多毛なわたしのセルフカッティング術
またわたしの持病が発症した。
『今すぐに髪の毛切りたい切りたい病』だ。
わたしは毛量が多い。(下のほうも多いが、それはまた別のお話)
ショートボブっぽい髪型だが、あつめて縛ったらパスタ2人前くらいある。
これがわたしを時折、「キィイイィィィエェエェェェー!」と叫びたい気分にさせる。
で、昨日の午後、ふいにそんな気分に襲われたのでさっそく切ることにした。
セルフカッティングである。
良い機会なので、ここでわたしがセルフカッティングする際の手順をおすすめのBGMとともに紹介したいと思う。
1. まず、おもむろに全裸になる。(その前に施錠、カーテンが閉まっていることを指差し確認する)
〜 エマニエル夫人のテーマ 〜
2. おしりがダイレクトに床につくのを避けるため、片膝は立ててもう片方は膝を折り、つま先でバランスを取って精神統一。
〜 ターミネーターのテーマ 〜
3. 髪をてきとーにブロッキングする。
〜 ハッとしてgood 〜
さあ、ここからがいよいよ本番。
4. 襟足部分からだんだん上へ、カミソリつきの櫛で、しゃしゃしゃと髪の毛を梳きながら、毛量と長さを減らしていく。
ポイントは、自分はこの道ひとすじ25年の刀削麺職人であると強くイメージすること。
〜 情熱大陸 〜
5. 合わせ鏡で確認し、問題がなければ、肩などにのっている髪をやさしく振り払い、あたり一面に散らばった髪をそっとかき集め、丸める。
〜 ぬかるみの女 〜
6. 丸めた髪の毛をしばらくながめる。
〜 川の流れのように 〜
7. 体についてるであろう髪を落とさないように、すり足で浴室へ向かう。
〜 赤影の歌 〜
8. 指先で全身を撫でまわし、残り毛チェックしながらシャワーを浴びる。
〜 エマニエル夫人 〜 ふたたび
以上。
あなたがセルフカッティングに挑戦するときの参考にしてもらえれば幸いである。
あなたのサポートはわたしのごはんになります。 言うなればリアルたまごっちです。 わたしを育ててくださってありがとうございます。