愛】があり、
真剣に試合に向き合う事でトンガへの敬意を示し、試合後は共に祈りの輪を作ったエマージングブロッサムズの【愛】がありました。
『人が人を思う』
その気持ちが生む力の強さをひしひしと感じた1日でした。
トンガ王国の1日も早い災害からの復興を心からお祈りしています。