【WBCチームと中小企業】(6/19 OA)
毎週月曜日の昼12時30分から、ウメダFMでOAしています「はたなび+」。https://www.be-happy789.com/
「働きたい、学びたい、楽しんじゃいたい」と言う人を応援する番組です。このコーナーでは、ジャーナリストのボク・大谷邦郎が最近、気になった
ニュース、それも大きなニュースじゃなく、身近な話題や、実際にボクの周りで起こった出来事を取り上げて、紹介しています。
(苺:苺菓しえりさん 大:大谷邦郎)
苺:さ~て、今週のニュースは?
大:最近「心理的安全性のある職場」って言葉聞いたことがありませんか?心理的安全性と謳っていても、決して“ぬる~い職場”や“なぁなぁの職場”のことを言うのではなく、言うべきことはちゃんと言い、言えば聴いてくれるし、メンバーそれぞれを信頼してくれる職場のことを言います。
その最も分かりやすい喩えをあげると・・・(間)
苺:おっと、ためますね?(笑)
その最も分かりやすい喩えとは、さて、何??
大:それは、優勝したワールドベースボールクラシックの日本チームのような職場です。大ベテランのダルビッシュ投手がいる、話しかけてもええんやろか?わぁ~大谷翔平や、間近で見たらデカいなぁ~、どうしようドキドキする、と言うのがチーム結成時にはあったそうですが、ダルビッシュ投手が自ら進んで後輩に話しかけ、大谷選手も、全身を使って「カモ~ン!」と全員を鼓舞した。そして何より栗山監督が選手を信じ、あの準決勝の村上選手のさよならタイムリーの際も、コーチを通して「お前に任せた!」と言う一言をかけたことから生まれた一打なんですよね~。
苺:野球好きの大谷さん、熱く語りますね~~~(笑)
大:そして、全試合終わった段階で、多くの選手が「またこのチームで闘いたい」と言ったそうです。これが「心理的安全性のある職場」なんです。
苺:確かに、よ~く分かりました。みんなが実に安心してコミュニケーションがとれる職場と言った感じですよね。とは言え、野球チームの話ですよね??
大:ボクが注目したのは、その規模感なんですよ。選手30人、監督コーチ合わせても40人足らず、この規模感が、実はよかったんじゃないかと。これを、一般的な職場にあてはめると、中小企業の職場なんですが、具体的に、こんな企業をご紹介しましょう。
苺菓さんは「ライソン」と言う会社ご存知ですか?
苺:ダイソン?
大:いやいやそれは掃除機の大手企業ですが、「ライソン」と言う社名を知らなくとも、まず、ペヤングは知ってますか?
苺:焼きそばですよね。カップに入った。
大:そのペヤングやきそばを焼くためだけのホットプレートを作り、そのユニークさから大ヒットとなった商品を作ったのが東大阪にあるライソン株式会社で、その他にも様々なユニークなヒット商品を世に送り出しているんですが、従業員数37人!
苺:おぉ!日本チームとほぼ一緒!
大:最近のヒット商品の中には、企画担当者以外の社員のアイデアだったり、アルバイト君やパートさんの声からも生まれた商品があるそうです。
苺:へぇ~ 誰もが提案出来る環境と言うことですね。
大:その通りですよ。37人中女性は15人とおよそ4割いて、また60代の社員も4人おられると言うことで、決して大きな企業ではないのにもかかわらず、多様性が進んでいるんですよね。それだけに、コミュニケーションの重要性に気付かれ、誰もが提案しやすい環境になっているんではないしょうか?
苺:なんだか職場も明るそうですよね。
大:ボクは広報ご担当の、三上紅美子さんからお話を伺ったんですが、いや、ホンマに会社のことを楽しそうにお話しされていました。
さぁ、そこで、就活生の皆さんに申し上げたいのが、中小企業ならではの優位性と言うのは必ずある、と、そして、それは、職場に行って、どんな会社なんだろうと、自ら体感することが大事かと思います。いよいよ企業のインターンシップが本格化します。機会あれば、様々な企業を訪ね、五感をフル活用して、その企業の良し悪しを感じてきて欲しいですね。
苺:ネットだけでは分からない情報をゲットしてきて欲しいですね。
では、ここで一曲お聞きいただきましょう。
ライソンの広報担当者・三上クミコさんからのリクエストです。
未来をワクワクと楽しめそう、と言うことで、映画バック・トゥ・ザ・フューチャーから 「The Power of Love」♪
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